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ペット不可物件を犬と暮らせる物件にする交渉術:不動産屋とオーナーの本音

#犬との暮らし
 

ペットと暮らせる物件探し、本当に大変ですよね。特に犬と暮らしたいとなると、物件数はどうしても限られてきます。今回は、そんな状況を打破するかもしれない、ペット不可物件を交渉して犬と暮らせるようにする可能性について、不動産屋とオーナー側の視点から徹底解説します。

はじめまして。現在ペット可の物件を探しています。ペット不可物件を、交渉次第で可にしていただくことは可能なのでしょうか?また、ネットの賃貸情報ではペット可能のみの物件を見ているのですが、交渉次第で可能になる可能性も考えて、ペット不可の物件チェックもした方が良いでしょうか??

結論から言うと、ペット不可物件を交渉によってペット可にできる可能性はゼロではありません。しかし、成功させるには戦略と準備が不可欠です。この記事では、交渉を成功させるための具体的なステップと、知っておくべき注意点を詳しく解説していきます。

交渉の前に知っておくべきこと:ペット不可の理由

まず、なぜその物件がペット不可なのか、理由を理解することが重要です。主な理由としては、以下の点が挙げられます。
過去にペットによるトラブルがあった:鳴き声、臭い、建物の損傷などが原因で、他の入居者との間でトラブルが発生した場合。
オーナーの意向:動物が好きではない、またはアレルギーを持っているなど、個人的な理由。
物件の構造上の問題:防音性が低い、共用スペースが狭いなど、ペットとの生活に適していない。
管理規約による制限:マンションやアパートの管理規約で、ペットの飼育が禁止されている。

これらの理由を把握することで、交渉の際にどのような対策を講じるべきかが見えてきます。例えば、過去のトラブルが原因であれば、同様のトラブルを起こさないための対策を具体的に提示する必要があります。

交渉を成功させるための5つのステップ

それでは、具体的にどのように交渉を進めていけば良いのでしょうか?以下の5つのステップで、成功の可能性を高めましょう。

ステップ1:不動産会社との信頼関係を築く

まずは、不動産会社との良好な関係を築くことが大切です。担当者にあなたの状況やペットに対する愛情、そして責任感を示すことで、交渉のサポートを得やすくなります。
正直に話す:ペットの種類、大きさ、性格、飼育経験などを正直に伝えましょう。
熱意を伝える:なぜその物件に住みたいのか、ペットとの生活に対する熱意を伝えましょう。
感謝の気持ちを忘れない:常に感謝の気持ちを持ち、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。

不動産会社の担当者は、オーナーとの交渉役です。彼らがあなたの味方になってくれることで、交渉は有利に進みます。

ステップ2:ペットに関する詳細な情報を提供する

オーナーが最も心配するのは、ペットによるトラブルです。そのため、ペットに関する詳細な情報を提供し、安心感を与えることが重要です。
犬種と性格:犬種、年齢、体重、性格(人懐っこい、おとなしいなど)を具体的に伝えましょう。
訓練状況:トイレのしつけ、無駄吠えの訓練、commands(おすわり、待てなど)の習得状況を説明しましょう。
健康状態:定期的なワクチン接種や健康診断を受けていることを証明できる書類を準備しましょう。
写真や動画:ペットの可愛らしい写真や、おとなしくしている動画を見せるのも効果的です。

これらの情報を提供することで、オーナーはあなたのペットがきちんと管理されていることを理解し、安心感を抱くでしょう。

ステップ3:具体的な対策を提案する

オーナーの懸念を解消するために、具体的な対策を提案しましょう。例えば、以下のような対策が考えられます。
ペット保険への加入:万が一、ペットが原因で損害を与えてしまった場合に備え、ペット保険に加入することを提案しましょう。
消臭・清掃の徹底:定期的な換気、消臭剤の使用、専門業者によるクリーニングなど、臭い対策を徹底することを約束しましょう。
防音対策:防音マットの設置、窓の二重サッシ化など、騒音対策を講じることを提案しましょう。
近隣住民への配慮:散歩の時間帯や場所、排泄物の処理方法など、近隣住民への配慮を徹底することを約束しましょう。
誓約書の提出:上記の対策を遵守することを誓約する書類を作成し、オーナーに提出しましょう。

これらの対策を具体的に提案することで、オーナーはあなたが真剣にペットとの生活を考えていることを理解し、交渉に応じやすくなるでしょう。

ステップ4:他の入居者への影響を最小限に抑えることを約束する

ペット不可物件の場合、他の入居者への影響も考慮する必要があります。そのため、他の入居者への配慮を徹底することを約束しましょう。
共用スペースの利用:共用スペース(エントランス、エレベーター、廊下など)では、必ずリードを着用させ、他の入居者に迷惑をかけないように注意することを約束しましょう。
鳴き声対策:無駄吠えをさせないように訓練し、必要に応じて防音グッズを使用することを約束しましょう。
トラブル発生時の対応:万が一、他の入居者との間でトラブルが発生した場合は、速やかに解決に努めることを約束しましょう。

これらの約束をすることで、オーナーはあなたが他の入居者への配慮も忘れず、円満な共同生活を送ろうとしていることを理解し、安心感を抱くでしょう。

ステップ5:家賃の上乗せや敷金の増額も検討する

交渉を有利に進めるために、家賃の上乗せや敷金の増額も検討しましょう。これは、オーナーにとって経済的なメリットとなり、交渉に応じやすくなる可能性があります。
家賃の上乗せ:月々の家賃を数千円程度上乗せすることを提案しましょう。
敷金の増額:通常よりも多めに敷金を支払うことを提案しましょう。
原状回復費用の負担:退去時に、ペットによる損傷箇所の原状回復費用を全額負担することを約束しましょう。

これらの条件を提示することで、オーナーはあなたの誠意を感じ、交渉に応じやすくなるでしょう。

成功事例:Aさんの場合

実際に、ペット不可物件を交渉して犬と暮らせるようになったAさんの事例をご紹介します。

Aさんは、どうしても気に入った物件がありましたが、ペット不可でした。そこで、Aさんは以下の対策を講じました。

1. 不動産会社との信頼関係を築き、熱意を伝えた。
2. 愛犬(トイプードル)の写真や動画を見せ、おとなしい性格であることをアピールした。
3. ペット保険への加入、消臭・清掃の徹底、防音対策を提案した。
4. 他の入居者への配慮を徹底することを約束した。
5. 家賃を月5,000円上乗せすることを提案した。

これらの対策が功を奏し、オーナーはAさんの熱意と誠意を認め、ペット可とすることを承諾しました。Aさんは現在、愛犬と共に快適な生活を送っています。

注意点:必ず書面で合意を得ること

交渉が成立した場合、必ず書面で合意を得ることが重要です。口約束だけでは、後々トラブルになる可能性があります。
契約書への明記:ペットの種類、数、大きさ、飼育に関する条件などを契約書に明記してもらいましょう。
特約条項の追加:ペットに関する特約条項(ペットによる損害賠償、退去時の原状回復費用など)を追加してもらいましょう。

これらの書面を作成することで、後々のトラブルを未然に防ぐことができます。

まとめ:諦めずに交渉してみよう

ペット不可物件を交渉してペット可にすることは、決して簡単ではありません。しかし、戦略と準備をしっかりと行えば、成功する可能性は十分にあります。
ペット不可の理由を理解する
不動産会社との信頼関係を築く
ペットに関する詳細な情報を提供する
具体的な対策を提案する
他の入居者への影響を最小限に抑えることを約束する
家賃の上乗せや敷金の増額も検討する
必ず書面で合意を得る

これらのポイントを踏まえ、諦めずに交渉に臨んでみてください。あなたの熱意と誠意が、きっとオーナーの心を動かすはずです。そして、愛犬との幸せな新生活をスタートさせてください。

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