愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
愛犬との「暮らし」にまつわる思い出を本にしませんか?出版にかかる費用は0円です。
たくさんの「愛犬との暮らし」の投稿が集まったら一冊の本になり、「国会図書館」に納品されます。

投稿してみる

フローリングの白曇り、ムラだらけのワックス…原状回復義務とDIY修繕の落とし穴

#犬との暮らし
 
賃貸アパートのフローリングを、酔った勢いでメラミンスポンジで擦ってしまい白く曇ってしまいました。インターネットで調べたところ、剥離剤とワックスで直せるとのことだったので試してみたのですが、剥離が足りなかったのかムラだらけになってしまいました。ワックスを塗った後はエアコンで除湿もしたのですが効果はなく…。同じような経験がある方はどうしたか教えてください。また、退去時にこのような状況だと請求されますでしょうか?初めての賃貸なので分からず不安です。

フローリングの白曇り、そしてワックスの塗りムラ…。初めての賃貸で、まさかの事態に直面して困惑されていることと思います。しかも、原因が酔っぱらった勢いでの行動となると、後悔もひとしおですよね。

結論から言うと、退去時に原状回復費用を請求される可能性はあります。しかし、諦めるのはまだ早いです!状況を整理し、適切な対処法を講じることで、費用を最小限に抑えることができるかもしれません。

この記事では、フローリングの白曇りやワックスの塗りムラの原因と対策、そして原状回復義務について、具体的なアドバイスを交えながら解説していきます。

フローリングの白曇り、その原因は?

まず、フローリングが白く曇ってしまった原因を特定しましょう。今回のケースでは、メラミンスポンジの使用が大きな要因と考えられます。

メラミンスポンジは、研磨力が非常に高いのが特徴です。そのため、フローリングの表面を削ってしまい、光沢を失わせることで白く曇ったように見えてしまうのです。特に、ワックスが塗られているフローリングの場合、ワックス層を剥がしてしまうことで、まだら模様のように見えることもあります。

DIYでのワックス剥離・再塗布、失敗の原因は?

次に、ワックスの剥離と再塗布でムラができてしまった原因を考えてみましょう。考えられる原因はいくつかあります。
剥離剤の塗布不足:古いワックスを完全に剥離できていないと、新しいワックスが均一に密着せず、ムラの原因となります。
剥離剤の拭き残し:剥離剤がフローリングに残っていると、ワックスの密着を妨げ、ムラになることがあります。
ワックスの塗りすぎ:一度に大量のワックスを塗ると、均一に広げることが難しく、厚みにムラが生じます。
不適切な道具の使用:ワックスの種類に適した塗布用具を使用しないと、均一に塗ることができません。
乾燥不足:ワックスが完全に乾燥する前に重ね塗りしたり、家具を置いたりすると、ムラの原因となります。
室温・湿度の影響:ワックスの種類によっては、高温多湿な環境下ではうまく乾燥せず、ムラになりやすい場合があります。

今回のケースでは、質問者様ご自身も「剥離が足りなかったのか」と仰っているように、剥離不足が大きな原因である可能性が高いでしょう。

今すぐできる!応急処置と今後の対策

現状を把握した上で、今すぐできる応急処置と、今後の対策について考えていきましょう。

1. 状況の悪化を防ぐ応急処置

まずは、これ以上状況が悪化するのを防ぐことが重要です。
フローリングの保護:フローリングが傷つかないように、カーペットやマットなどを敷いて保護しましょう。特に、人がよく通る場所や、家具を置く場所は念入りに保護してください。
水分の拭き取り:フローリングに水分が付着した場合は、すぐに拭き取ってください。放置すると、シミや変色の原因となります。
掃除方法の見直し:メラミンスポンジの使用は絶対に避け、フローリングワイパーや、固く絞った雑巾で優しく拭き掃除をしましょう。

2. DIYでの修復を検討する場合

DIYでの修復を検討する場合は、以下の点に注意してください。
専門家への相談:DIYに自信がない場合は、無理に行わず、専門業者に相談することをおすすめします。
適切な道具と洗剤の準備:フローリングの種類や状態に合った剥離剤、ワックス、塗布用具などを準備しましょう。ホームセンターなどで相談すれば、適切なものを選んでもらえます。
目立たない場所で試す:必ず目立たない場所で試し塗りをして、仕上がりを確認してから全体に塗布しましょう。
取扱説明書をよく読む:剥離剤やワックスの取扱説明書をよく読み、使用方法や注意事項を必ず守りましょう。
換気を徹底する:剥離剤やワックスを使用する際は、換気を十分に行いましょう。
乾燥時間を守る:ワックスが完全に乾燥するまで、家具を置いたり、歩いたりしないようにしましょう。

3. 専門業者への依頼を検討する場合

DIYでの修復が難しいと感じたら、専門業者への依頼を検討しましょう。専門業者であれば、フローリングの状態を正確に判断し、適切な方法で修復してくれます。
複数の業者に見積もりを依頼する:複数の業者に見積もりを依頼し、料金やサービス内容を比較検討しましょう。
実績や評判を確認する:業者のホームページや口コミサイトなどで、実績や評判を確認しましょう。
契約内容をよく確認する:契約前に、作業内容、料金、保証期間などをしっかりと確認しましょう。

原状回復義務とは?どこまで請求される?

賃貸契約における原状回復義務とは、賃借人が故意または過失によって物件を損傷した場合に、退去時にその損害を修復する義務のことです。

今回のケースでは、メラミンスポンジでフローリングを傷つけてしまったこと、そしてDIYでのワックスがけに失敗してしまったことが、原状回復義務の対象となる可能性があります。

ただし、原状回復義務には、いくつかの例外があります。
経年劣化:通常の使用による自然な劣化や損耗は、原状回復義務の対象外となります。
通常の使用による損耗:例えば、家具の設置による床のへこみや、日焼けによるクロスの変色などは、通常の使用による損耗とみなされ、原状回復義務の対象外となる場合があります。

今回のケースでは、メラミンスポンジの使用が「故意または過失」にあたると判断される可能性が高く、原状回復費用を請求される可能性は高いでしょう。

しかし、請求される金額は、フローリングの損傷状況や、契約内容によって異なります。
フローリングの一部分の張替えで済む場合:一部分の張替えで済む場合は、その部分の費用のみが請求されます。
フローリング全体の張替えが必要な場合:フローリング全体の張替えが必要な場合は、張替え費用の一部が請求されることがあります。ただし、経年劣化などを考慮し、全額を請求されることは少ないでしょう。

退去時の交渉術:費用を抑えるために

退去時に原状回復費用を請求された場合、納得がいかない場合は、管理会社や大家さんと交渉することができます。
見積もりの内訳を確認する:見積もりの内訳を細かく確認し、不当な請求がないかチェックしましょう。
国土交通省のガイドラインを参考にする:国土交通省が公表している「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を参考に、交渉を進めましょう。
証拠を揃える:入居時のフローリングの状態を写真や動画で記録しておくと、交渉の際に役立ちます。
第三者機関に相談する:どうしても交渉がうまくいかない場合は、消費者センターや弁護士などの第三者機関に相談することも検討しましょう。

犬との暮らしでフローリングを守るために

今回の件を教訓に、今後犬と暮らす上でフローリングを傷つけないための対策を講じることが重要です。
滑り止め対策:犬が滑って転倒しないように、滑り止めワックスを塗ったり、カーペットやマットを敷いたりしましょう。
爪のお手入れ:定期的に爪を切ることで、フローリングへの傷つきを軽減できます。
粗相対策:粗相をした場合は、すぐに拭き取り、消臭剤を使用しましょう。
傷防止対策:家具の脚にカバーをつけたり、犬が走り回る場所にマットを敷いたりして、傷を防止しましょう。
フローリングの種類を選ぶ:犬と暮らす場合は、傷に強く、滑りにくいフローリングを選ぶのがおすすめです。

まとめ:諦めずに、まずは行動を!

フローリングの白曇りやワックスの塗りムラは、確かに困った問題ですが、諦めるのはまだ早いです。まずは、状況を正確に把握し、この記事で紹介した応急処置や対策を試してみてください。

そして、退去時の原状回復費用については、しっかりと交渉することで、費用を最小限に抑えることができるかもしれません。

今回の経験を活かして、愛犬との快適な賃貸ライフを送ってくださいね!

犬と暮らせる部屋の相談バナー

犬と暮らせるお部屋、探します。

「ペット可物件」だけでは不安……。
DOGFRIENDLYでは、犬との暮らしを大切にした物件探しをお手伝いしています。
犬種や広さ、周辺環境など、どんなことでもお気軽にご相談ください。

     犬と暮らせる物件を探す

おすすめの記事