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ペット可賃貸の悪臭問題!お隣の犬の臭いに困った時の解決策

#ペット可賃貸
 
大阪府箕面市のペットOKの賃貸マンションに住んでいます。お隣さんが大型犬を飼っていて、窓を開けると尋常ではない悪臭がします。引越しの挨拶に行った際、玄関から物凄い臭いがし、室内も不潔そうでした。内見時には悪臭はしなかったので、不動産屋さんに騙された気分です。家賃も駐車場込みで12万円強と高額なのに、この状況は納得できません。お隣さんは地域では有名な方らしいのですが、家が臭くて困っています。ペットOK物件なので我慢するしかないのでしょうか?引越したばかりで再度の引越しは難しく、直接言うべきか悩んでいます。住みづらくならない解決方法はないでしょうか?

結論:まずは管理会社に相談!記録を残しつつ、冷静な対応を

せっかく犬と暮らせるペット可の賃貸マンションに引っ越したのに、お隣の悪臭に悩まされるなんて、本当に辛いですよね。しかも、家賃も決して安くないとなると、余計にやりきれない気持ちになるのも当然です。

結論から言うと、まずは管理会社に相談することをおすすめします。そして、相談内容や対応を記録に残しておくことが重要です。決して感情的にならず、冷静に状況を伝えましょう。

今回は、犬と暮らす賃貸でよくある「お隣の悪臭問題」について、解決策を一緒に考えていきましょう。

ケーススタディ:悪臭に悩むAさんの物語

Aさんは、愛犬のポメラニアン「モコ」と一緒に暮らすために、大阪府箕面市のペット可賃貸マンションに引っ越しました。モコとの生活を夢見て、少し広めの1LDKを選び、家賃も駐車場代込みで12万円強と決して安くはありません。

しかし、引っ越し早々、Aさんは深刻な問題に直面します。それは、お隣の部屋から漂ってくる強烈な悪臭でした。窓を開けると、まるで何日も掃除をしていない犬小屋のような臭いが容赦なく流れ込んできます。

「まさか…」と思いながらも、引っ越しの挨拶にお隣の部屋を訪れたAさん。ドアが開いた瞬間、想像をはるかに超える悪臭に息を呑みました。室内は物が散乱し、明らかに掃除が行き届いていない様子。お隣さんは大型犬を飼っているようでしたが、その犬の臭いが悪臭の主な原因であることは明らかでした。

Aさんは、すぐに管理会社に連絡しました。しかし、管理会社の担当者は「ペット可物件なので、ある程度の臭いは仕方ない」「お隣さんは地域でも有名な方なので、事を荒立てたくない」と、取り合ってくれません。

途方に暮れたAさんは、インターネットで同じような悩みを抱える人がいないか探しました。すると、多くの人がペット可賃貸での悪臭問題に苦しんでいることを知りました。そして、弁護士ドットコムのような専門サイトで相談できることを知り、今回の質問に至ったのです。

悪臭問題、解決への3ステップ

Aさんのように、お隣の犬の悪臭に悩まされるケースは決して珍しくありません。しかし、泣き寝入りする必要はありません。以下の3つのステップで、解決を目指しましょう。

ステップ1:証拠集めと記録

まずは、悪臭の証拠を集めましょう。具体的には、以下のことを行います。
悪臭を感じた日時、場所、状況などを詳細に記録する
可能であれば、臭いを数値化する(臭気計を使用するなど)
写真や動画を撮影する(臭いの元となるものを記録する)

これらの記録は、後々、管理会社や大家さんと交渉する際に、非常に重要な証拠となります。

ステップ2:管理会社への相談(内容証明郵便の活用も検討)

証拠が集まったら、改めて管理会社に相談しましょう。その際、以下の点を明確に伝えます。
悪臭によって、日常生活に支障が出ていること
具体的な証拠(記録、写真など)を提示する
改善策を求める(お隣への注意、清掃の徹底など)

もし、管理会社が依然として対応してくれない場合は、内容証明郵便で改めて通知することを検討しましょう。内容証明郵便は、いつ、誰が、誰に、どのような内容の文書を送ったかを証明するものです。これにより、管理会社が「知らなかった」という言い訳をすることができなくなります。

ステップ3:専門家への相談(弁護士、消費者センターなど)

管理会社との交渉がうまくいかない場合は、専門家への相談を検討しましょう。
弁護士:法的なアドバイスや交渉の代行を依頼できます。
消費者センター:消費者問題に関する相談に乗ってくれます。
不動産に詳しい専門家:不動産に関する知識や経験に基づいてアドバイスをしてくれます。

専門家に相談することで、法的な観点から問題解決への糸口が見つかるかもしれません。

悪臭問題、放置するとどうなる?

悪臭問題を放置すると、様々な悪影響が出てきます。
健康被害:悪臭によって、吐き気、頭痛、アレルギー症状などが引き起こされる可能性があります。特に、小さなお子さんやペットがいる場合は、注意が必要です。
精神的なストレス:常に悪臭に悩まされることで、精神的なストレスが蓄積し、うつ病などの精神疾患につながる可能性もあります。
生活の質の低下:窓を開けられない、洗濯物を外に干せないなど、日常生活に様々な制限が生じ、生活の質が著しく低下します。

これらの悪影響を避けるためにも、悪臭問題は放置せずに、早めに対処することが重要です。

ペット可賃貸を選ぶ際の注意点

今回のAさんのケースから、ペット可賃貸を選ぶ際には、以下の点に注意する必要があることがわかります。
内見時の臭いチェック:内見時には、必ず臭いを確認しましょう。特に、雨の日や湿気の多い日は、臭いが強くなる傾向があります。
周辺環境の確認:お隣や近隣の住人のペットの種類や数、飼育状況などを確認しましょう。
管理会社の対応:管理会社がペットに関するルールをきちんと定めているか、トラブル発生時の対応などを確認しましょう。
契約内容の確認:ペットに関する特約事項(ペットの種類、数、飼育方法など)をよく確認しましょう。

これらの点に注意することで、入居後のトラブルを未然に防ぐことができます。

専門家からのアドバイス:悪臭問題解決のヒント

不動産トラブルに詳しいY弁護士は、今回のケースについて以下のようにアドバイスしています。

「ペット可物件であっても、悪臭が著しく、居住者の生活を著しく妨げる場合は、法的にも問題となる可能性があります。まずは、証拠をしっかりと集め、管理会社や大家さんと交渉することが重要です。交渉がうまくいかない場合は、弁護士に相談することも検討しましょう。」

また、ペットの臭い対策に詳しいZさんは、以下のようにアドバイスしています。

「ペットの臭いは、日々のケアで軽減することができます。こまめな掃除、換気、消臭剤の使用などを心がけましょう。また、ペットの種類によっては、定期的なトリミングやシャンプーも効果的です。」

読者の方へのメッセージ:諦めずに解決を目指しましょう

Aさんのように、ペット可賃貸での悪臭問題に悩んでいる方は、決して一人ではありません。まずは、今回の記事で紹介した解決策を参考に、諦めずに問題解決を目指しましょう。

そして、同じような悩みを抱える人と情報交換をすることも有効です。インターネットの掲示板やSNSなどを活用して、積極的に情報収集を行いましょう。

最後に、あなたの愛犬との快適な生活を心から応援しています。

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