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ペット不可物件、どこまでOK?鳥や小動物との暮らし、徹底解説!

#ペット可賃貸
 
ペット不可の賃貸物件における「ペット」とは、一般的に犬や猫だけを指すのでしょうか?ウサギや鳥などは、ペット不可物件のペットに含まれないのでしょうか?ペット不可の公営集合住宅に住んでいますが、犬や猫の鳴き声は聞こえません。しかし、鳥のさえずりが聞こえ、外からかと思っていましたが、先日、窓から逃げ出して空を自由に飛び回るインコを追いかける住人を目撃しました。鳥は含まれないのでしょうか?鳴き声が迷惑でなければ良いのでしょうか?

ペット不可の賃貸物件で、どこまでが「ペット」として扱われるのか、線引きは難しいですよね。犬や猫は明確に「ペット」として認識されやすいですが、鳥やウサギなどの小動物は判断が分かれるケースも。今回は、ペット不可物件における小動物の扱いについて、徹底的に解説していきます。

ペット不可物件、その定義とは?

まず、大前提として、賃貸契約における「ペット不可」の定義は、契約書に明記されている内容に準じます。一般的には、犬や猫などの哺乳類を指すことが多いですが、契約によっては鳥類や爬虫類、昆虫なども含まれる場合があります。契約書を隅々まで確認し、不明な点は管理会社や大家さんに確認することが重要です。

なぜ「ペット不可」なのか?

ペット不可の理由は、主に以下の点が挙げられます。
鳴き声や臭いによる近隣住民への迷惑:犬の吠え声、猫の鳴き声、動物特有の臭いなどは、近隣トラブルの原因となりやすいです。
建物の損傷:ペットが壁や床を傷つけたり、汚したりする可能性があります。
アレルギー:動物アレルギーを持つ居住者がいる場合、健康被害を引き起こす可能性があります。
共用部分の衛生問題:ペットの排泄物などが共用部分を汚染する可能性があります。

これらの理由から、多くの賃貸物件ではペット飼育が禁止されています。

ケーススタディ:鳥との暮らし、どこまで許される?

質問者様のように、ペット不可の集合住宅で鳥のさえずりが聞こえるケースは少なくありません。鳥は犬や猫に比べて鳴き声が小さく、臭いも少ないため、黙認されることもあります。しかし、鳥の種類や飼育方法によっては、トラブルに発展する可能性も。

例えば、大型のインコやオウムなどは、鳴き声が大きく、近隣住民に迷惑をかけることがあります。また、鳥かごの掃除を怠ると、臭いが発生し、衛生的な問題を引き起こすことも。

Aさんの場合

Aさんは、ペット不可のマンションでセキセイインコを飼育していました。インコは小さな鳴き声で、ほとんど臭いもなく、Aさんは鳥かごの掃除もこまめに行っていたため、特に問題は発生しませんでした。しかし、ある日、Aさんの部屋からインコが逃げ出してしまい、マンションの共用部分を飛び回る騒ぎに。管理会社から厳重注意を受け、インコを手放すことになってしまいました。

Bさんの場合

Bさんは、ペット不可のアパートで文鳥を飼育していました。文鳥は鳴き声が小さく、ほとんど臭いもなく、Bさんは鳥かごの掃除もこまめに行っていたため、特に問題は発生しませんでした。しかし、隣の住人が動物アレルギーを持っており、Bさんの部屋から漏れるわずかな鳥の羽毛でアレルギー症状が出てしまうことが判明。Bさんは、大家さんと話し合い、文鳥を実家に預けることになりました。

これらのケースからわかるように、鳥との暮らしが許されるかどうかは、鳥の種類、飼育方法、そして近隣住民の状況によって大きく左右されます。

小動物との暮らし、OK?NG?判断基準をチェック!

では、具体的にどのような場合に、小動物との暮らしが許されるのでしょうか?以下のチェックリストで確認してみましょう。

□ 契約書に「ペット不可」の定義が明記されていない

契約書に「ペット」の定義が具体的に記載されていない場合、小動物の飼育が黙認される可能性があります。しかし、後々のトラブルを避けるため、必ず管理会社や大家さんに確認しましょう。

□ 飼育する小動物が、鳴き声や臭いが少ない種類である

ハムスター、金魚、熱帯魚などは、鳴き声や臭いが少ないため、比較的飼育しやすい小動物です。ただし、ハムスターは夜行性のため、回し車の音が気になるという声も。金魚や熱帯魚は、水槽の管理を怠ると、臭いが発生することがあります。

□ 小動物の飼育環境を清潔に保ち、近隣住民に迷惑をかけないように配慮する

鳥かごや水槽の掃除をこまめに行い、臭いや汚れを防ぎましょう。また、小動物が逃げ出さないように、飼育環境を整えることも重要です。

□ 近隣住民に動物アレルギーを持つ人がいない

動物アレルギーを持つ人がいる場合、小動物の飼育は難しいかもしれません。事前に近隣住民に確認し、理解を得ることが大切です。

□ 管理会社や大家さんに相談し、許可を得る

最も確実な方法は、管理会社や大家さんに相談し、許可を得ることです。小動物の種類や飼育方法を具体的に説明し、理解を得るように努めましょう。

もしペットを飼いたいなら?

どうしてもペットを飼いたい場合は、以下の方法を検討してみましょう。

1. ペット可の物件を探す

最も確実な方法は、ペット可の物件を探すことです。最近は、犬や猫だけでなく、小動物の飼育も可能な物件が増えています。

2. 大家さんに交渉する

現在の物件でペットを飼いたい場合は、大家さんに交渉してみましょう。ペットの種類や飼育方法を具体的に説明し、理解を得るように努めましょう。

3. ペットを飼うことを諦める

残念ながら、ペットを飼うことが難しい場合もあります。その場合は、ペットを飼うことを諦めるか、実家などで飼育してもらうことを検討しましょう。

専門家からのアドバイス

ペット共生型賃貸住宅を専門に扱う不動産会社「A社」の担当者Kさんは、次のように語ります。「ペット不可物件での無許可飼育は、契約違反となり、最悪の場合、強制退去となることもあります。ペットを飼いたい場合は、必ず事前に管理会社や大家さんに相談し、許可を得ることが重要です。また、ペット可の物件でも、ペットの種類や飼育方法によっては、制限がある場合があります。契約前にしっかりと確認しましょう。」

まとめ:ルールを守って、快適なペットライフを!

ペット不可物件での小動物の飼育は、契約内容や管理会社の判断によって異なります。無許可飼育はトラブルの原因となるため、必ず事前に確認し、許可を得ることが重要です。ルールを守って、ペットとの快適な暮らしを送りましょう。

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