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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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どうしても犬を飼いたいあなたへ。親御さんを説得するためのステップと心構え

#犬の飼育
 
どうしても飼いたい犬がいます。私は現在20歳、動物系の専門学校生です。1ヶ月程前に愛護センターで保護されていた犬と出会いました。とても人懐こくしつけもされており、以前の飼い主からの連絡もなく、新しい引き取り手も見つかっていません。新しい飼い主が見つかるようボランティアトリミングや譲渡会も行いましたが、見つからず、SNSや知り合いにも声をかけましたが、良い結果は得られませんでした。殺処分される犬や猫がいるのは承知していますが、どうしてもその犬を家族に迎えたいのです。しかし、親が「前に飼っていた犬が亡くなったばかりで悲しいから」と反対しています。私は実家暮らしで、費用は全て私が負担し、トリミングもできます。ただ、居場所を提供して欲しいのです。殺処分まであと2週間。何か良い策はないでしょうか。

結論:親御さんの気持ちに寄り添い、具体的な計画と愛情を伝えることが大切

この記事では、どうしても犬を飼いたいあなたが、親御さんを説得するための具体的なステップと心構えを解説します。親御さんの反対には、過去の悲しい経験や将来への不安が隠されているかもしれません。まずはその気持ちに寄り添い、あなたが犬を飼うことで家族にもたらす幸せや、責任を持って犬と暮らす覚悟を示すことが重要です。

ケーススタディ:Aさんの場合

Aさんは、あなたと同じように実家暮らしの20代で、どうしても保護犬を飼いたいと思っていました。しかし、ご両親は犬を飼うことに大反対。Aさんは、まずご両親が反対する理由をじっくりと聞き出しました。すると、過去に飼っていた犬の介護が大変だったこと、経済的な負担への不安、そして何よりも別れが辛いという気持ちがあることがわかりました。

そこでAさんは、これらの不安を解消するために、具体的な計画を立てました。
犬の飼育にかかる費用を全て自分で負担すること
犬の世話は全て自分で行うこと
定期的な健康チェックや予防接種を欠かさないこと
もしもの時のためのペット保険への加入
犬との生活が家族にもたらす喜びを具体的に伝えること

これらの計画を、ご両親に丁寧に説明した結果、最終的にご両親はAさんが犬を飼うことを承諾してくれました。Aさんは現在、保護犬との幸せな生活を送っています。

STEP1:親御さんの気持ちを理解する

親御さんが反対する理由は様々ですが、主なものとしては以下のようなものが考えられます。
過去の経験:過去に犬を飼っていた場合、別れの悲しみや介護の苦労がトラウマになっている可能性があります。
経済的な負担:犬の飼育には、食費、医療費、トリミング代など、様々な費用がかかります。
時間的な負担:犬の散歩や世話には、時間と労力が必要です。
家の環境:犬を飼うのに十分なスペースがない、近隣への迷惑を心配しているなどの理由が考えられます。
アレルギー:家族の中に犬アレルギーを持っている人がいる可能性があります。

まずは、親御さんがなぜ反対しているのか、じっくりと話を聞いてみましょう。感情的に反論するのではなく、冷静に、そして丁寧に質問することが大切です。

STEP2:具体的な計画を立てる

親御さんの不安を解消するためには、具体的な計画を立てることが重要です。以下の項目について、しっかりと準備しましょう。
経済的な計画:
犬の飼育にかかる費用(食費、医療費、トリミング代、ペット用品代など)を具体的に洗い出し、年間でどのくらいの費用がかかるのかを把握しましょう。
これらの費用を全て自分で負担できることを明確に示しましょう。
アルバイト収入や貯蓄など、具体的な資金源を提示すると、より説得力が増します。
もしもの時のためのペット保険への加入も検討しましょう。
時間的な計画:
犬の散歩や世話にかかる時間を具体的に洗い出し、自分の生活スケジュールの中にどのように組み込むかを説明しましょう。
学校やアルバイトで忙しい場合でも、犬の世話をする時間を確保できることを示しましょう。
家族の協力を得ることも検討しましょう。
生活環境の整備:
犬が快適に過ごせるように、部屋の掃除や整理整頓を行いましょう。
犬用のスペースを確保し、安全な環境を整えましょう。
近隣への迷惑にならないように、犬のしつけや騒音対策を行いましょう。
犬種選び:
自分のライフスタイルに合った犬種を選びましょう。
小型犬や成犬など、飼育しやすい犬種を選ぶのも一つの方法です。
保護犬の場合、性格や特徴をよく理解し、自分に合った犬を選びましょう。

STEP3:親御さんに伝える

計画がまとまったら、親御さんに伝えましょう。伝える際には、以下の点に注意しましょう。
感謝の気持ちを伝える:
まずは、親御さんが自分を育ててくれたことへの感謝の気持ちを伝えましょう。
親御さんの気持ちを理解していることを伝えましょう。
冷静に、丁寧に説明する:
感情的に訴えるのではなく、冷静に、そして丁寧に計画を説明しましょう。
親御さんの質問や疑問に、誠実に答えましょう。
犬を飼うことのメリットを伝える:
犬との生活が家族にもたらす喜びや癒し効果を具体的に伝えましょう。
犬を飼うことで、家族のコミュニケーションが活発になることや、子供の情操教育に役立つことなどを説明しましょう。
犬を飼うことで、自分の責任感や自立心が養われることをアピールしましょう。
譲歩案を提示する:
もし親御さんがどうしても反対する場合は、譲歩案を提示することも検討しましょう。
例えば、最初は週末だけ犬を預かる、犬の世話を家族と分担する、などの提案をしてみましょう。

STEP4:根気強く説得する

一度で親御さんが納得してくれるとは限りません。根気強く説得することが大切です。
時間をかけて話し合う:
一度の話し合いで諦めずに、時間をかけて何度も話し合いましょう。
親御さんの気持ちが変わるまで、辛抱強く待ちましょう。
第三者の意見を聞く:
親戚や友人など、信頼できる第三者に相談し、親御さんを説得してもらうのも一つの方法です。
獣医やドッグトレーナーなど、専門家の意見を聞くのも効果的です。
犬との触れ合いの機会を作る:
親御さんと一緒に、犬と触れ合う機会を作りましょう。
実際に犬と触れ合うことで、親御さんの気持ちが変わるかもしれません。
愛情を伝える:
何よりも大切なのは、犬への愛情を伝えることです。
犬を大切に思う気持ちが伝われば、親御さんの心も動かされるはずです。

犬との生活を始める前に

親御さんの承諾を得られたら、いよいよ犬との生活が始まります。しかし、その前に、以下の点についてしっかりと準備しておきましょう。
犬の飼育に必要なものを揃える:
犬用のベッド、食器、首輪、リード、おもちゃなど、必要なものを揃えましょう。
安全なドッグフードを選びましょう。
犬のしつけ:
犬を迎える前に、基本的なしつけについて勉強しておきましょう。
必要に応じて、ドッグトレーナーに相談しましょう。
獣医さんを決めておく:
犬を迎える前に、信頼できる獣医さんを見つけておきましょう。
定期的な健康チェックや予防接種を受けましょう。
地域の情報収集:
近所の公園やドッグランなど、犬と遊べる場所を探しておきましょう。
地域の犬の飼い主のコミュニティに参加するのも良いでしょう。

成功の鍵は、愛情と責任感

犬を飼うことは、楽しいことばかりではありません。散歩や世話、しつけなど、大変なこともたくさんあります。しかし、それ以上に、犬との生活は私たちに多くの喜びと癒しを与えてくれます。

親御さんを説得するためには、犬への愛情と、責任を持って犬と暮らす覚悟を示すことが重要です。具体的な計画を立て、根気強く説得することで、きっと親御さんの心も動かされるはずです。

そして、犬との幸せな生活をスタートさせてください。

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