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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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ペット可賃貸の強制退去?愛犬との暮らしを守るためのQ&A

#トラブル
 
現在分譲マンションの一室を賃貸で借りているのですが、入居して2ヶ月足らずで退去をするように不動産の方から告げられました。理由は、住んでいる分譲マンションの管理組合により全室ペット飼育不可になった為だそうです。我が家では小型犬を1匹飼っていて、賃貸契約をした際もその旨申告し、ペット飼育時の敷金礼金も割増で支払っています。オーナーさんの好意により、敷金礼金追加料金なし、引っ越し費用もオーナーさん持ちで、近くの物件に引っ越すようにと言われました。不動産の方からは今住んでいるマンションよりグレードが高いからと説明を受けましたが、私達が今の物件を選ぶ際に気にしていた条件はどれも満たしていなく、正直不満です。今の家の家賃はうちの家計的には少し背伸びしていますが、この物件なら背伸びしてもすみたいと思って決めました。しかし、上記条件がどれも合致しないのに引っ越せと言われても、モヤモヤしてしまいます。今回カーテンや照明も買い替えていますが、また再度買い直す必要があります。慰謝料が欲しいわけではありませんが、せめてカーテン代くらいは出してもらえないものでしょうか。正直契約から今に至って私達に落ち度はないと思っていますが、しょうがないと理解しています。ただ、せめてカーテン代は少しは補助して欲しいのですが、掛け合うことは法律的に可能でしょうか。

Q:ペット可の約束はどこへ?突然の退去要請に困惑

愛犬との新生活をスタートさせたばかりなのに、突然の退去要請とは、心中穏やかではありませんね。しかも、契約時にペット飼育をきちんと申告し、追加の費用も支払っているとなると、納得がいかないのは当然です。今回は、このような状況に陥った場合の対処法について、詳しく解説していきます。

A:まずは契約内容を再確認!

まず、確認すべきは賃貸契約書です。契約書には、ペット飼育に関する条項がどのように記載されているでしょうか?
ペット飼育の許可:ペットの種類や数、飼育に関するルールなどが明記されているはずです。
契約解除の条件:どのような場合に契約解除が可能となるのか、具体的な条件が記載されています。

今回のケースでは、管理組合の規約変更によりペット飼育が禁止になったとのことですが、それが契約解除の正当な理由となるかどうかは、契約書の内容によって判断が分かれます。

ケーススタディ:契約内容と異なる現状

過去の事例を見てみましょう。Aさんのケースでは、契約時にペット可とされていたにもかかわらず、入居後に管理組合の規約変更でペット飼育が禁止になりました。Aさんは、契約書に「管理組合の規約変更に従う」という条項が含まれていなかったため、契約解除を拒否し、ペットとの生活を続けることができました。

法的視点:賃貸借契約と信義則

法律の専門家B先生は、次のように述べています。「賃貸借契約は、貸主と借主の合意に基づいて成立するものです。契約内容が変更される場合、双方の合意が必要です。今回のケースでは、契約時にペット飼育が許可されていたにもかかわらず、一方的に退去を求められるのは、信義則に反する可能性があります。」

引っ越し費用の負担は当然?

オーナー側から引っ越し費用の負担を提案されているようですが、これはあくまで「好意」によるものなのでしょうか?
契約解除の理由:今回の契約解除が、オーナー側の都合によるものである場合、引っ越し費用の負担は当然と考えることができます。
交渉の余地:引っ越し費用だけでなく、カーテン代などの実費についても、交渉の余地は十分にあります。

ケーススタディ:交渉で納得のいく解決

Cさんのケースでは、同様の状況で、引っ越し費用だけでなく、新しい物件の初期費用や、ペットのトリミング代などもオーナー側に負担してもらうことができました。Cさんは、弁護士に相談し、法的な根拠に基づいた交渉を行ったことが成功の要因でした。

具体的な交渉術:感情的にならず冷静に

不動産会社との交渉は、感情的にならず、冷静に行うことが重要です。

1. 証拠の収集:契約書、ペットの写真、購入したカーテンや照明の領収書など、証拠となるものを集めておきましょう。
2. 要求の明確化:引っ越し費用、カーテン代、照明代など、具体的にどのような費用を負担してほしいのか、明確に伝えましょう。
3. 代替案の提示:例えば、「カーテン代の半額を負担していただければ、退去に応じます」など、代替案を提示することで、交渉がスムーズに進むことがあります。
4. 第三者の介入:交渉が難航する場合は、弁護士や不動産に関する専門家など、第三者に相談することも検討しましょう。

専門家のアドバイス:D先生(不動産コンサルタント)

「今回のケースでは、まず、契約書の内容をしっかりと確認し、ご自身の権利を理解することが重要です。そして、不動産会社との交渉では、感情的にならず、冷静に、具体的な要求を伝えるようにしましょう。もし、交渉が難航する場合は、専門家の助けを借りることも検討してください。」

Q:提示された代替物件に不満…断っても良い?

オーナー側から代替物件を提示されているようですが、条件が合わないとのこと。このような場合、断ることはできるのでしょうか?

A:代替物件の選択は借主の自由

代替物件への引っ越しは、あくまで「提案」であり、強制ではありません。ご自身の希望条件に合わない場合は、断る権利があります。
希望条件の再確認:改めて、ご自身の希望条件を整理し、不動産会社に伝えましょう。
代替物件の再検討:他の物件を探してもらうか、ご自身で探すことも可能です。

ケーススタディ:納得できる物件が見つかるまで

Eさんのケースでは、提示された代替物件に納得がいかず、自ら物件を探し、最終的に希望条件に合った物件を見つけることができました。Eさんは、不動産会社に「自分に合った物件が見つかるまで、退去には応じない」と伝え、根気強く交渉を続けました。

代替案の提案:家賃減額交渉も視野に

もし、どうしても退去しなければならない場合、家賃の減額交渉も視野に入れることができます。
減額交渉の理由:今回の契約解除は、オーナー側の都合によるものであるため、家賃の減額を求める正当な理由があります。
相場調査:周辺の類似物件の家賃相場を調べ、それを参考に減額交渉を行いましょう。

Q:乳児がいるのに引っ越し…精神的な負担が大きい

生後半年の乳児を抱えての引っ越しは、想像を絶するほどの負担でしょう。精神的に参ってしまうのも無理はありません。

A:周囲のサポートを積極的に活用

まずは、ご自身の心身のケアを最優先に考えてください。
一時保育の利用:一時保育を利用して、少しでも自分の時間を作りましょう。
行政のサポート:自治体によっては、子育て支援サービスや、引っ越しに関する相談窓口を設けている場合があります。
友人や家族の協力:もし、頼れる友人や家族がいる場合は、積極的に協力を求めましょう。

専門家のアドバイス:F先生(育児カウンセラー)

「育児中の引っ越しは、心身ともに大きな負担となります。無理をせず、周囲のサポートを積極的に活用し、ご自身の心と体のケアを最優先に考えてください。また、今回の件で精神的な苦痛を感じている場合は、専門機関に相談することも検討しましょう。」

まとめ:愛犬との暮らしを守るために

今回のケースでは、まず、契約書の内容をしっかりと確認し、ご自身の権利を理解することが重要です。そして、不動産会社との交渉では、感情的にならず、冷静に、具体的な要求を伝えるようにしましょう。もし、交渉が難航する場合は、専門家や周囲のサポートを積極的に活用し、愛犬との暮らしを守るために、できる限りのことを行いましょう。

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