愛犬のトイレのしつけ、特にうんちの場所には本当に悩みますよね。
新しいお家への引越しが決まったとのこと、これはトイレのしつけを見直す絶好のチャンスです!
今回は、Mダックス♂3歳(去勢済)のわんちゃんのトイレのしつけについて、お悩み解決のお手伝いをさせていただきます。
おしっこは7割トイレでできるようになったものの、少量ずつで、うんちは全くトイレでしてくれないとのこと。
さらに、引越しを控えて環境が変わることも心配ですよね。
この記事では、引越しを機にトイレのしつけを成功させるための具体的なステップと、よくある疑問への回答をまとめました。
ぜひ、愛犬との快適な新生活のために、参考にしてくださいね。
今実家でMダックス♂3歳を飼っています。去勢済みです。2歳半ぐらいまではメスのようにおしっこをしていたんですが、最近は足を上げるようになりました。犬を飼い始めて最初にぶち当たったのがやはりトイレのしつけでした。今は、おしっこのほうが7割トイレでできるようになりました。しかしうちのわんこは、朝一番のおしっこ以外、1回1回がすごく少量で・・ちびちびなんです。おそらく、トイレで成功するたびにフードを1粒上げてるからだと思うんですが。それもどうにかしたいと思っているんですが・・・。そして、うんちのほうはトイレでやったことが、おそらく1度もありません・・・。大体いつも玄関でするんですが(泣)誰かが玄関のほうにいて我慢できないときは、居間や畳の部屋でします。おそらく見られたくないんだと思います。よくネットで検索すると、小さい時にトイレの失敗で怒られたりするとこっそりするようになると書いてあるので、そうなのかなぁと思います・・・。そしてついこの間、父の転勤が決まり、新しい土地・家でわんこと父と一緒に住むことになりました。新しく住む家は賃貸なので、やっぱりトイレをちゃんとしつけたいと思います。もちろん実家でもしつけ直さないとと思ってはいたのですが、私が実家に住んでいなかったので多忙な母父に頼むわけにもいかず・・・って感じです。しつけ直す以前に、環境が変わってトイレがちゃんとできるかも心配なんですが・・・(+_+)何かアドバイスもらえたら嬉しいです! 特に、うんちのほうはトイレとうんちが結びついてないような気がして・・。ちなみに、おしっこのしつけは、近くの動物病院でしつけ教室もやっており、そこの先生の教えで、トイレにサークルをはり、おしっこするまでトイレから出さず、おしっこしたら思い切りほめて外に出してあげる。おしっこしてるときに「シーシー」など音をつけてあげ、その後はトイレで「シーシー」と言えばおしっこをするようになる。という感じでした。今は「シーシー」と言えば、大体します。いつもわんこが寝るサークル内にもトイレがあるのですが、体が大きくなるにつれてそのトイレではしなくなり、今は完全トイレ無視です。寝床が汚れるのが嫌なんだと思います。主に使うトイレは居間の隅にある大きめトイレでした。新居では、希望ではサークルの横あたりにトイレを置く感じなんですが・・・。
引越しはトイレのしつけを見直すチャンス!
新しいお家への引越しは、わんちゃんにとって環境が大きく変わるタイミングです。
この変化を逆手にとって、トイレのしつけをリセットし、成功に導くためのステップをご紹介します。
ステップ1:新居でのトイレ環境を整える
まず、新居でのトイレの場所を決めましょう。
以前のトイレの場所にとらわれず、わんちゃんが落ち着いて排泄できる場所を選ぶことが大切です。
- サークルの近く:
これまでサークルの横にトイレを置いていたとのことですので、同じようにサークルの近くに設置するのは良いアイデアです。
安心できる場所の近くは、わんちゃんもリラックスしやすいでしょう。
- 静かで落ち着ける場所:
騒がしい場所や人の出入りが多い場所は避け、わんちゃんが落ち着いて排泄できる静かな場所を選びましょう。
- 清潔な状態を保つ:
トイレは常に清潔に保ち、臭いが気にならないようにしましょう。
こまめな掃除と消臭は、わんちゃんが気持ちよくトイレを使うための基本です。
ステップ2:トイレのサインを見逃さない
わんちゃんがトイレに行きたそうなサインを見逃さないようにしましょう。
そわそわしたり、床の臭いを嗅ぎ回ったり、 кружиться などの行動が見られたら、すぐにトイレに誘導します。
特に、うんちの場合は、排泄前に独特の行動をすることがあります。
これらのサインを見つけることが、トイレのしつけ成功への第一歩です。
ステップ3:成功したらご褒美を!
トイレで排泄に成功したら、すぐに褒めてご褒美を与えましょう。
この時、大げさに褒めて、わんちゃんが喜ぶようにすることがポイントです。
- ご褒美の種類:
おやつ、おもちゃ、撫でるなど、わんちゃんが喜ぶものなら何でもOKです。
ただし、おやつを与えすぎると肥満の原因になるので、量を調整しましょう。
少量のおやつや、カロリーの低いおやつを選ぶのもおすすめです。
- タイミング:
排泄が終わってすぐに褒めてご褒美を与えることで、わんちゃんは「トイレ=良いこと」と認識しやすくなります。
時間が経ってから褒めても、わんちゃんは何に対して褒められているのか理解できません。
ステップ4:失敗しても絶対に怒らない
トイレの失敗は、わんちゃんにとって意図的なものではありません。
失敗した時は、決して怒らず、静かに片付けましょう。
怒ってしまうと、わんちゃんは排泄すること自体を怖がるようになり、隠れて排泄するようになる可能性があります。
これは、今回のケースのように、うんちを隠れてする原因にもなりかねません。
ステップ5:根気強く教える
トイレのしつけは、根気が必要です。
すぐに結果が出なくても、諦めずに続けることが大切です。
- 焦らない:
わんちゃんのペースに合わせて、ゆっくりと教えていきましょう。
焦って急かすと、わんちゃんはストレスを感じてしまい、逆効果になることもあります。
- 一貫性:
家族全員で同じ方法で教えるようにしましょう。
教え方がバラバラだと、わんちゃんは混乱してしまいます。
少量ずつのおしっこ問題について
おしっこを少量ずつする原因として、トイレで成功するたびにフードを与えていることが考えられます。
しかし、ご褒美を止めてしまうと、トイレでする意欲がなくなってしまうかもしれません。
そこで、以下のような方法を試してみてはいかがでしょうか。
- ご褒美の量を減らす:
フードの量を少しずつ減らしていきましょう。
最終的には、フードではなく、言葉で褒めるだけでも効果があるようにします。
- ご褒美の種類を変える:
フードの代わりに、撫でたり、おもちゃで遊んだりするなど、別の種類のご褒美を取り入れてみましょう。
- 排泄の間隔を意識する:
わんちゃんが排泄する間隔を把握し、トイレに誘導するタイミングを調整しましょう。
例えば、朝起きた後、食後、遊びの後など、排泄しやすいタイミングでトイレに連れて行くと、成功率が上がります。
うんちをトイレでしない問題について
うんちをトイレでしない原因として、過去のトラウマや、トイレに対する嫌悪感などが考えられます。
まずは、わんちゃんが安心して排泄できる環境を作ることが大切です。
以下の方法を試してみましょう。
- うんちのタイミングを見計らう:
わんちゃんがうんちをするタイミングを予測し、その前にトイレに連れて行ってみましょう。
そわそわしたり、床の臭いを嗅ぎ回ったりする行動が見られたら、チャンスです。
- トイレでうんちをしたら大げさに褒める:
トイレでうんちをしたら、おしっこの時以上に大げさに褒めて、ご褒美を与えましょう。
わんちゃんに「トイレでうんちをすると、とても良いことがある」と認識させることが重要です。
- トイレ以外の場所でうんちをしても怒らない:
トイレ以外の場所でうんちをしても、決して怒らないでください。
怒ってしまうと、わんちゃんは排泄すること自体を怖がるようになり、ますます隠れて排泄するようになる可能性があります。
- 根気強く続ける:
うんちのしつけは、おしっこのしつけよりも時間がかかることがあります。
焦らずに、根気強く続けることが大切です。
専門家からのアドバイス
犬の行動学専門家である獣医のA先生によると、
「犬は、過去の経験から学習します。
トイレの失敗で怒られた経験があると、排泄すること自体を隠したがるようになることがあります。
新しい環境では、過去のトラウマをリセットし、トイレ=良いことと認識させることが重要です。
そのためには、成功体験を積み重ねることが最も効果的です。」
とのことです。
成功事例:BさんのMダックスの場合
Bさんの愛犬、MダックスのCちゃん(4歳)も、以前はトイレの失敗が多く、特にうんちはいつも隠れてしていました。
Bさんは、Cちゃんがうんちをする前に必ずそわそわすることに気づき、そのタイミングでトイレに連れて行くようにしました。
最初は嫌がって逃げ出していましたが、根気強く続けるうちに、Cちゃんもトイレでうんちをするようになりました。
トイレでうんちをしたら、BさんはCちゃんを大げさに褒め、特別なおやつを与えました。
すると、Cちゃんはトイレでうんちをすることに喜びを感じるようになり、今では自らトイレに行くようになったそうです。
まとめ
引越しは、トイレのしつけを見直す絶好の機会です。
新しい環境で、わんちゃんが安心して排泄できる場所を作り、根気強く教えることで、必ずトイレのしつけは成功します。
今回の記事が、あなたと愛犬の新生活のお役に立てれば幸いです。