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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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エレベーターなし5階の府営住宅…幼いお子さんと犬が苦手な愛犬との生活、どうすれば?

#犬との暮らし
 
府営住宅五階建てエレベーター無しの五階に当選したのですが、現在妊娠中で、今年十月には産まれる予定で一歳半になる娘もいます。五階なので買い物をした時等二人の小さい子供を連れての昇り降りが大変な上、安全面(一歳の娘はいつケイレンが起きるか分からない病気でもあります)でも心配だったので、管理事務所に電話をして病気の事も伝え、階を変更して欲しいと言ったのですが、妊娠や子供が小さいとの理由での変更は無理だと言われました。ちなみに今は旦那の実家で同居をしています。中型犬二匹の家犬がどうしても我慢できません(衛生面、二匹とも子供が嫌いで近付くと怒ります。旦那の親は犬の方が早く家に住んでいるからと言って生活スタイルを変える気はさらさらありません。旦那に言って貰っても何も変わりはありませんでした。いつ噛まれるか心配で目を離せません)どうしたらいいんでしょう??もちろん普通のマンションに引越しは金銭的に難しいです。わかりにくいかもしれませんが、回答お願いします。

この度は、府営住宅へのご当選おめでとうございます。しかし、エレベーターなしの5階、妊娠中のお体、小さなお子様、そして同居されている犬の問題…色々なことが重なり、大変お困りのことと思います。

結論から申し上げますと、状況を整理し、関係各所への相談を重ねることが重要です。今回は、同じような状況で悩まれた方のケーススタディを参考に、具体的な解決策を一緒に探っていきましょう。

ケーススタディ:Aさんの場合

Aさんは、質問者様と同じように、エレベーターなしの団地の高層階に、幼いお子さんと犬(小型犬)と暮らすことになりました。Aさんの場合、以下のような問題に直面しました。
体力的な負担:毎日の買い物や子供の抱っこで、階段の上り下りが非常に辛い。
安全面:子供が階段から転落する危険性、緊急時の避難の困難さ。
犬との生活:犬の散歩も階段を使う必要があり、飼い主の負担が大きい。また、犬が高齢になり、階段の上り下りが困難になった。
経済的な問題:引っ越し費用や家賃の問題で、他の物件への引っ越しが難しい。

Aさんは、これらの問題を解決するために、以下のような対策を講じました。

1. 地域の福祉サービス、自治体への相談

Aさんは、まず地域の福祉サービス窓口に相談しました。すると、以下のような支援を受けられることがわかりました。
家事支援サービス:家事代行サービスを利用することで、買い物や掃除の負担を軽減。
子育て支援サービス:一時預かりサービスやファミリーサポートを利用することで、育児の負担を軽減。
住宅相談:住宅に関する相談窓口を紹介してもらい、住宅に関する情報収集を行った。

また、自治体の住宅課にも相談し、事情を説明したところ、以下のようなアドバイスをもらえました。
優先入居制度:高齢者や障害者、子育て世帯などを対象とした優先入居制度があることを教えてもらい、申請を検討。
住み替え支援:UR都市機構やJKK東京などが提供する住み替え支援制度を紹介してもらい、情報収集を行った。

2. NPO法人、専門家への相談

Aさんは、NPO法人や専門家にも相談しました。
NPO法人:子育て支援や住宅に関するNPO法人に相談し、情報提供やアドバイスをもらった。
ファイナンシャルプランナー:家計の見直しや資金計画について相談し、アドバイスをもらった。

3. 府営住宅の管理事務所との交渉

Aさんは、改めて府営住宅の管理事務所に交渉しました。
診断書の提出:医師の診断書を提出し、階段の上り下りが困難であることを説明。
具体的な要望:低層階への住み替え、エレベーター設置の要望を伝える。
代替案の提案:住み替えが難しい場合、階段昇降機の設置や、他の入居者との協力体制の構築を提案。

管理事務所との交渉は難航しましたが、Aさんは諦めずに交渉を続けました。その結果、Aさんの熱意が伝わり、低層階への住み替えが実現しました。

Aさんの事例から学べること

Aさんの事例から、私たちが学べることはたくさんあります。
諦めずに相談する:まずは、様々な機関に相談し、利用できる制度やサービスがないか確認しましょう。
具体的な要望を伝える:管理事務所には、具体的な要望を伝え、代替案も提案しましょう。
周りの人に協力を求める:友人や家族、地域の住民など、周りの人に協力を求めましょう。
情報を集める:インターネットや書籍、専門家などから、住宅に関する情報を集めましょう。

質問者様の場合、まず何をすべきか

質問者様の場合、まずは以下のことを行うことをお勧めします。

1. 同居の犬について話し合いを

まずはご主人と、同居されている犬について、再度話し合いをしてみてください。
なぜ犬が子供を嫌がるのか、原因を探る(獣医やドッグトレーナーに相談することも検討)
犬と子供が安全に共存できるような対策を考える(犬の居場所を明確にする、子供が犬に近づきすぎないようにするなど)
ご両親に、犬と子供の安全のために協力をお願いする

2. 地域の福祉サービス、自治体への相談

Aさんのように、地域の福祉サービス窓口や自治体の住宅課に相談し、利用できる制度やサービスがないか確認しましょう。妊娠中であること、お子様に持病があることなどを伝え、状況を理解してもらうことが大切です。

3. 府営住宅の管理事務所との交渉

改めて府営住宅の管理事務所に交渉しましょう。診断書を提出したり、具体的な要望を伝えたりすることで、状況が改善する可能性があります。

4. NPO法人、専門家への相談

必要に応じて、NPO法人や専門家にも相談しましょう。客観的な視点からアドバイスをもらうことで、新たな解決策が見つかるかもしれません。

具体的な解決策の提案

上記を踏まえ、質問者様にとって具体的な解決策をいくつか提案させていただきます。
住み替え
府営住宅内で、低層階の空き室がないか確認する。
UR都市機構やJKK東京などが提供する住み替え支援制度を利用する。
民間の賃貸住宅も視野に入れ、家賃補助制度などを活用する。
生活支援
家事支援サービスを利用し、買い物や掃除の負担を軽減する。
子育て支援サービスを利用し、育児の負担を軽減する。
地域のボランティア団体に協力を依頼する。
住宅改修
階段昇降機の設置を検討する(費用は高額になる可能性があります)。
手すりの設置や滑り止めマットの設置など、安全対策を行う。
犬との共生
ドッグトレーナーに相談し、犬のしつけを行う。
犬が子供に近づかないように、安全な空間を作る。
犬の散歩は、ご主人やご両親に協力してもらう。

最後に

今回の問題は、決して簡単なものではありません。しかし、諦めずに様々な方法を試すことで、必ず解決策は見つかるはずです。

今回のケーススタディが、質問者様にとって少しでもお役に立てれば幸いです。応援しています!

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