犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
愛犬との「暮らし」にまつわる思い出を本にしませんか？出版にかかる費用は０円です。
たくさんの「愛犬との暮らし」の投稿が集まったら一冊の本になり、「国会図書館」に納品されます。

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ペット同伴での退去：敷金礼金なしマンションの修繕費用と解決策

#ペット可物件 #原状回復 #賃貸トラブル

敷金、礼金なしのマンションに住んで3年目なんですけど、ペット禁止なのに犬を飼っていて、その犬が壁紙や床をかなり傷つけてしまいました。コンクリートが見えるくらい壁紙が破れていたり、床も剥がれていたり…。貯金も15万円くらいしかないので、引っ越しも難しい状況です。退去時の支払いはどれくらいかかるのか、そしてどうすれば一番良いのか教えてください。

ペットを飼っている方が賃貸物件を退去する際、特にペットによる損傷がある場合は、修繕費用が心配ですよね。ましてや、今回のケースのように敷金・礼金がないとなると、その負担は大きくなってしまいます。でも、ご安心ください。焦らず、一つずつ解決策を考えていきましょう。

退去時の修繕費用：想定される金額と内訳

まず、退去時の修繕費用についてですが、現状では正確な金額を算出することは難しいです。なぜなら、損傷の程度や範囲、使用する材料、施工業者によって費用が大きく変わるからです。しかし、大まかな費用を想定することは可能です。

コンクリートが見えるほどの壁紙の破損、フローリングの剥がれ、塗装の剥がれ…これらは全て原状回復義務の範囲内です。具体的には、以下の項目の費用がかかると考えられます。

壁紙の張替え：損傷の範囲が広いので、部屋全体、もしくは壁一面の張替えが必要になる可能性が高いです。費用は㎡あたり数千円〜数万円と幅があります。広さによって費用は大きく変わってきます。
フローリングの修理・交換：剥がれた部分の修理だけでなく、周囲のフローリングとの色合いや質感の統一を考慮すると、部分的な交換ではなく、広範囲の交換が必要になるかもしれません。これも㎡あたり数千円〜数万円です。
塗装の補修：壁の下部の塗装剥がれは、部分的な補修で済む可能性もありますが、全体とのバランスを考えると、広範囲の塗り直しが必要になるかもしれません。費用は㎡あたり数千円〜です。
その他：上記以外にも、損傷箇所の清掃費用や、作業にかかる人件費などが発生します。

これらの費用を合計すると、数十万円から場合によっては100万円を超える可能性もゼロではありません。現状の損傷状況から、高額な修繕費用を覚悟しておく必要があるでしょう。

最善策：交渉と分割払い、そして今後の教訓

では、どうすれば良いのでしょうか？まず、大家さんまたは管理会社と早めに相談することが重要です。状況を説明し、修繕費用について話し合ってみましょう。もしかしたら、交渉次第で費用の一部負担をして頂ける可能性もあります。

大家さんとの交渉ポイント

誠意ある説明：ペット禁止のルール違反を認め、謝罪の意を伝えましょう。損傷状況の写真や動画を提示することで、状況を客観的に理解してもらえます。
分割払いの提案：一括で支払うのが難しいことを伝え、分割払いを提案してみましょう。具体的な支払い計画を提示することで、交渉がスムーズに進みます。
自主的な修繕：可能であれば、信頼できる業者を探し、自分自身で一部の修繕を行うことを提案することもできます。費用を削減できる可能性があります。
今後の対応：今後、このようなことがないように、ペットの飼育方法について改善点を伝え、再発防止に努める姿勢を示しましょう。

交渉が難航する場合は、弁護士や専門機関に相談することも検討しましょう。専門家のアドバイスを受けることで、より有利な条件で交渉を進められる可能性があります。

費用を抑えるための工夫

交渉以外にも、費用を抑えるための工夫があります。例えば、信頼できる知人や業者に相談し、見積もりを取ってみることで、費用を比較検討できます。また、自分でできる範囲の清掃や簡単な補修を行うことで、費用を削減できる可能性もあります。

しかし、安易な自己修理はかえって費用がかさむ可能性もあるので、注意が必要です。専門家のアドバイスを得ながら、費用対効果を考慮して判断しましょう。

今後のペットとの生活：安心できる住まい探し

今回の経験を通して、ペットと安心して暮らせる住まい選びの重要性を実感されたのではないでしょうか。今後、引っ越しを検討する際には、ペット可物件を積極的に探すことをおすすめします。

ペット可物件の探し方

不動産会社への相談：ペット可物件を専門的に扱っている不動産会社に相談することで、希望に合った物件を見つけやすくなります。
インターネット検索：「ペット可マンション」「犬OK賃貸」などのキーワードで検索することで、多くの物件情報を閲覧できます。DOG-FRIENDLYのようなペット可物件に特化したサイトも活用してみましょう。
条件の明確化：ペットの種類、大きさ、飼育頭数などを明確にしておくことで、適切な物件選びができます。

ペット可物件を選ぶ際には、ペットに関する規約をしっかり確認することが大切です。飼育制限や追加料金、敷金・礼金の取り扱いなど、事前に把握しておきましょう。

また、引っ越し前に、ペットの行動や習性をよく理解し、適切な対策を行うことで、今後のトラブルを予防することができます。例えば、壁紙を傷つけやすい犬種であれば、爪を定期的に切る、傷つきにくい素材の家具を選ぶなどの対策が考えられます。

まとめ：前向きな一歩を踏み出しましょう

今回の状況は確かに大変ですが、決して諦めないでください。大家さんとの誠実な話し合い、費用を抑えるための工夫、そして今後のための対策をしっかりと行うことで、必ず乗り越えることができます。DOG-FRIENDLYでは、ペットと暮らすための様々な情報を提供していますので、ぜひ活用してください。安心して暮らせる住まいを見つけるお手伝いをさせていただきます。