愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
愛犬との「暮らし」にまつわる思い出を本にしませんか?出版にかかる費用は0円です。
たくさんの「愛犬との暮らし」の投稿が集まったら一冊の本になり、「国会図書館」に納品されます。

投稿してみる

ペット可賃貸の追加費用は普通?初期費用の相場と賢い交渉術

#賃貸契約
 
今日賃貸を契約してきました。ネットではペット相談可との事だったので不動産から大家さんに念の為確認してもらったところ、家賃1ヶ月分(53000円)を追加で払えば良いと言われました。これは普通のことなのでしょうか?実家の猫を連れていきたかったのですが、さすがに高いなと思って迷っています。大家さんの言うことには従うしかないのでしょうか……。そもそも、なぜ追加になるのかも疑問です。ペットが壁紙を破って修繕費がかかる、とかなら納得できるのですが、最初からお金を払うものなのかと……。ほかの賃貸でもよくあることなのでしょうか?

ペットとの新生活、楽しみな反面、初期費用には頭を悩ませますよね。特にペット可物件の場合、通常の賃貸契約に加えて追加費用が発生することがあります。今回のケースでは、家賃1ヶ月分を追加で支払うという条件ですが、本当にそれが一般的なのか、相場はどれくらいなのか、疑問に感じるのは当然です。

この記事では、ペット可賃貸における追加費用の内訳や相場、そして賢く交渉するためのヒントを、具体的な事例を交えながら解説します。この記事を読めば、ペットとの暮らしを諦めることなく、納得のいく条件で新生活をスタートできるはずです。

ペット可賃貸で追加費用が発生する理由

まず、なぜペット可賃貸では追加費用が発生するのでしょうか?その主な理由として、以下の3点が挙げられます。
原状回復費用の増加:ペットは、壁や床を傷つけたり、ニオイが染み付いたりする可能性があります。退去時に通常よりも多くの原状回復費用が発生するリスクがあるため、その費用を事前に徴収する場合があります。
物件の価値維持:ペットを飼育することで、物件の劣化が進み、結果的に物件の価値が下がる可能性があります。その価値の低下を補填するために、追加費用を徴収する場合があります。
他の入居者への配慮:ペットの鳴き声やニオイが、他の入居者の迷惑になる可能性があります。ペットを飼育する入居者には、他の入居者への配慮として、追加費用を負担してもらう場合があります。

これらの理由から、ペット可賃貸では、敷金の上乗せ、礼金、またはペット飼育料といった名目で追加費用が発生することが一般的です。しかし、その金額や名目は物件によって異なり、今回のケースのように家賃1ヶ月分を追加で支払うというケースも存在します。

追加費用の内訳と相場

ペット可賃貸で発生する追加費用には、主に以下の3つの種類があります。それぞれの内訳と相場を見ていきましょう。

1. 敷金の上乗せ
内訳:通常の敷金に加えて、ペットによる損耗に備えるための費用
相場:家賃の0.5ヶ月~2ヶ月分程度
ポイント:退去時に、ペットによる損耗がなければ返金される場合があります。契約時に確認しましょう。

2. 礼金
内訳:大家さんへの謝礼としての費用。ペット飼育の許可に対する謝礼の意味合いも含まれます。
相場:家賃の1ヶ月~2ヶ月分程度
ポイント:敷金とは異なり、退去時に返金されません。

3. ペット飼育料
内訳:ペットを飼育するための費用。共用部分の清掃費用や、ペットによるトラブル対応費用などに充当される場合があります。
相場:月額3,000円~10,000円程度
ポイント:毎月発生する費用です。

今回のケースでは、家賃1ヶ月分を追加で支払うという条件ですが、これが敷金の上乗せなのか、礼金なのか、または別の名目の費用なのかを確認する必要があります。また、相場と比較して高すぎる場合は、交渉の余地があるかもしれません。

ケーススタディ:交渉成功事例

実際に、ペット可賃貸の追加費用を交渉し、条件を改善した事例を見てみましょう。

事例1:Aさんの場合(犬を飼育)

Aさんは、犬と一緒に暮らせる賃貸物件を探していました。希望の物件が見つかりましたが、初期費用として家賃2ヶ月分の敷金が必要とのことでした。Aさんは、以下の点をアピールし、交渉に臨みました。
犬種:小型犬であり、室内での運動が中心であること
しつけ:基本的なしつけがされており、無駄吠えがないこと
対策:床や壁に保護シートを貼るなど、傷や汚れを防ぐ対策を徹底すること

その結果、大家さんはAさんの熱意と具体的な対策を評価し、敷金を家賃1ヶ月分に減額することを承諾しました。

事例2:Bさんの場合(猫を飼育)

Bさんは、猫と一緒に暮らせる賃貸物件を探していました。希望の物件が見つかりましたが、ペット飼育料として月額5,000円が必要とのことでした。Bさんは、以下の点をアピールし、交渉に臨みました。
完全室内飼い:猫は完全室内飼いであり、脱走の心配がないこと
爪とぎ:爪とぎ器を設置し、壁や家具での爪とぎを防ぐこと
消臭対策:定期的な換気や消臭剤の使用により、ニオイ対策を徹底すること

その結果、大家さんはBさんの丁寧な説明と具体的な対策を評価し、ペット飼育料を月額3,000円に減額することを承諾しました。

これらの事例からわかるように、交渉においては、ペットの種類や性格、そして飼育環境について、大家さんに具体的に説明することが重要です。また、傷や汚れ、ニオイを防ぐための対策を具体的に提示することで、大家さんの不安を解消し、交渉を有利に進めることができます。

賢く交渉するための5つのヒント

それでは、ペット可賃貸の追加費用を賢く交渉するためのヒントを5つご紹介します。

1. 相場を把握する
事前にインターネットや不動産会社で情報を収集し、ペット可賃貸の追加費用の相場を把握しましょう。相場を知ることで、交渉の際に有利な立場に立つことができます。

2. ペットの情報を詳しく伝える
ペットの種類、年齢、性格、しつけ状況などを詳しく伝えましょう。特に、小型犬や猫など、比較的飼育しやすいペットの場合は、交渉の余地が大きくなります。

3. 具体的な対策を提示する
傷や汚れ、ニオイを防ぐための具体的な対策を提示しましょう。例えば、床や壁に保護シートを貼る、爪とぎ器を設置する、定期的な換気や消臭剤を使用するなど、具体的な対策を示すことで、大家さんの不安を解消することができます。

4. 長期入居をアピールする
長期入居を希望することを伝えましょう。大家さんは、安定した家賃収入を求めています。長期入居を希望することで、大家さんにとって魅力的な入居者であることをアピールできます。

5. 誠意をもって交渉する
大家さんに対して、誠意をもって交渉しましょう。高圧的な態度や、無理な要求は避け、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。

まとめ:ペットとの幸せな暮らしのために

ペット可賃貸の追加費用は、ペットとの暮らしを始める上で避けて通れない問題です。しかし、相場を把握し、賢く交渉することで、納得のいく条件で新生活をスタートすることができます。

今回のケースでは、まず、家賃1ヶ月分の追加費用が何に対するものなのかを確認しましょう。そして、相場と比較して高すぎる場合は、今回ご紹介した交渉術を参考に、大家さんと交渉してみてください。

ペットとの暮らしは、かけがえのない喜びをもたらしてくれます。今回の記事が、あなたと愛するペットとの幸せな新生活を応援する一助となれば幸いです。

犬と暮らせる部屋の相談バナー

犬と暮らせるお部屋、探します。

「ペット可物件」だけでは不安……。
DOGFRIENDLYでは、犬との暮らしを大切にした物件探しをお手伝いしています。
犬種や広さ、周辺環境など、どんなことでもお気軽にご相談ください。

     犬と暮らせる物件を探す

おすすめの記事