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ペット不可物件での猫の飼育…ダニ被害に遭われた方の解決策を徹底解説

#ペットトラブル
 
今年の初めから賃貸契約での生活をはじめました。ここ数ヶ月の間に『身体の痒み&痛み&腫れ』で悩んでいました。布団から起き上がる時に『ダニ』を見付け、よくよく調べると犬&猫に徘徊するダニだと分かりました。以前から隣の住人が猫2匹飼っている事を知っていましたが、貸室賃貸借契約書上では『ペット飼育不可』の物件だと承知して借りたのですが、一様、先週末に不動産会社&大家には報告しましたが、一向に猫の飼育を止めていない様なのですが・・・部屋の中を飛び回る音が頻繁に聞こえて来るので、どうしたら良い物か悩んでいます。以前、その部屋の猫がいる証拠の写真を撮ってはいますが、これが証拠になるかどうか・・・逆に私が訴えられる恐れも心配なのでどうしたら良いか教えて下さい。

はじめに:ペット不可物件でのトラブル、どうすればいい?

ペット不可の賃貸物件で、隣人が猫を飼育していることが発覚し、ダニによる被害にまで遭われているとのこと、大変お困りのことと思います。今回は、同様の状況に陥った場合に、どのように対処すれば良いのか、具体的な解決策を解説していきます。

ケーススタディ:ある入居者の苦悩と解決

今回のケースは、まさに「泣き寝入り」寸前の状況です。しかし、諦める前にできることはたくさんあります。まずは、同様のケースで実際に解決に至った事例を見てみましょう。

Aさんは、ペット不可のマンションに引っ越したものの、隣室の住人が内緒で犬を飼っていることに気づきました。犬の鳴き声や臭いに悩まされ、管理会社に相談しましたが、なかなか改善されません。そこでAさんは、弁護士に相談し、内容証明郵便を送付。最終的には、隣人は犬を手放し、Aさんは平穏な生活を取り戻すことができました。

解決策1:まずは証拠集めを徹底的に

まず重要なのは、猫が飼育されている事実と、それによって生じている被害の証拠をしっかりと集めることです。
写真や動画:猫が部屋に出入りする様子、鳴き声が聞こえる様子などを記録しましょう。
ダニの発生状況:ダニの種類を特定し、発生源が隣室の猫である可能性を示す証拠を集めましょう。専門機関に依頼して検査するのも有効です。
医師の診断書:ダニによる皮膚炎などの症状が出ている場合は、医師の診断書を取得しましょう。
管理会社や大家とのやり取り:相談内容、対応状況などを記録しておきましょう。

これらの証拠は、後々、交渉や訴訟を行う際に非常に重要な役割を果たします。

解決策2:管理会社・大家への再度の申し入れ

証拠が集まったら、改めて管理会社や大家に状況を説明し、改善を求めましょう。
書面での申し入れ:口頭だけでなく、書面で申し入れを行うことで、記録を残すことができます。
内容証明郵便の利用:内容証明郵便で送付することで、相手に確実に通知したという証拠を残すことができます。
具体的な改善策の提示:猫の飼育をやめてもらう、部屋の消毒を行うなど、具体的な改善策を提示しましょう。

管理会社や大家には、契約違反者に対して是正措置を講じる義務があります。しかし、対応が不十分な場合は、次のステップに進む必要があります。

解決策3:弁護士への相談

管理会社や大家が対応してくれない場合は、弁護士に相談することを検討しましょう。弁護士は、法的な観点から状況を分析し、適切なアドバイスをしてくれます。
内容証明郵便の作成:弁護士名で内容証明郵便を送付することで、相手にプレッシャーを与えることができます。
交渉の代行:弁護士が交渉を代行することで、感情的な対立を避け、冷静に解決策を探ることができます。
訴訟の提起:最終的には、訴訟を提起することも可能です。

解決策4:専門機関への相談

ダニ被害については、専門機関に相談することも有効です。
害虫駆除業者:ダニの駆除方法、再発防止策などについてアドバイスをもらいましょう。
保健所:ダニの種類特定、健康被害に関する相談などに対応してくれます。

訴えられる心配は?

猫の写真を撮ったことが、逆に訴えられるのではないかと心配されているとのことですが、今回のケースでは、正当な理由があると考えられます。
証拠保全の必要性:猫の飼育が契約違反であり、それによって被害を受けていることを証明するために、写真を撮ることは正当な行為と言えます。
プライバシー侵害の程度:猫の写真を撮ることは、隣人のプライバシーを侵害する行為ではありますが、今回のケースでは、その程度は低いと考えられます。

ただし、写真をSNSにアップするなど、不必要に拡散する行為は避けるべきです。

犬との共生を諦めない!引越しも視野に

今回のケースでは、残念ながらペット不可物件でのトラブルです。しかし、犬との生活を諦める必要はありません。
ペット可物件への引越し:ペット可の賃貸物件を探すことを検討しましょう。
UR賃貸住宅:UR賃貸住宅には、ペット共生住宅があります。
ペット相談可の物件:不動産会社に相談して、ペット相談可の物件を探してもらいましょう。

まとめ:諦めずに、専門家の力を借りて解決を

今回のケースは、ペット不可物件でのトラブルであり、解決には時間と労力がかかるかもしれません。しかし、諦めずに、証拠を集め、関係各所に相談することで、必ず解決の糸口は見つかります。弁護士や専門機関の力を借りながら、根気強く対応していきましょう。そして、犬との幸せな生活を実現するために、できることから始めていきましょう。

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