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ペット可の表記がない賃貸物件、小型犬との交渉は非常識?成功の秘訣を伝授!

#犬との暮らし
 
アパートを探しています。ペット可物件で検索するのは勿論ですが、ペット可や相談などの表記がなくても、ダメもとで「ペットはダメですか?」と聞くのは非常識でしょうか?大家さんや不動産屋さんからすると、書いてないんだからダメに決まってるだろ!と言う感じなのでしょうか。賃貸のサイトなどでペット可と書いてなかったけど交渉でOKになったかたとかいますか?ちなみに部類としては小型犬です。

結論:諦めるのはまだ早い!交渉次第で小型犬との暮らしが実現する可能性も

ペット可の表記がない物件でも、小型犬との入居を諦めるのは時期尚早です。大家さんや管理会社に交渉することで、入居が認められるケースは実際に存在します。ただし、交渉には戦略とマナーが重要です。この記事では、交渉を成功させるための具体的な方法と、注意すべきポイントを徹底解説します。

インタビュー

今回は、ペット共生型賃貸物件専門の不動産会社「わんライフ」のベテラン賃貸アドバイザーである犬山さんと、小型犬との賃貸物件探しに奮闘中の山田さんの対話形式で、交渉のポイントを探っていきましょう。

登場人物
犬山さん:「わんライフ」の賃貸アドバイザー。ペットと暮らせる物件の知識が豊富で、多くの入居者のサポートをしてきた。
山田さん:小型犬(トイプードル)の「モコ」と一緒に暮らしたいと考えている。ペット可物件を探しているが、なかなか見つからず困っている。

インタビュー形式で交渉の秘訣を徹底解剖!

山田さん:犬山さん、こんにちは。実は、ペット可の表記がない物件で、小型犬との入居交渉をすることに悩んでいます。非常識だと思われないか心配で…。

犬山さん:山田さん、こんにちは。お気持ちよく分かります。確かに、ペット不可の物件で交渉するのは勇気がいりますよね。でも、諦めるのはまだ早いですよ!

山田さん:えっ、そうなんですか?でも、大家さんや管理会社は「ダメに決まってる」って思っているんじゃないでしょうか?

犬山さん:必ずしもそうとは限りません。大家さんや管理会社がペット不可にしている理由は様々です。例えば、過去にペットによるトラブルがあった、近隣住民への配慮、物件の管理上の問題などが考えられます。

山田さん:なるほど。でも、交渉でOKになることって、実際にあるんですか?

犬山さん:はい、あります。特に小型犬であれば、交渉の余地は十分ありますよ。ただし、交渉を成功させるためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。

交渉を成功させるための5つの秘訣

1. 事前準備:徹底的な情報収集と自己分析

犬山さん:まず、大切なのは事前準備です。物件の情報を徹底的に調べ、なぜペット不可になっているのか、その理由を推測しましょう。

山田さん:理由を推測するんですか?

犬山さん:はい。例えば、物件の築年数が古い場合、過去にペットによる騒音トラブルがあったのかもしれません。また、近隣に高齢者が多い場合、鳴き声への配慮が必要かもしれません。

山田さん:なるほど。それから、何をすれば良いのでしょうか?

犬山さん:次に、ご自身の状況を分析しましょう。例えば、犬種、年齢、性格、飼育経験などを整理します。特に、小型犬であること、しつけが行き届いていること、無駄吠えが少ないことなどは、交渉の際に有利なポイントになります。

山田さん:うちのモコは、おとなしくて人懐っこい性格です。無駄吠えもほとんどありません。

犬山さん:それは素晴らしいですね!交渉の際に、モコちゃんの性格やしつけについて、具体的に伝えられるように準備しておきましょう。

2. 交渉のタイミング:初期段階で正直に相談

犬山さん:物件探しを始めた初期段階で、不動産会社に「小型犬を飼っている」ことを正直に伝えましょう。

山田さん:初期段階で伝えることが大切なんですね。

犬山さん:はい。後から伝えるよりも、最初に伝えた方が、不動産会社も大家さんに交渉しやすくなります。また、ペット可の物件だけでなく、ペット不可の物件でも交渉可能かどうか、確認してもらいましょう。

山田さん:分かりました。でも、断られたらどうすれば良いですか?

犬山さん:すぐに諦めずに、理由を尋ねてみましょう。そして、その理由に対して、具体的な対策を提案することが大切です。

3. 大家さんへのアピール:誠意と責任感を伝える

犬山さん:大家さんに直接会える機会があれば、積極的にアピールしましょう。

山田さん:どんなことをアピールすれば良いですか?

犬山さん:まずは、ペットを飼うことへの理解を求め、迷惑をかけないように最大限の配慮をすることを伝えましょう。例えば、以下のようなことを具体的に説明すると効果的です。
犬種:小型犬であること、成犬時の体重などを伝える。
しつけ:基本的なしつけができていること、無駄吠えが少ないことをアピールする。
衛生面:定期的なシャンプーやトリミング、予防接種を受けていることを説明する。
騒音対策:防音対策として、カーペットを敷いたり、防音ケージを使用したりすることを提案する。
保険加入:ペット保険に加入していることを伝える。
緊急連絡先:万が一の事態に備え、緊急連絡先を伝える。

山田さん:そんなにたくさんアピールすることがあるんですね!

犬山さん:はい。大家さんは、ペットによるトラブルを最も心配しています。そのため、誠意と責任感を持って、具体的な対策を提案することが大切です。

4. 契約条件の交渉:柔軟な姿勢で譲歩も検討

犬山さん:家賃の上乗せや敷金の増額など、契約条件の交渉にも柔軟に対応しましょう。

山田さん:家賃が上がったり、敷金が増えたりするのはちょっと痛いですが…。

犬山さん:そうですよね。でも、小型犬との暮らしを実現するためには、ある程度の譲歩も必要です。例えば、以下のような条件を検討してみましょう。
家賃の上乗せ:月額数千円程度の家賃アップを検討する。
敷金の増額:退去時のクリーニング費用や修繕費用を考慮して、敷金を増額する。
ペット飼育に関する覚書:ペットの種類、飼育方法、トラブル発生時の責任などを明記した覚書を作成する。

山田さん:なるほど。条件交渉も視野に入れて、検討してみます。

5. 周囲への配慮:良好な関係を築く努力

犬山さん:入居後も、周囲への配慮を忘れずに、良好な関係を築くように心がけましょう。

山田さん:具体的に、どんなことに気を付ければ良いですか?

犬山さん:例えば、以下のようなことに気を付けましょう。
散歩:散歩の時間帯やコースに配慮し、フンや尿は必ず処理する。
鳴き声:無駄吠えをさせないように、しつけを徹底する。
共用部分:共用部分を清潔に保ち、ペットの毛や汚れがないように注意する。
挨拶:近隣住民に積極的に挨拶をし、コミュニケーションを図る。

山田さん:分かりました。モコと一緒に、快適な賃貸生活を送れるように、努力します!

交渉成功の鍵は、大家さんとの信頼関係

犬山さん:交渉を成功させるためには、大家さんとの信頼関係を築くことが最も重要です。誠意と責任感を持って、ペットとの暮らしを理解してもらえるように、丁寧に説明しましょう。

山田さん:犬山さん、今日は本当にありがとうございました。おかげで、勇気が出てきました。教えていただいたことを参考に、交渉にチャレンジしてみます!

犬山さん:頑張ってください!応援しています。

まとめ:小型犬との賃貸物件探し、諦めずに交渉を!

ペット可の表記がない物件でも、小型犬との入居を諦めるのはまだ早いです。事前準備をしっかり行い、誠意と責任感を持って交渉することで、大家さんの理解を得られる可能性は十分にあります。この記事で紹介した5つの秘訣を参考に、小型犬との快適な賃貸生活を実現してください。

犬との賃貸生活を始める前に確認すべきこと

交渉の前に、以下の項目をチェックして、犬との賃貸生活の準備を万端にしましょう。
犬の登録:狂犬病予防法に基づき、犬の登録と予防接種は必ず行いましょう。
ペット保険:万が一の病気やケガに備え、ペット保険への加入を検討しましょう。
防災対策:災害時に備え、犬用の防災グッズを用意しておきましょう。
近隣住民への配慮:犬との生活音や臭いなど、近隣住民への配慮を心がけましょう。

これらの準備をしっかり行うことで、犬との賃貸生活をより快適に、そして安心して送ることができます。

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