愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
愛犬との「暮らし」にまつわる思い出を本にしませんか?出版にかかる費用は0円です。
たくさんの「愛犬との暮らし」の投稿が集まったら一冊の本になり、「国会図書館」に納品されます。

投稿してみる

ペット可賃貸、契約後のキャンセルで返金は可能? 契約書なし、鍵も受け取っていないケースを徹底解説

#契約トラブル
 
引っ越すことになり、マンションを借りたいと思い保証人になってくれた友人と仲介業者に行きました。保証人の印鑑証明と住民票もいると言われたので後日また行く事になりましたが、とりあえず自分の印鑑証明と住民票はこの時に渡しておきました。部屋をとりあえずとっておくための書類にサインしてと言われそれにサイン捺印して10000円を払いました。この日は10000万円の領収書のみもらって帰った状態です。残りの預かり金を振り込んでと言われましたのでとりあえずお金だけはすぐに送金しました。(18万)ですが、その後犬を飼う事になりましたのでペット可マンションにしなくてはならず、しかも自分がどうしても行けない状況でしたので友人にキャンセルを頼みました。自宅にもどり話を聞くと返金はないとの事で、なぜ契約書を書いていないのに返金はないのかと聞いたところ入居日を過ぎて解約届をだしたからだという事でした。ですが、友人はすぐにキャンセルしたと言っているので解約届を見せる様にいいましたがもう破棄したとのこと。最後は最初に書いた書類も契約書だった控はそちらが出張中で取りに来なかっただけじゃないかといいだしでは契約書をみせろといったらなくしてしまったと言い出しました。この場合どうなるのでしょうか?こちらは契約書にサインした意思もないし、控もないし、鍵ももらっていないし、保障会社からあるはずだった電話も受けておりません。お金はとりもどせないのでしょうか?

【結論】契約状況と証拠の有無が重要。諦めずに専門家へ相談を!

結論から言うと、返金される可能性はゼロではありません。しかし、そのためには、契約が成立していたかどうか、そしてそれを証明できる証拠があるかどうかが非常に重要になります。今回のケースでは、契約書がない、鍵も受け取っていない、保証会社からの連絡もない、という状況から、契約が成立していたとは言い難い状況です。

しかし、仲介業者が「最初に書いた書類も契約書だった」と主張している点、そして「入居日を過ぎて解約届を出した」という主張は、非常に厄介です。これらの主張が事実であれば、返金は難しくなる可能性があります。

そこで、今回は、愛犬との新生活を前にトラブルに見舞われたあなたのために、以下の3つのポイントに沿って、具体的な解決策をアドバイスさせていただきます。

  1. 契約状況の確認と証拠収集
  2. 仲介業者との交渉術
  3. 専門家への相談

この記事を読めば、あなたが今何をすべきか、そしてどのように行動すれば良いかが明確になるはずです。ぜひ最後までお読みください。

ケーススタディ

愛犬との新生活を夢見たAさんの落とし穴

Aさんは、長年憧れていた犬との生活を始めるため、引っ越しを決意しました。

不動産屋Bを訪れ、いくつか物件を紹介してもらう中で、Aさんはあるマンションに一目惚れしました。

「ここだ!愛犬との生活は絶対にここでしたい!」

逸る気持ちを抑えつつ、Bに契約の意思を伝えると、Bは「とりあえず部屋を押さえるために」と、Aさんに書類へのサインと1万円の支払いを求めました。

Aさんは言われるがままにサインをし、1万円を支払いました。

後日、Bから残りの預り金18万円を振り込むよう連絡があり、Aさんはすぐに振り込みました。

しかし、Aさんは、契約の手続きを進める中で、そのマンションがペット不可であることを知りました。

「え?ペット不可?そんなの聞いてない!」

AさんはすぐにBに連絡し、キャンセルの意思を伝えました。

するとBは、「もう契約は成立しているから返金はできない」と一点張り。

AさんはBに詰め寄りました。

「契約書なんて書いてない!鍵ももらってない!それに、保証会社からの連絡もまだない!」

しかし、Bは「最初にサインしてもらった書類が契約書だ」と言い、さらに「入居日を過ぎてからキャンセルしたので解約扱いになる」と主張しました。

Aさんは途方に暮れました。

「どうすればいいの?18万円は戻ってこないの?愛犬との生活はもう諦めるしかないの?」

契約状況の確認と証拠収集:冷静な状況把握が第一歩

Aさんのように、契約に関する知識が少ない場合、不動産会社の言い分を鵜呑みにしてしまいがちです。

しかし、泣き寝入りする前に、まずは冷静に状況を把握することが重要です。

今回のケースでは、以下の点を確認しましょう。

これらの情報を整理することで、契約が成立していたかどうか、そしてどのような契約内容だったのかを客観的に判断することができます。

特に、重要事項説明書は、契約内容を理解した上で契約するかどうかを判断するための重要な書類です。

もし、重要事項説明を受けていない場合や、ペットに関する条項の説明がなかった場合は、不動産会社の説明義務違反となる可能性があります。

また、仲介業者とのやり取りの記録は、言った言わないの水掛け論を防ぐための重要な証拠となります。

できる限り詳細な記録を残しておきましょう。

仲介業者との交渉術:感情的にならず、論理的に交渉を進める

状況を把握したら、次は仲介業者との交渉です。

しかし、感情的に交渉しても、良い結果は得られません。

冷静に、そして論理的に交渉を進めることが重要です。

交渉の際には、以下の点を意識しましょう。

これらの点を踏まえ、仲介業者に対して、返金を求める旨を明確に伝えましょう。

ただし、高圧的な態度や脅迫的な言動は絶対に避けましょう。

あくまで冷静に、そして論理的に交渉を進めることが大切です。

専門家への相談:弁護士や消費生活センターを頼る

仲介業者との交渉がうまくいかない場合は、専門家に相談することも検討しましょう。

弁護士に相談すれば、法的な観点からアドバイスを受けることができますし、交渉を代行してもらうことも可能です。

また、国民生活センターや都道府県の消費生活センターでは、消費者問題に関する相談を受け付けています。

これらの機関に相談することで、専門的なアドバイスを受けることができますし、仲介業者との交渉をサポートしてもらうことも可能です。

一人で悩まず、専門家の力を借りることも検討しましょう。

Aさんのその後:諦めずに戦った先に待っていたもの

Aさんは、弁護士に相談し、仲介業者との交渉を依頼しました。

弁護士は、Aさんの主張を論理的に組み立て、仲介業者に伝えました。

その結果、仲介業者は非を認め、Aさんに15万円を返金することで合意しました。

Aさんは、残りの3万円は勉強代として諦めることにしましたが、15万円が戻ってきただけでも大きな成果です。

その後、Aさんはペット可のマンションを見つけ、愛犬との幸せな生活を送っています。

Aさんは言います。

「あの時は本当にどうしようかと思ったけど、諦めずに戦って本当に良かった。弁護士さんには感謝しかないです。」

教訓:契約は慎重に、そして諦めない

Aさんのケースから学べる教訓は、以下の2点です。

愛犬との新生活は、人生を豊かにしてくれる素晴らしいものです。

しかし、そのためには、契約に関する知識を身につけ、トラブルに巻き込まれないように注意することが重要です。

もし、トラブルに巻き込まれても、諦めずに解決策を探し、愛犬との幸せな生活を実現させましょう。

犬との賃貸契約で失敗しないために:契約前に必ず確認すべきこと

今回のAさんの事例のように、ペットとの賃貸契約は、予期せぬトラブルが発生することがあります。

そこで、最後に、犬との賃貸契約で失敗しないために、契約前に必ず確認すべきことをご紹介します。

これらの点を事前に確認し、契約書に明記してもらうことで、後々のトラブルを避けることができます。

愛犬との幸せな生活のために、しっかりと準備をして、安心して新生活をスタートさせましょう。

犬と暮らせる部屋の相談バナー

犬と暮らせるお部屋、探します。

「ペット可物件」だけでは不安……。
DOGFRIENDLYでは、犬との暮らしを大切にした物件探しをお手伝いしています。
犬種や広さ、周辺環境など、どんなことでもお気軽にご相談ください。

     犬と暮らせる物件を探す

おすすめの記事