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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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ペット不可の賃貸マンション、お隣さんは犬OK? 秘密裏に飼育している? そんな疑問を解決!

#賃貸トラブル
 
賃貸マンションに住んでいてお向かいの方に初めて挨拶したら、「ペット不可のマンションなのに、うちも犬がいてうるさくてごめんなさい。」 と言われました。内緒で飼ってるのは知ってたのでびっくりしていると、「何か飼ってるんですか?」と聞かれ「うちは飼ってないです」と言ったら「ペット可マンションだからなにか飼ってるのかな?と思って」と言うではありませんか!わたしは不可で入ってるのに同じ階の向かいの部屋は可というのはどういうことでしょうか?わたしも犬を飼いたいのでペット可の方がいいのですがこの件をヘンに大家さんとかに聞くと大事になるでしょうか?

ペット不可の賃貸マンションに住んでいるのに、お隣さんが犬を飼っていて、しかもペット可だと言われたら、困惑しますよね。
「なぜ自分はペット不可なのに、お隣さんはOKなの?」
「私も犬を飼いたいけど、どうすればいいの?」
そんな疑問や悩みを抱えているあなたのために、今回は、
賃貸契約の基本:ペット不可物件とペット可物件の違い
お隣さんがペット可の理由:考えられるケース
トラブルを避けて、賢く行動するための3ステップ

について、犬との暮らしをサポートする賃貸アドバイザーの視点から、詳しく解説していきます。
この記事を読めば、あなたが取るべき行動が明確になり、愛犬との理想の暮らしに一歩近づけるはずです。

1. 賃貸契約の基本:ペット不可物件とペット可物件の違い

まず、賃貸契約における「ペット不可」と「ペット可」の違いについて、基本的な部分を確認しておきましょう。
ペット不可物件: 契約上、ペットの飼育が禁止されている物件です。犬や猫はもちろん、小鳥や熱帯魚などの飼育も禁止されている場合があります。
ペット可物件: 契約上、ペットの飼育が許可されている物件です。ただし、犬種やサイズ、頭数などに制限がある場合や、追加の契約金(敷金の上乗せなど)が必要な場合があります。

ペット不可物件で無断でペットを飼育した場合、契約違反となり、最悪の場合は契約解除や損害賠償請求につながる可能性があります。
一方、ペット可物件であっても、契約内容を遵守し、他の入居者に迷惑をかけないように配慮することが重要です。

2. お隣さんがペット可の理由:考えられるケース

さて、今回のケースでは、あなたがペット不可の物件に住んでいるのに、お隣さんが犬を飼っていて、しかもペット可だと言っているという状況です。
この場合、考えられるケースはいくつかあります。
ケース1:お隣さんが勘違いしている

お隣さんが、自分の住んでいる物件を別の物件と勘違いしている可能性があります。
例えば、同じマンション内にペット可の部屋とペット不可の部屋が混在している場合や、以前住んでいたペット可の物件と混同している場合などが考えられます。
ケース2:お隣さんが内緒で飼育している

お隣さんが、大家さんや管理会社に内緒で犬を飼育している可能性があります。
この場合、お隣さんは契約違反をしていることになります。
ケース3:大家さんの許可を得ている

お隣さんが、大家さんに相談し、特別な許可を得て犬を飼育している可能性があります。
例えば、お隣さんが獣医さんで、仕事で犬を預かる必要がある場合や、盲導犬などの介助犬を飼育している場合などが考えられます。
ケース4:契約内容が変更された

あなたが契約した後に、マンション全体の契約内容が変更され、ペット可になった可能性があります。
この場合、あなたも犬を飼育できる可能性があります。
ケース5:お隣さんの契約内容が異なる

マンション全体としてはペット不可だが、お隣さんの契約時のみ、特別な事情でペット飼育が許可された可能性があります。
これは稀なケースですが、例えば、以前から居住していた人がペットを飼育しており、更新時に限り特例として認められた、などのケースが考えられます。

3. トラブルを避けて、賢く行動するための3ステップ

上記のどのケースに当てはまるかによって、あなたが取るべき行動は異なります。
ここでは、トラブルを避けて、賢く行動するための3ステップをご紹介します。

ステップ1:契約内容の確認

まずは、ご自身の賃貸契約書を再度確認し、ペットに関する条項がどのように記載されているかを確認しましょう。
「ペット禁止」と明記されているか、あるいは「小動物は可」など、具体的な条件が記載されているかを確認します。

ステップ2:管理会社への問い合わせ

契約内容を確認した上で、管理会社に問い合わせてみましょう。
お隣さんがペットを飼育していること、そして「ペット可」だと言われたことを伝え、事実関係を確認してもらいます。
この際、感情的にならず、冷静に状況を説明することが大切です。
例えば、以下のように伝えてみましょう。

「〇号室に住んでいるAと申します。先日、お隣の方(〇号室)に挨拶をした際、『ペット可のマンションだから犬を飼っている』と言われました。
私の契約ではペット不可となっているのですが、同じマンションでペット可の部屋があるのでしょうか?
もしそうであれば、私も犬を飼いたいと考えているのですが、可能でしょうか?」

管理会社は、契約内容やマンションのルールを把握しているため、正確な情報を教えてくれるはずです。
また、管理会社から大家さんに確認してもらうことも可能です。

ステップ3:状況に応じた対応

管理会社からの回答を踏まえ、状況に応じた対応を検討しましょう。
お隣さんが勘違いしていた場合:

特に対応は不要です。お隣さんに誤解を解く必要もありません。
ただし、今後も同様の発言がある場合は、管理会社に相談することを検討しましょう。
お隣さんが内緒で飼育していた場合:

あなたが我慢できるのであれば、特に対応は不要です。
ただし、犬の鳴き声や臭いなどで生活に支障が出ている場合は、管理会社に相談することを検討しましょう。
管理会社からお隣さんに注意してもらうことで、状況が改善される可能性があります。
ただし、お隣さんとの関係が悪化する可能性もあるため、慎重に判断しましょう。
大家さんの許可を得ていた場合:

大家さんの許可を得ている理由を確認し、納得できるのであれば、特に対応は不要です。
ただし、あなたも犬を飼いたい場合は、大家さんに相談してみることを検討しましょう。
もしかしたら、あなたも特別な許可を得られるかもしれません。
契約内容が変更された場合:

あなたも犬を飼育できる可能性があります。
管理会社に確認し、必要な手続きを行いましょう。
ただし、犬種やサイズ、頭数などに制限がある場合や、追加の契約金が必要な場合があるため、事前に確認しておきましょう。
お隣さんの契約内容が異なる場合:

これは稀なケースですが、あなたも犬を飼いたい場合は、大家さんに相談してみることを検討しましょう。
あなたの状況や希望を伝え、ペット飼育の許可を得られるか相談してみましょう。
ただし、必ず許可されるとは限らないため、期待しすぎないようにしましょう。

4. 【事例紹介】ペット不可マンションで愛犬との暮らしを実現したAさんの物語

Aさんは、長年連れ添った愛犬のB(トイプードル、10歳)と一緒に、ペット不可の賃貸マンションに住んでいました。
しかし、Bも高齢になり、一人暮らしのAさんは、Bの世話をするのがだんだん難しくなってきました。
そこでAさんは、思い切って大家さんに相談してみることにしました。

Aさんは、大家さんに手紙を書きました。
手紙には、Bとの出会い、Bとの生活がいかにAさんにとって大切か、Bが高齢で介護が必要な状態であること、そして、Bのためにできる限りのことをしたいという気持ちが綴られていました。

数日後、大家さんから返事が来ました。
大家さんは、Aさんの手紙に心を打たれ、Bの飼育を特別に許可してくれたのです。
ただし、他の入居者に迷惑をかけないように、いくつかの条件が付けられました。
Bの鳴き声が聞こえないように、防音対策をすること
共用部分では、必ずBを抱っこするか、キャリーバッグに入れること
Bの排泄物は、必ず持ち帰ること

Aさんは、これらの条件をすべて守り、Bとの生活を続けました。
そして、BはAさんの愛情に包まれ、穏やかな日々を過ごし、天寿を全うしました。

Aさんのように、ペット不可の物件でも、大家さんの理解と協力があれば、愛犬との暮らしを実現できる可能性があります。
諦めずに、まずは相談してみることが大切です。

5. 【専門家からのアドバイス】ペット共生住宅の専門家、C先生に聞く!

ペット共生住宅の設計・コンサルティングを手がけるC先生に、今回のケースについてアドバイスをいただきました。

C先生:
「ペット不可の物件でペットを飼育することは、原則として契約違反です。
しかし、今回のケースのように、お隣さんがペット可だと言っている場合、何らかの事情がある可能性があります。
まずは、管理会社に確認し、事実関係を把握することが重要です。
その上で、ご自身の状況や希望を考慮し、最適な行動を選択しましょう。
もし、どうしても犬を飼いたいのであれば、ペット可の物件に引っ越すことも検討しましょう。
最近は、ペット共生住宅と呼ばれる、ペットとの暮らしを前提とした物件も増えています。
これらの物件は、ペットのための設備やサービスが充実しており、快適なペットライフを送ることができます。」

C先生は、ペット共生住宅のメリットとして、以下の点を挙げています。
ペットのための設備: 消臭機能付きの壁紙、滑りにくい床材、ペット専用の出入り口など
ペットのためのサービス: トリミングサロン、ペットホテル、獣医の往診など
ペット仲間との交流: ドッグラン、ペット同伴可能なカフェなど

C先生は、「ペットとの暮らしは、人生を豊かにしてくれる素晴らしいものです。
しかし、そのためには、飼い主としての責任を果たすことが不可欠です。
ペットを飼う前に、十分な準備をし、ペットとの幸せな生活を送ってください。」と語っています。

まとめ:愛犬との理想の暮らしに向けて、一歩踏み出そう!

今回は、ペット不可の賃貸マンションで、お隣さんが犬を飼っていて、しかもペット可だと言われた場合の対処法について解説しました。

今回の記事のポイントは、
まずは契約内容を確認し、管理会社に問い合わせて事実関係を把握すること
状況に応じて、大家さんに相談したり、ペット可の物件への引っ越しを検討すること
ペットを飼う場合は、飼い主としての責任を果たすこと

今回の記事が、あなたの愛犬との理想の暮らしを実現するための一助となれば幸いです。

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