愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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ペット不可の賃貸で犬と暮らしてしまった!今からできる対処法と今後の注意点

#生活トラブル
 
私は犬を飼っています。ペット可の賃貸アパートを探し、1年半前に現在の物件に犬と引っ越しました。仲介の不動産屋さんからは『小型犬で、臭いや鳴き声で近隣に迷惑がかからないように』と説明を受けました。しかし昨日、大掃除中にふと契約書を見たら、一番下に「ペット不可」と書いてあったのです。離婚のため急いでアパートを探していたため、契約書をちゃんと読まなかった私も悪いのですが、契約時『契約書を全部読むのは時間の無駄なので、全体を簡単に説明して、大切な所は詳しく説明します』と10分程説明があり(この時、小型犬についての説明がありました)、『これで良ければサインして』と言われたのでサインしました。今まで何とも思わずに犬と住んでしまっていましたが、管理会社に知られたらどうなるのか、同じアパートの人に不快な思いをさせていたのではないかと、落ち着いていられません。管理会社からお金を請求されたら、私が払うしかないのでしょうか?私はどうしたら良いのでしょうか?

結論から言うと、まずは落ち着いて、以下のステップで状況を整理し、対応を検討しましょう。
1. 契約内容の再確認と証拠の保全
2. 管理会社への正直な相談
3. 近隣住民への配慮とコミュニケーション
4. ペット可物件への住み替え準備

この状況は、契約時の説明不足、確認不足、そして何より「ペット不可」の契約書へのサインという複数の要因が重なって生じています。しかし、諦めずに、一つずつ解決策を探っていきましょう。

1. 契約内容の再確認と証拠の保全

まずは、契約書を隅々まで再確認しましょう。「ペット不可」の文言がどこに、どのように記載されているかを確認します。同時に、契約時の状況を思い出せる限り詳細に記録しておきましょう。
契約時の担当者の説明内容: 誰が、いつ、どこで、どのような説明をしたのか。特に「小型犬なら大丈夫」といったニュアンスの発言があった場合は、詳細に記録しておきましょう。
契約時の状況: 急いでいた状況、説明が不十分だった点、確認を促されなかった点などを具体的に記録します。
仲介業者の広告や物件情報: 当時の物件情報が残っていれば、ペットに関する記載がないか確認します。もし「ペット相談可」などの記載があれば、有力な証拠となります。

これらの情報は、後々の交渉で重要な証拠となる可能性があります。

2. 管理会社への正直な相談

状況を整理したら、できるだけ早く管理会社に正直に相談しましょう。
連絡方法: まずは電話で事情を説明し、その後、書面(メールや手紙)で改めて正式に相談することを検討しましょう。書面で記録を残すことで、言った言わないのトラブルを避けることができます。
相談内容: 契約時の状況、現在の状況(犬種、飼育状況、近隣への配慮など)を正直に伝え、今後の対応について相談します。
交渉のポイント:
誠意を示す: 契約書を確認しなかったことへの謝罪、迷惑をかけないように最大限配慮していることなどを伝え、誠意を示しましょう。
小型犬であること、近隣への配慮を強調: 鳴き声や臭い対策など、具体的な対策を講じていることを説明し、迷惑をかけていないことをアピールしましょう。
ペット可への変更交渉: 他の入居者の状況や、物件の状況によっては、ペット可への変更を交渉することも可能です。ただし、これは難しい交渉になる可能性もあります。
退去費用の減額交渉: もし退去を求められた場合、引越し費用の捻出が難しいことを正直に伝え、退去費用の減額や分割払いを交渉してみましょう。

管理会社との交渉は、冷静かつ丁寧に行うことが重要です。感情的にならず、論理的に状況を説明し、解決策を探りましょう。

3. 近隣住民への配慮とコミュニケーション

管理会社への相談と並行して、近隣住民への配慮も徹底しましょう。
挨拶とコミュニケーション: 近隣住民に積極的に挨拶をし、犬を飼っていることを伝え、理解を求めましょう。
迷惑行為の防止: 鳴き声、臭い、抜け毛など、迷惑になる可能性のある行為は徹底的に防止しましょう。
トラブルへの迅速な対応: もし苦情があった場合は、真摯に受け止め、迅速に対応しましょう。

良好な人間関係は、トラブル解決の糸口となることもあります。日頃から近隣住民とのコミュニケーションを心がけ、信頼関係を築いておくことが大切です。

4. ペット可物件への住み替え準備

管理会社との交渉が難航した場合や、ペット不可の状況がどうしても改善されない場合は、ペット可物件への住み替えを検討する必要があります。
情報収集: ペット可物件の情報収集を始めましょう。インターネット、不動産屋、ペット仲間など、様々な情報源を活用しましょう。
資金計画: 引越し費用、敷金・礼金、家賃などを考慮し、資金計画を立てましょう。
引越し準備: 引越しが決まったら、早めに準備を始めましょう。犬の輸送手段、新しい環境への慣らし方なども考慮しておきましょう。

ペット可物件への住み替えは、費用も時間もかかる大変な作業です。しかし、犬との快適な生活のためには、必要な選択肢となることもあります。

専門家からのアドバイス

今回のケースは、契約時の説明不足、確認不足が原因で発生したトラブルです。今後は、契約書の内容を隅々まで確認し、不明な点は必ず質問するようにしましょう。また、ペット可物件を探す際は、不動産屋に「ペットの種類、大きさ、頭数」を明確に伝え、トラブルを未然に防ぐようにしましょう。

弁護士のA.T.先生はこう言います。「契約は双方の合意によって成立するものです。しかし、契約内容に誤解があった場合や、説明が不十分だった場合は、契約の取り消しや無効を主張できる可能性があります。今回のケースでは、契約時の状況を詳細に記録し、弁護士に相談することで、有利な解決策を見つけられる可能性があります。」

まとめ

ペット不可の賃貸で犬と暮らしてしまった場合、まずは落ち着いて状況を整理し、管理会社に正直に相談することが大切です。近隣住民への配慮も忘れずに行い、ペット可物件への住み替えも視野に入れながら、解決策を探っていきましょう。今回の経験を教訓に、今後は契約内容をしっかりと確認し、トラブルを未然に防ぐように心がけましょう。

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