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ペットと暮らす賃貸の退去費用、壁の穴の修繕費は保険でカバーできる?10年居住のケーススタディ

#退去費用
 
賃貸アパートに10年住んでいます。犬と猫を飼育しており、ペット可物件であることは申告済みです。2、3ヶ月後に引っ越す予定で、退去費用と数年前に開けてしまった壁の穴の修繕費が心配です。壁の穴は約8cm×9cm弱で、つっぱり棒が落ちてきたのが原因で故意ではありません。退去時には清掃料1万5千円、ストーブ解体掃除費1万5千円、鍵交換代で計3万5千円以上が必ずかかる予定です。

壁の穴について、過去に加入していた火災保険で適用されるか、管理会社にいつ連絡すべきか、高額請求された場合に備えて見積もりを取っておくべきか、ペットによる壁紙や床の傷の修理費用はどの程度負担する必要があるかなど、不安な点が多くあります。

退去時の費用、本当に心配ですよね。特にペットと暮らしていると、色々なことが気になってしまうのも当然です。でも、大丈夫!一つずつ確認していけば、きっと解決策が見つかります。この記事では、10年間ペットと暮らした賃貸物件の退去を控えたあなたのために、壁の穴の修繕費やペットによる損耗の費用負担について、具体的なアドバイスをまとめました。ぜひ、参考にしてくださいね。

結論:諦めずに、できることから始めましょう!

まず、一番大切なことは、諦めないことです。過去の火災保険の適用、管理会社との交渉、専門家への相談など、できることはたくさんあります。この記事を読んで、具体的な行動を起こし、納得のいく退去を目指しましょう。

1.壁の穴:過去の火災保険は適用される?

壁の穴の修理費用、気になりますよね。まずは、過去に加入していた火災保険の契約内容を確認してみましょう。

1-1. 保険会社への確認

まずは、過去に契約していた保険会社に連絡を取り、以下の情報を確認しましょう。
契約期間
契約内容(借家人賠償責任保険の有無)
事故の受付期間

当時の保険会社が不明な場合は、管理会社に問い合わせてみましょう。保険会社が判明したら、事故状況を説明し、保険が適用されるかどうかを確認します。

ポイント: 保険会社に連絡する際は、事故発生時の状況を具体的に説明することが重要です。例えば、「〇年〇月頃、つっぱり棒が落下し、壁に穴が開いた」というように、日時や原因を明確に伝えましょう。

1-2. 時効について

火災保険の請求には時効があります。一般的には、事故発生から3年以内とされています。今回のケースでは、数年前に穴を開けてしまったとのことですので、時効が成立している可能性もあります。しかし、保険会社によっては、時効が過ぎていても対応してくれる場合がありますので、諦めずに確認してみましょう。

ポイント: 時効が過ぎている場合でも、保険会社に相談することで、何らかの解決策が見つかる可能性があります。

1-3. 管理会社への連絡はいつ?

管理会社への連絡は、保険会社への確認後に行うのがおすすめです。保険が適用される場合は、管理会社に修理を依頼し、保険会社に修理費用を請求する流れとなります。保険が適用されない場合は、自己負担で修理を行うことになります。

ポイント: 管理会社に連絡する際は、壁の穴の状況を正直に伝え、修理方法や費用について相談しましょう。

2.壁の穴:高額請求されないための対策

万が一、管理会社から高額な修理費用を請求された場合に備えて、事前にできる対策を講じておきましょう。

2-1. 複数の業者に見積もりを依頼

管理会社から提示された修理費用が妥当かどうかを判断するために、複数の業者に見積もりを依頼しましょう。インターネットで「壁の穴 修理 見積もり」などのキーワードで検索すると、複数の業者が見つかります。

ポイント: 見積もりを依頼する際は、壁の穴の大きさや状況を詳しく伝え、正確な見積もりを出してもらうようにしましょう。

2-2. 相場を把握する

壁の穴の修理費用の相場を把握しておくことも重要です。インターネットで「壁の穴 修理 費用 相場」などのキーワードで検索すると、修理費用の相場を知ることができます。

ポイント: 相場を把握しておくことで、管理会社から提示された修理費用が妥当かどうかを判断する材料になります。

2-3. 写真を撮っておく

退去時に壁の穴の状況を確認できなくなるため、事前に写真を撮っておきましょう。写真には、壁の穴の大きさや場所、周辺の状況などがわかるように撮影しておきましょう。

ポイント: 写真は、万が一、管理会社から不当な請求をされた場合に、証拠として役立ちます。

3.ペットによる損耗:どこまで負担する必要がある?

ペット可物件であっても、ペットによる損耗は、借主の負担となる場合があります。しかし、10年間住んでいる場合、経年劣化も考慮されるため、全額負担する必要はありません。

3-1. 契約書を確認する

まずは、賃貸契約書を確認し、ペットによる損耗に関する条項を確認しましょう。契約書に「ペットによる損耗は全額借主負担」と記載されている場合でも、経年劣化は考慮されるべきです。

ポイント: 契約書の内容をしっかりと確認し、不明な点があれば管理会社に問い合わせましょう。

3-2. 国土交通省のガイドライン

国土交通省が公表している「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」には、原状回復の範囲や費用負担について、具体的な基準が示されています。このガイドラインを参考に、管理会社と交渉してみましょう。

ポイント: ガイドラインには、経年劣化や通常の使用による損耗は、貸主が負担すべきと明記されています。

3-3. 交渉のポイント

管理会社と交渉する際は、以下の点を意識しましょう。
ペットによる損耗の程度
居住年数
経年劣化の状況
ガイドラインの内容

ポイント: 感情的にならず、冷静に、論理的に交渉することが重要です。

4.ケーススタディ:ペットと暮らしたAさんの退去

実際にペットと暮らした賃貸物件を退去したAさんのケースをご紹介します。

Aさんは、犬と猫を飼育しながら、5年間賃貸アパートに住んでいました。退去時、管理会社から壁紙の張り替え費用として、20万円を請求されました。Aさんは、ペットによる傷はあるものの、経年劣化も考慮されるべきだと主張し、管理会社と交渉しました。

最終的に、Aさんは、壁紙の張り替え費用の半額である10万円を支払うことで合意しました。Aさんは、事前にガイドラインを熟読し、交渉の準備をしていたことが、成功の要因となりました。

5.専門家への相談も検討しましょう

もし、管理会社との交渉が難航する場合は、専門家への相談も検討しましょう。弁護士や消費者センターなどに相談することで、適切なアドバイスを受けることができます。

5-1. 弁護士

弁護士は、法律の専門家です。契約書の内容や法律に基づいて、適切なアドバイスをしてくれます。

5-2. 消費者センター

消費者センターは、消費者からの相談を受け付けています。賃貸契約に関するトラブルについても、相談することができます。

まとめ

ペットと暮らす賃貸物件の退去は、色々と不安なことが多いですが、諦めずに、できることから始めましょう。この記事でご紹介した情報を参考に、納得のいく退去を目指してくださいね。

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