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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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ペット不可物件での犬の預かり問題:アレルギー持ちの家族を守るには?

#ペットトラブル
 
私は木造の賃貸アパートに住んでおり、向かいの棟のおばさんがトラブルメーカーで困っています。そのおばさんの元旦那が隣に引っ越してきてから、犬がおばさんの家と隣の家を行き来するようになりました。以前、娘が犬アレルギーで喘息発作を起こしたことがあるため、犬を近づけないでほしいと伝えたのですが、犬を連れて挨拶に来たり、触らせようとしてきます。そのせいで娘の喘息が悪化し、声も出しづらくなりました。管理会社に相談したところ、犬を連れてくるくらいなら問題ないと言われ、どうすれば良いか困っています。二件隣の住人も重度の犬アレルギーを持っており、同様に困っています。どうにかして犬が近づかないようにしたいのですが、泣き寝入りするしかないのでしょうか?

このお悩み、本当に深刻ですね。せっかくのGWにお子さんの体調が悪くなってどこにも行けないなんて、本当にお辛いと思います。しかも、ご近所の方も同じように犬アレルギーで苦しんでいるとなると、これは何とか解決したい問題です。

結論から言うと、決して泣き寝入りする必要はありません!管理会社の対応が不十分な場合でも、諦めずにできることはたくさんあります。今回は、アレルギーを持つご家族を守りながら、穏やかな生活を取り戻すための具体的なステップを解説します。

1. まずは状況を整理しましょう:何が問題なのか?

まず、今回の問題を整理してみましょう。
ペット不可物件であること:契約上、犬の飼育は禁止されているはずです。
犬の出入り:犬が頻繁に出入りすることで、アレルギー症状が悪化しています。
管理会社の対応:管理会社が「犬を連れてくるくらいならいい」という認識で、対応してくれない。
近隣住民への影響:あなただけでなく、近隣住民も犬アレルギーで困っている。

これらの要素を一つずつ解決していく必要があります。

2. 管理会社との交渉:証拠を集めて粘り強く訴えよう

まずは、管理会社との交渉を再度試みましょう。ただし、前回と同じように口頭で伝えるだけでは、なかなか動いてくれない可能性があります。そこで、以下の点を意識して交渉に臨んでみてください。
書面での申し入れ:口頭だけでなく、必ず書面で申し入れを行いましょう。日付、状況、要望を明確に記載し、記録を残すことが重要です。
証拠の収集:犬の出入りを記録した写真や動画、お子さんのアレルギー症状を記録した医師の診断書など、客観的な証拠を集めましょう。
近隣住民との連携:同じように困っている近隣住民と協力し、連名で申し入れを行うのも効果的です。
具体的な要望:単に「犬を何とかしてほしい」と伝えるのではなく、「犬の出入りを禁止する」「アレルギー対策として共用部分の清掃を徹底する」など、具体的な要望を伝えましょう。
契約書の確認:賃貸契約書を再度確認し、ペット禁止に関する条項がどのように記載されているかを確認しましょう。

管理会社が対応してくれない場合は、以下の機関に相談することも検討しましょう。
消費者センター:賃貸契約に関するトラブルについて、専門的なアドバイスを受けることができます。
弁護士:法的手段も視野に入れる場合は、弁護士に相談するのが確実です。

3. 内容証明郵便を送付する:あなたの意思を明確に伝える

管理会社への申し入れがうまくいかない場合は、内容証明郵便を送付することも有効な手段です。内容証明郵便とは、いつ、誰が、誰に、どのような内容の文書を送ったかを証明するもので、法的な証拠となります。

内容証明郵便には、以下の内容を記載しましょう。
契約違反の事実:ペット禁止の契約に違反していることを明確に指摘します。
具体的な被害状況:お子さんのアレルギー症状が悪化していること、日常生活に支障が出ていることなど、具体的な被害状況を記載します。
改善要求:犬の出入りを禁止すること、アレルギー対策を講じることなど、具体的な改善要求を記載します。
期限:改善を求める期限を明示します。
法的措置の可能性:期限内に改善が見られない場合は、法的措置も検討していることを示唆します。

内容証明郵便を送付することで、管理会社に対して「本気で困っている」「法的手段も辞さない」という強いメッセージを伝えることができます。

4. 大家さんへの直接交渉:最終手段として検討しよう

管理会社が対応してくれない場合、最終手段として大家さんに直接交渉することも検討しましょう。ただし、大家さんが必ずしも味方になってくれるとは限りません。

大家さんに交渉する際は、以下の点に注意しましょう。
丁寧な態度:感情的にならず、冷静に状況を説明しましょう。
証拠の提示:管理会社への申し入れ状況、お子さんのアレルギー症状など、客観的な証拠を提示しましょう。
解決策の提案:単に苦情を言うだけでなく、解決策を提案しましょう。例えば、「犬の出入りを禁止する」「アレルギー対策として共用部分の清掃を徹底する」など、具体的な提案をすることで、大家さんも協力しやすくなります。

5. アレルギー対策:できることから始めよう

管理会社や大家さんとの交渉と並行して、ご自身でできるアレルギー対策も行いましょう。
室内の清掃:こまめに掃除機をかけ、空気清浄機を使用しましょう。
空気清浄機の導入:HEPAフィルター付きの空気清浄機は、犬のフケやアレルゲンを効果的に除去できます。
アレルゲン除去スプレー:室内の布製品にアレルゲン除去スプレーを使用するのも効果的です。
外出時の対策:外出時はマスクを着用し、帰宅後は手洗いを徹底しましょう。
医師との相談:アレルギー症状がひどい場合は、医師に相談し、適切な薬を処方してもらいましょう。

6. 引越しも視野に入れる:心身の健康が第一

これらの対策を講じても状況が改善しない場合は、引越しも視野に入れることをお勧めします。心身の健康が第一です。

引越しの際は、以下の点を考慮しましょう。
ペット可物件:ペット可物件を選ぶ際は、犬種や頭数制限などを確認しましょう。
アレルギー対策:フローリングの部屋を選ぶ、空気清浄機を設置するなど、アレルギー対策を考慮した物件を選びましょう。
周辺環境:犬の散歩コースや公園など、犬と快適に暮らせる環境かどうかを確認しましょう。

7. 同じ悩みを持つ人たちと繋がろう:情報交換と心の支え

今回の問題は、あなただけが抱えている悩みではありません。同じようにペット不可物件での犬の預かり問題で困っている人、犬アレルギーで苦しんでいる人はたくさんいます。

インターネットの掲示板やSNSなどを活用して、同じ悩みを持つ人たちと繋がってみましょう。情報交換をしたり、悩みを共有したりすることで、心が軽くなることもあります。

まとめ:諦めずに、できることから行動しよう!

今回の問題は、決して簡単な問題ではありません。しかし、諦めずに、できることから行動することで、必ず解決の糸口は見つかります。
管理会社との交渉:証拠を集めて粘り強く訴えましょう。
内容証明郵便の送付:あなたの意思を明確に伝えましょう。
大家さんへの直接交渉:最終手段として検討しましょう。
アレルギー対策:できることから始めましょう。
引越し:心身の健康が第一です。
情報交換:同じ悩みを持つ人たちと繋がりましょう。

あなたとご家族が、一日も早く穏やかな生活を取り戻せるよう、心から応援しています!

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