愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
愛犬との「暮らし」にまつわる思い出を本にしませんか?出版にかかる費用は0円です。
たくさんの「愛犬との暮らし」の投稿が集まったら一冊の本になり、「国会図書館」に納品されます。

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ブリーダーからミニチュアダックスを購入!価格は適正?詐欺の可能性は?

#犬の購入
 
友人がブリーダーからミニチュアダックスフンドの子犬を購入予定です。価格について相談を受けたのですが、相場が分からず困っています。子犬の情報は以下の通りです。
ワクチン2種、5種、8種摂取済み
フィラリア検査済み
2011年2月4日生まれ
男の子
血統書あり
価格は全て込みで2万円

友人は価格が安すぎるのではないかと心配しており、詐欺の可能性も懸念しています。この価格について、どう思われますか?

結論から言うと、提示された価格が極端に安いため、注意が必要です。考えられる理由と確認すべき点を詳しく解説します。

ミニチュアダックスフンドの相場と価格設定の背景

一般的に、ミニチュアダックスフンドの子犬の価格は、血統、毛色、性別、ブリーダーの評判などによって大きく変動します。JKC(ジャパンケネルクラブ)の血統書付きの犬であれば、20万円~40万円程度が相場となることが多いです。もちろん、ペットショップやブリーダーによって価格設定は異なりますが、ワクチン代、健康診断代、血統書代などを含めても、2万円というのは明らかに安すぎます。

価格が安い理由として考えられること

1. 犬の健康状態に問題がある
先天性の疾患や感染症を抱えている可能性があります。
外見からは判断できない内部疾患があるかもしれません。
2. 血統書が偽造されている
血統書は誰でも発行できるものではなく、信頼できる団体が発行する必要があります。
血統書の内容が実際と異なる可能性があります。
3. 繁殖環境が劣悪である
不衛生な環境で育てられた犬は、健康状態が悪く、性格にも問題があることがあります。
親犬が遺伝性疾患を持っている可能性があります。
4. 詐欺である
お金を振り込んだ後に連絡が途絶える可能性があります。
実際には犬が存在しない可能性があります。

価格の安さから考えられるリスク:ケーススタディ

過去に実際にあったケースとして、Aさんがインターネットでミニチュアダックスフンドの子犬を格安で見つけました。写真では可愛らしい子犬でしたが、実際に会ってみると、明らかに体調が悪く、元気もありませんでした。Aさんは一度は購入を見送りましたが、ブリーダーに「この子を助けてあげてください」と懇願され、情にほだされて購入してしまいました。

しかし、購入後すぐに子犬は体調を崩し、動物病院で検査を受けた結果、重度の先天性心疾患が見つかりました。治療費は高額になり、最終的には子犬は短い生涯を終えました。Aさんは悲しみとともに、安易な気持ちで購入してしまったことを深く後悔しました。

このケースから学べる教訓は、価格の安さには必ず理由があるということです。特に、生き物を購入する場合は、安易な気持ちで決めるのではなく、慎重に検討する必要があります。

確認すべきチェックリスト

友人が子犬を購入する前に、以下の点を必ず確認するように伝えてください。
ブリーダーの信頼性を確認する
ブリーダーの評判をインターネットで調べる。
ブリーダーの犬舎を見学させてもらう。
ブリーダーに質問をして、知識や経験を確認する。
子犬の健康状態を確認する
動物病院で健康診断を受けてもらう。
子犬の親犬を見せてもらう。
子犬の兄弟犬を見せてもらう。
血統書を確認する
血統書の発行団体を確認する。
血統書の内容と子犬の情報が一致するか確認する。
契約内容を確認する
契約書をよく読み、不明な点は必ず質問する。
返品や返金に関する条項を確認する。
保証内容を確認する。

犬との生活を始める前に知っておくべきこと

犬を飼うということは、家族の一員として迎え入れるということです。犬は人間と同じように感情を持ち、喜びや悲しみ、苦しみを感じます。犬を飼うということは、その犬の生涯に責任を持つということです。

犬を飼う前に、以下のことをよく考えてください。
犬を飼うための時間と経済的な余裕があるか
犬の世話には時間と労力がかかります。
犬の食費、医療費、トリミング代など、経済的な負担も大きいです。
犬を飼うための住環境が整っているか
犬が自由に動き回れるスペースがあるか。
犬が安全に過ごせる環境か。
近隣住民に迷惑をかけないか。
家族全員が犬を飼うことに賛成しているか
犬は家族全員で世話をする必要があります。
犬アレルギーを持っている家族がいないか。

専門家からのアドバイス

動物行動学者のB先生は、「犬を飼うということは、その犬の一生を預かるということです。犬は言葉を話せませんが、私たちに多くのことを教えてくれます。犬との生活は素晴らしいものですが、責任も伴います。犬を飼う前に、犬のことをよく知り、犬との生活をイメージすることが大切です」と述べています。

まとめ:慎重な判断を

今回の場合、価格が安すぎるため、詐欺の可能性や犬の健康状態に問題がある可能性を考慮し、購入は慎重に検討するべきです。友人がどうしてもその子犬を飼いたい場合は、必ず獣医さんの診察を受け、健康状態に問題がないことを確認してから契約するようにアドバイスしてください。また、契約書の内容をよく確認し、返品や返金に関する条項についても確認しておくことが重要です。

犬との生活は、喜びと癒しを与えてくれる素晴らしいものです。しかし、そのためには、犬のことをよく知り、責任を持って世話をする必要があります。友人が素敵な犬との出会いを果たし、幸せな生活を送れることを願っています。

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