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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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ペット不可物件での犬との暮らし…近隣トラブルにどう向き合う?【犬との生活をサポートする賃貸アドバイザー】

#近隣トラブル
 
事情があってしばらくの間だけ、ペット不可の賃貸マンションに犬と住んでいます。管理人や清掃員の方にも会うことがありましたが、特に何も言われませんでした。しかし、二件隣の方に犬が苦手な方がいるようで、挨拶をしても逃げるように部屋に入られてしまいます。ある日、その方と小さなお子さん二人連れで会ってしまい、エレベーターを降りる際に犬を左側につけさせ、急いで歩くようにしたところ、「怖いね、怖いね」と子供に言い聞かせるようになりました。お子さんも私と犬に会うと泣きわめくようになり、舌打ちをされることもあります。私が「迷惑をお掛けしてすみません。暫くしたら引っ越しますので」と頭を下げたところ、「なんやねん!早く出ていけ!!」と怒鳴られました。それから嫌がらせが始まり、部屋の前を通る時に「犬が怖いから、手をつなご!」と聞こえるように言いながら通ったり、朝8時から布団を叩いたり、ベランダで子供が嘘泣きをするようになりました。7月には引っ越す予定ですが、ペット不可のマンションに一時的とはいえ犬を連れてきた私も悪いと思っています。注意されるのは当然ですが、ここまで酷い嫌がらせを受けるのが納得できません。管理人からは何も言われていません。7月まであと少し、私が悪いんだからキレたら駄目と自分に言い聞かせ耐える毎日です。同じような経験をした方はいらっしゃいますか?

この質問を読まれたあなたは、さぞかし辛い毎日を送られていることと思います。ペット不可物件で愛犬と暮らすこと自体、後ろめたさを感じている上に、近隣住民からの嫌がらせとなると、精神的な負担は計り知れません。今回は、同様の経験をされた方に向けて、少しでも心が軽くなるようなアドバイスをさせていただきます。

結論から申し上げますと、まずはご自身の安全と愛犬の安全を最優先に考えてください。嫌がらせがエスカレートする可能性も考慮し、冷静に対処していく必要があります。

ケーススタディ:もし私が同じ状況に置かれたら…

今回のケースは、ペット不可物件で犬を飼育しているという状況が、近隣住民とのトラブルに発展した典型的な事例と言えるでしょう。相談者様は、既に様々な対策を講じていらっしゃいますが、状況は悪化の一途を辿っています。

もし私が同じ状況に置かれたら、以下の手順で対応していくと考えます。

1. 現状の整理と記録

まず、どのような嫌がらせを受けているのか、具体的な内容を記録します。
いつ、どこで、誰から、どのような嫌がらせを受けたのか
嫌がらせの内容(例:怒鳴られた、舌打ちされた、嘘泣きされた、物を叩きつけられた)
嫌がらせを受けた際の状況(例:時間帯、場所、目撃者の有無)

これらの情報を詳細に記録しておくことで、後々、管理会社や警察に相談する際に役立ちます。可能であれば、嫌がらせの状況を録音・録画することも有効です。

2. 管理会社への相談

次に、管理会社に現状を報告し、相談します。
ペット不可物件で犬を飼育していることを正直に伝える
近隣住民から嫌がらせを受けていることを具体的に説明する
管理会社にどのような対応を望むのか明確に伝える(例:注意喚起、仲介、引っ越しのサポート)

管理会社には、入居者間のトラブルを解決する義務があります。まずは、管理会社に状況を把握してもらい、対応を協議することが重要です。

3. 警察への相談

嫌がらせの内容によっては、警察に相談することも検討します。
脅迫や名誉毀損など、犯罪に該当する行為があった場合
身の危険を感じる場合

警察に相談することで、事件として捜査してもらえる可能性があります。また、警察から注意喚起をしてもらうだけでも、嫌がらせが収まることがあります。

4. 引っ越しの検討

今回の相談者様は7月に引っ越しを予定されていますが、状況によっては、早めに引っ越しを検討することも視野に入れる必要があります。
嫌がらせがエスカレートし、精神的に限界を感じている場合
愛犬の安全が脅かされる可能性がある場合

引っ越しは費用も時間もかかりますが、心身の健康を考えると、最終的な解決策として検討する価値はあります。

専門家からのアドバイス:弁護士A.K先生の見解

今回のケースについて、弁護士のA.K先生に意見を伺いました。

A.K先生:「ペット不可物件での犬の飼育は、契約違反にあたる可能性があります。しかし、今回のケースでは、近隣住民からの嫌がらせがエスカレートしており、法的にも問題があると考えられます。嫌がらせの内容によっては、名誉毀損罪や脅迫罪に該当する可能性もあります。まずは、証拠を収集し、管理会社や警察に相談することをお勧めします。」

A.K先生は、今回のケースは単なる迷惑行為ではなく、犯罪に該当する可能性も指摘しています。泣き寝入りせずに、毅然とした態度で対応することが重要です。

犬との暮らしを豊かにするために:トラブルを未然に防ぐには?

今回のケースは、ペット不可物件で犬を飼育したことが原因でトラブルに発展しましたが、犬との暮らしは、飼い主にとってかけがえのないものです。今後、愛犬と安心して暮らすために、以下の点に注意しましょう。
ペット可物件を選ぶ

当然のことですが、ペット可物件を選ぶことが最も重要です。ペット可物件であれば、近隣住民に気兼ねなく犬と暮らすことができます。
犬種を選ぶ

集合住宅での飼育に適した犬種を選びましょう。小型犬や大人しい性格の犬種は、近隣住民に迷惑をかける可能性が低くなります。
しつけをする

無駄吠えや噛み癖など、犬の行動は、近隣住民とのトラブルの原因になります。きちんとしつけを行い、犬の行動をコントロールできるようにしましょう。
コミュニケーションを取る

近隣住民と積極的にコミュニケーションを取り、良好な関係を築きましょう。犬好きの住民もいるかもしれません。
ルールを守る

マンションの規約や地域のルールを守りましょう。散歩時のマナーや騒音対策など、犬との暮らしに関するルールは必ず守りましょう。

まとめ:困難な状況でも諦めないで

今回の相談者様は、困難な状況に置かれていますが、決して諦めないでください。まずは、ご自身の安全と愛犬の安全を最優先に考え、冷静に対処していくことが重要です。管理会社や警察に相談し、専門家の意見も参考にしながら、解決策を探していきましょう。

そして、今回の経験を教訓に、今後、愛犬と安心して暮らせる環境を見つけてください。犬との暮らしは、飼い主にとってかけがえのないものです。困難な状況でも諦めずに、愛犬との幸せな生活を追求してください。

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