DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
愛犬との「暮らし」にまつわる思い出を本にしませんか？出版にかかる費用は０円です。
たくさんの「愛犬との暮らし」の投稿が集まったら一冊の本になり、「国会図書館」に納品されます。
猫ちゃんと快適な賃貸暮らしを送りたいのに、一部の住人の心ない言動に悩まされているのですね。お気持ち、とてもよく分かります。せっかくペット可の物件を選んだのに、このような状況では、安心して生活できませんよね。
今回は、ペット可マンションで猫を飼育している方が、犬を飼っている住人から嫌がらせを受けていると感じるケースについて、その原因と具体的な解決策を掘り下げて解説します。
まずは、質問内容を整理してみましょう。
ある子供がうちの玄関前で「猫は外に出たらダメなんだよ、お母さんそうだよね」と言って立ち止まるのがイラっとします！うちは完全室内飼いです。それでも人間の出入りの際に猫が玄関から出てすぐ戻ることもあるので叱っています！外猫も近所で歩いていますが、親から聞いた知識を子供なので鵜呑みにしてるのは分かりますが、親が一緒に子供といて何でウチの玄関前でわざわざそんな話をするの？と思ってしまいます。「うちは猫アレルギーがあるから」なんて話をしてる時もあります（わざわざウチの玄関前でです）。
これってその人の故意的な嫌がらせ行為なのでしょうか！？うちは犬アレルギーがありますが、わざわざそんな話をして共同廊下を歩きません。動物に罪はないのに心ない親子がいるようです。因みにそのお宅は犬を飼っています。私はただイラつく心を抑えていますが、もっと全ての猫に優しい人が増えてほしいなんて夢のまた夢なのでしょうか。
この質問から、以下の点が読み取れます。
ペット可の賃貸マンションに居住
猫を飼育しており、その旨表示
犬を飼育している住人が多い
特定の親子が、質問者さんの家の前で猫に関する批判的な発言をする
質問者さんは、その発言を嫌がらせと感じている
質問者さんは犬アレルギーを持っている
これらの状況を踏まえ、考えられる原因と具体的な対策を一緒に考えていきましょう。
質問者さんが嫌がらせと感じる原因は、いくつか考えられます。
猫に対する誤解や偏見：一部には「猫は外に出るもの」「猫は汚い」といった誤解や偏見を持っている人がいます。
犬を飼っていることによる優位性：犬を飼っている人の中には、猫よりも犬の方が優れていると考えている人がいるかもしれません。
猫アレルギー：実際に猫アレルギーを持っている場合、猫の存在自体が不快に感じられることがあります。
単なる無神経さ：悪意はなく、単に配慮に欠ける言動をしているだけかもしれません。
状況を改善するためには、以下の対策を段階的に試してみることをおすすめします。
まずは、相手の親御さんと直接話してみるのが良いでしょう。ただし、感情的に非難するのではなく、冷静に状況を説明することが重要です。
話しかけるタイミング：相手が落ち着いている時間帯を選びましょう。
話す場所：できれば、お互いの家から離れた場所（マンションのエントランスなど）が良いでしょう。
話の内容：
「いつも〇〇ちゃんの声が聞こえてきますね」など、穏やかな口調で始める。
「猫を飼っていることをご存知かと思いますが、完全室内飼育をしています」と伝える。
「〇〇ちゃんの言葉は、少し傷つきます。もし何か誤解があれば、お話したいです」と伝える。
相手の言い分も丁寧に聞き、理解しようと努める。
「お互いに気持ちよく生活できるよう、協力していきたい」と伝える。
【会話例】
あなた：「こんにちは。いつも〇〇ちゃんの元気な声が聞こえてきますね。」
相手：「あ、こんにちは。うちの子が騒がしくてすみません。」
あなた：「いえいえ、元気があって良いなと思っています。実は、〇〇ちゃんが家の前で『猫は外に出たらダメ』と言っているのを聞いて、少し気になっていたんです。ご存知かと思いますが、うちの猫は完全室内飼育なんです。」
相手：「え？そうなんですか？うちの子が何か言ってましたか？すみません。」
あなた：「ええ。〇〇ちゃんの言葉は、少し傷つきます。もし何か誤解があれば、お話したいなと思って。」
相手：「そうだったんですね。申し訳ありません。実は、私は猫アレルギーがありまして…。猫が苦手なんです。でも、室内飼育されているなら、安心しました。」
あなた：「そうだったんですね。猫アレルギーをお持ちとは知りませんでした。うちも犬アレルギーがあるので、お気持ちは分かります。お互いに気持ちよく生活できるよう、協力していきたいですね。」
直接話すのが難しい場合や、話しても改善が見られない場合は、管理会社に相談してみましょう。管理会社は、住人同士のトラブルを解決する義務があります。
相談内容：
具体的な状況（いつ、どこで、誰が、何をしたか）を詳しく伝える。
嫌がらせと感じている点を明確に伝える。
改善してほしいことを具体的に伝える。
証拠：
可能であれば、嫌がらせの証拠（録音、メモなど）を提出する。
期待できる効果：
管理会社から相手に注意喚起してもらう。
マンション全体のルールを見直してもらう（ペットに関するルールなど）。
必要に応じて、第三者（弁護士など）に相談してもらう。
嫌がらせがエスカレートする場合や、精神的な苦痛が大きい場合は、弁護士に相談することも検討しましょう。
相談内容：
これまでの経緯を詳しく説明する。
嫌がらせの内容を具体的に伝える。
慰謝料請求や損害賠償請求が可能かどうか相談する。
必要な証拠：
嫌がらせの証拠（録音、メモ、写真など）
精神的な苦痛を証明するもの（診断書など）
注意点：
弁護士費用がかかる。
裁判には時間と労力がかかる。
嫌がらせを受けている状況でも、猫ちゃんが安心して暮らせるように、以下の点に配慮しましょう。
完全室内飼育を徹底する：猫ちゃんが外に出ないように、玄関や窓の戸締りをしっかり行う。
ストレスを軽減する：猫ちゃんが安心して過ごせる場所（キャットタワー、隠れ家など）を用意する。
愛情をたっぷり注ぐ：猫ちゃんと一緒に遊んだり、撫でたりして、愛情をたっぷり注ぐ。
安全な環境を維持する：
猫にとって有害な植物や薬品を置かない。
誤飲の可能性があるものを片付ける。
定期的な健康チェックを行う。
同じようにペット可マンションで嫌な思いをしている人は、きっと他にもいるはずです。SNSや地域のコミュニティなどを活用して、仲間を見つけてみましょう。
情報交換：
同じ悩みを持つ人たちと情報交換をすることで、解決策が見つかるかもしれません。
精神的な支え：
悩みを共有することで、精神的な負担が軽減されることがあります。
連帯感：
同じ目的を持つ仲間と協力することで、問題解決に向けてより積極的に行動できます。
ペットに関するトラブルは、専門家（獣医、動物行動学者、弁護士など）に相談することで、より適切なアドバイスを得られる場合があります。
獣医：
猫の健康状態や行動に関する相談。
猫のストレス軽減方法に関するアドバイス。
動物行動学者：
猫の行動の原因や改善方法に関するアドバイス。
多頭飼育に関するアドバイス。
弁護士：
ペットに関する法的な問題に関する相談。
損害賠償請求や慰謝料請求に関するアドバイス。
嫌なことがあっても、できるだけポジティブな気持ちを保つように心がけましょう。猫ちゃんと一緒に過ごす時間を大切にし、楽しい思い出をたくさん作りましょう。
趣味を楽しむ：
自分の好きなこと（読書、映画鑑賞、音楽鑑賞など）をして、気分転換を図る。
運動をする：
ウォーキングやジョギングなど、軽い運動をすることで、ストレスを解消する。
リラックスする：
お風呂にゆっくり浸かったり、アロマを焚いたりして、リラックスする時間を作る。
感謝の気持ちを持つ：
猫ちゃんとの生活に感謝し、良い面に目を向けるようにする。
ペット可マンションでの嫌がらせは、決して他人事ではありません。しかし、諦めずに、一つずつ解決に向けて行動することで、必ず状況は改善されます。
今回の記事が、少しでもお役に立てれば幸いです。猫ちゃんと、そしてあなた自身が、安心して快適な賃貸暮らしを送れるよう、心から応援しています。
【今回の記事のポイント】
嫌がらせの原因を特定し、具体的な対策を立てる
コミュニケーション、管理会社への相談、法的手段など、段階的な解決策を検討する
猫ちゃんのストレスを軽減し、安全な環境を維持する
同じ悩みを持つ仲間を見つけ、情報交換や精神的な支えを得る
専門家の意見を聞き、適切なアドバイスを得る
ポジティブな気持ちを保ち、猫ちゃんとの生活を楽しむ
