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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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ペット可賃貸のはずが…!? 犬との暮らしを諦めないための交渉術

#ペット可賃貸
 
現在同じ敷地に3棟戸建が建っている賃貸に住んでいます。その賃貸でのペットトラブルについて質問です。今までの経緯は・犬が飼える物件ということで今の家を紹介してもらった・いざ犬を飼う時に後々のトラブルをさけるために一応不動産屋に確認したところ大家さんには確認していないが多分大丈夫とびっくりする返事が・大家さんに確認したところダメ、そもそも契約書に不可と書いてある・契約書をみたが不可とはどこにも明記されていない。2枚目の項目で「許可をとるもの」と記載されていた。・契約時はそれに対しての説明などもなくざっと名前や住所の記入などをさせられただけ田舎の小さな不動産屋なのでこちらもあまり騒いで変な噂などがたつと困るのですが、大家さんにペット不可なのに犬を飼いたいとごねた。契約時も読んでない。という風に思われていることが嫌です。前にも勝手に飼ってトラブルになった家があったということですが不動産屋がその人にも適当なことを行っていたのでは?と思ったし、今後私見たいな被害者が出ることも嫌です。大家さんに上記の不動産屋とのやり取りを伝えたいのですが、わざわざ電話したり大家さんの家に行くのは失礼かなと悩んでいます。大家さんに失礼のないように上記のやり取りを伝えるけどいい手はないでしょうか。

愛犬との新生活を夢見て賃貸契約をしたのに、まさかの「ペット不可」発覚…! そんな状況に陥り、どうすれば良いか悩んでいませんか? 今回は、そのようなトラブルに巻き込まれたAさんの事例をもとに、大家さんとの交渉を円満に進め、愛犬との暮らしを実現するための具体的なステップと注意点をご紹介します。

なぜ「ペット可」の認識に食い違いが?

今回のケースでは、不動産屋の説明と契約内容、そして大家さんの認識にズレが生じています。このような食い違いは、以下のような原因で起こりやすいと考えられます。
不動産屋の確認不足: 大家さんへの確認を怠り、不確かな情報を提供してしまった。
契約書の曖昧な記載: 「許可をとるもの」という表現が、ペット飼育を明確に禁止しているとは読み取れない。
契約時の説明不足: 重要事項の説明が不十分で、借主が契約内容を十分に理解できていない。

これらの原因が複合的に絡み合い、今回のトラブルを引き起こした可能性があります。

Aさんの取るべき具体的なステップ

愛犬との暮らしを諦めずに、まずは以下のステップで状況を整理し、大家さんとの交渉に臨みましょう。

1. 契約書の再確認と証拠集め:
契約書を隅々まで確認し、ペットに関する条項がどのように記載されているかを دقیقに把握します。
不動産屋とのやり取り(メール、LINE、会話の録音など)を振り返り、ペット可であることを示唆する証拠を探します。
契約時の状況を思い出し、説明不足だった点や曖昧な点などをメモしておきましょう。
2. 大家さんへの手紙:
まずは手紙で、今回の経緯を丁寧に説明しましょう。電話や訪問は、相手の都合を考慮する必要があるため、まずは手紙で状況を伝えるのがおすすめです。
手紙には、以下の内容を盛り込みましょう。
自己紹介と、賃貸物件に住むことになった経緯
不動産屋から「ペット可」と説明を受けたこと
契約書に明確な禁止事項がないこと
愛犬の情報を具体的に伝える(犬種、性格、飼育方法など)
ペット飼育に関するルールを遵守する意思を示す
今回の件で困惑している気持ちと、円満な解決を望んでいること
連絡先を明記し、返信をお願いする
手紙の例文:


〇〇様

いつもお世話になっております。〇号室に住んでおります、Aと申します。

この度、〇〇様にご相談させて頂きたいことがあり、お手紙を書きました。

実は、現在飼育を検討している犬について、不動産会社から「ペット可」であるという説明を受けておりましたが、契約後に〇〇様から「ペット不可」であるというお話があり、大変困惑しております。

契約書を確認したところ、確かにペットに関する明確な禁止事項は見当たらず、「許可を得るもの」という記載があるのみでした。契約時には、この点について詳しい説明はなかったと記憶しております。

現在、私は〇〇(犬種)という犬を飼うことを検討しております。〇〇は、〇〇な性格で、無駄吠えもほとんどなく、きちんと躾もしております。ペット可の物件では、これまでも近隣の方にご迷惑をおかけすることなく、快適に暮らしておりました。

もし、〇〇様にご許可頂けるのであれば、ペット飼育に関するルール(共用部分の清掃、騒音防止など)を遵守し、近隣住民の方々にご迷惑をおかけすることのないよう、細心の注意を払って飼育することを誓います。

今回の件で、〇〇様にご迷惑をおかけしていることを深くお詫び申し上げます。

つきましては、一度お電話(〇〇)またはメール(〇〇)にてご相談させて頂けないでしょうか。

お忙しいところ大変恐縮ですが、ご連絡をお待ちしております。

敬具

〇年〇月〇日

A

3. 面会と交渉:
手紙を送った後、大家さんから連絡があれば、改めて面会を申し入れ、直接話し合いましょう。
面会時には、手紙の内容を改めて説明し、愛犬の写真や動画を見せるなどして、理解を深めてもらいましょう。
ペット飼育に関するルールを具体的に提案し、大家さんの不安を解消するように努めましょう。
例えば、以下のような提案が考えられます。
敷金・礼金の増額
ペット保険への加入
定期的な健康診断の実施
近隣住民への挨拶と理解を求める
退去時のクリーニング費用の負担
4. 第三者への相談:
大家さんとの交渉が難航する場合は、第三者に相談することも検討しましょう。
弁護士や消費者センターなどの専門機関に相談することで、法的なアドバイスや交渉のサポートを受けることができます。
地域の不動産相談窓口や、ペット共生住宅に関するNPO法人なども、相談に乗ってくれる場合があります。

交渉を成功させるためのポイント

大家さんとの交渉を成功させるためには、以下のポイントを押さえておきましょう。
誠実な態度で臨む:
感情的にならず、冷静に、丁寧に説明しましょう。
大家さんの立場や気持ちを理解しようと努めましょう。
嘘やごまかしはせず、正直に話しましょう。
具体的な提案をする:
ペット飼育に関するルールを具体的に提案し、大家さんの不安を解消しましょう。
敷金・礼金の増額やペット保険への加入など、金銭的な負担も検討しましょう。
書面で合意する:
交渉がまとまった場合は、必ず書面で合意内容を確認しましょう。
契約書の修正や覚書の作成など、法的に有効な書面を作成することが重要です。

犬との暮らしを諦めない! その他の選択肢

今回の交渉がうまくいかなかった場合でも、犬との暮らしを諦める必要はありません。以下のような選択肢も検討してみましょう。
ペット可の物件を探す:
ペット可の賃貸物件は、年々増加傾向にあります。
インターネットや不動産屋で、根気強く探してみましょう。
ペット共生住宅など、犬との暮らしに特化した物件もおすすめです。
分譲マンションの購入:
経済的に余裕があれば、ペット可の分譲マンションを購入することも検討しましょう。
賃貸物件と比べて、ペットに関する制限が少ない場合が多いです。
実家や知人に預ける:
一時的に、実家や信頼できる知人に愛犬を預けることも検討しましょう。
預ける期間や費用などを事前に相談しておくことが重要です。

まとめ:愛犬との幸せな暮らしのために

今回のAさんのケースは、ペット可賃貸におけるトラブルの一例です。しかし、諦めずに適切な対応を取ることで、愛犬との暮らしを実現できる可能性は十分にあります。

今回の記事でご紹介したステップやポイントを参考に、大家さんとの交渉に臨み、愛犬との幸せな新生活をスタートさせましょう!

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