子犬の購入は、家族の一員となる大切な瞬間です。特に初めての室内犬となると、健康状態をしっかり確認し、安心して迎え入れたいですよね。2ヶ月齢のトイプードルに鼻水と涙やけの症状が見られるとのこと、ご心配な気持ち、よく分かります。
子犬が鼻水や涙やけをする原因は様々です。風邪(上気道感染症)の可能性はもちろん、アレルギー、目の異物、涙管の閉塞なども考えられます。特に、ペットショップのような環境では、複数の犬が同じ空間にいるため、感染症にかかりやすいという側面もあります。
今回、店員さんから「風邪気味」との説明があったとのことですが、具体的な病名や治療内容については確認されましたか? ペットショップによっては、症状を軽く説明するだけで、具体的な治療内容を詳しく説明しないケースもあるため、気になる点は積極的に質問することが大切です。 例えば、どのような薬を処方されたのか、投薬期間はどのくらいか、症状の改善が見られない場合の対応など、確認しておきましょう。
質問文にもあるように、ケンネルコフ(犬伝染性気管支炎)も可能性として考えられます。ケンネルコフは非常に感染力の高い病気で、咳や鼻水、くしゃみなどの症状が現れます。ペットショップでは、複数の犬が近接して生活しているため、ケンネルコフの発生リスクは高まります。もしケンネルコフが疑われる場合は、適切な治療が必要となるため、獣医師による診察が不可欠です。
ペットショップでの子犬購入は、信頼できるお店を選ぶことが非常に重要です。 お店選びの際には、子犬の健康状態、飼育環境、店員さんの対応などをしっかり確認しましょう。 清潔な環境で飼育されているか、子犬が元気に遊んでいるか、店員さんが子犬の健康管理についてきちんと説明してくれるかなどをチェックポイントにすると良いでしょう。
今回のケースでは、子犬に鼻水と涙やけの症状が見られ、ワクチン接種も遅れる可能性があるとのことです。これは、すぐに購入を決定するよりも、子犬の健康状態が回復するまで様子を見る方が良いかもしれません。 店員さんの説明だけでは不安が残る場合は、信頼できる獣医師に相談してみるのも良いでしょう。獣医師の意見を聞いてから、購入するかどうかの判断をするのも一つの方法です。
もし、店員さんの説明に納得がいかず、不安が解消されない場合は、購入をキャンセルすることも検討しましょう。契約前にキャンセルできるかどうかを確認しておきましょう。キャンセル料が発生する可能性もありますが、将来的なトラブルを避けるためにも、慎重な判断が必要です。
子犬を迎えることは、大きな喜びと責任を伴います。今回のケースでは、子犬の健康状態が第一です。店員さんの説明を鵜呑みにするのではなく、ご自身の目で状態を確認し、不安な点は積極的に質問し、必要であれば獣医師に相談するなど、慎重に進めていきましょう。焦らず、安心できる選択をすることが大切です。
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