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【犬と防災】避難所で犬がNGだった時の対策とは?愛犬と安全に避難するための完全ガイド

#災害対策
 
南海トラフ巨大地震についての質問です。巨大地震なので私の住んでる場所も大きい地震に見舞われるので避難所はもう抑えているのですが、そこで問題なのが、私犬を1匹飼っており体重は6kg程。これは避難所では犬同伴OKの場所とNGの場所がありますよね?もしどの避難所もNGだった場合と最悪の場合を考えてしまいます。その時飼い犬はどうしたらいいのでしょうか?そういう愛護センターみたいなとこに預けるとかの手段なのでしょうか?それとも家に置いていかなければならないのでしょうか?その最悪の場合というのが怖くて夜も眠れません。なので、もしどこの避難所も犬NGだった場合の対処の仕方を誰か教えていただきたいです。後、うちの犬は警戒心が強くよく吠える性格があるのでそこも今のうちにしつけた方がいいですよね?

地震大国である日本では、いつ巨大地震が発生してもおかしくありません。特に南海トラフ巨大地震は、甚大な被害をもたらす可能性が指摘されており、事前の備えが非常に重要です。あなたはすでに避難場所を確保されていますが、愛犬との避難について不安を感じていらっしゃるのですね。

結論: 避難所が犬同伴NGの場合でも、愛犬を置いていくという選択肢はありません。事前に様々な対策を講じることで、愛犬と一緒に安全に避難できる可能性を高めることができます。

この記事では、避難所で犬がNGだった場合の具体的な対策、愛犬のしつけ、そして日頃からできる備えについて詳しく解説します。愛犬との安全な避難のために、ぜひ最後までお読みください。

ケーススタディ:ある犬飼いさんの避難体験

Kさん(仮名)は、柴犬のハナちゃんと暮らしていました。Kさんの住む地域も、南海トラフ地震の被害想定地域に含まれており、Kさんは日頃から防災意識を高めていました。

ある日、Kさんの地域で震度6強の地震が発生しました。Kさんはハナちゃんと一緒に、事前に確認していた避難所へ向かいました。しかし、その避難所はペット同伴不可だったのです。

途方に暮れるKさんでしたが、事前に調べていたペット同伴可能な避難所が近くにあることを思い出し、ハナちゃんと一緒にそちらへ向かいました。ペット同伴可能な避難所では、他の犬たちもいましたが、ハナちゃんは落ち着いて過ごすことができました。

Kさんは、今回の経験から、事前の備えの大切さを痛感しました。ペット同伴可能な避難所の確認、防災グッズの準備、そして愛犬のしつけ。これらは全て、愛犬と安全に避難するために欠かせない要素だとKさんは語ります。

避難所が犬NGの場合の対策:5つの選択肢

避難所が犬同伴NGだった場合、以下の5つの選択肢が考えられます。

1. ペット同伴可能な避難所を探す
事前に自治体のハザードマップやホームページで、ペット同伴可能な避難所を確認しておきましょう。
近隣の自治体にも、ペット同伴可能な避難所がある場合があります。
避難所が開設されていない場合や、満員で入れない場合も想定し、複数の避難所をリストアップしておくと安心です。

2. 車中避難
車を所有している場合は、車中避難という選択肢もあります。
ただし、エコノミークラス症候群にならないように、定期的に体を動かすようにしましょう。
夏場は熱中症、冬場は寒さ対策も忘れずに行いましょう。
ガソリンの残量にも注意が必要です。

3. 親戚・知人宅への避難
親戚や知人宅が近くにある場合は、避難を相談してみましょう。
事前に、ペット同伴が可能かどうか確認しておくことが大切です。
迷惑をかけないように、食料や水、ペット用品などは自分で用意しましょう。

4. ペットホテルや動物病院への避難
ペットホテルや動物病院によっては、災害時にペットを預かってくれる場合があります。
事前に、受け入れ可能かどうか、料金などを確認しておきましょう。
預ける際には、ワクチン接種証明書や身分証明書が必要になる場合があります。

5. 在宅避難
自宅が倒壊の危険がない場合は、在宅避難という選択肢もあります。
ただし、ライフラインが止まる可能性があるので、食料や水、生活必需品を備蓄しておきましょう。
余震に注意し、安全な場所で過ごすようにしましょう。

愛犬のしつけ:避難生活で役立つ3つのトレーニング

避難生活では、多くの人が共同生活を送ることになります。愛犬が吠えたり、暴れたりすると、周りの人に迷惑をかけてしまう可能性があります。避難生活をスムーズに送るために、以下の3つのしつけをしておきましょう。

1. 無駄吠えをしない
犬が吠える原因を特定し、原因を取り除くようにしましょう。
インターホンや来客に吠える場合は、チャイムの音に慣れさせたり、来客時に犬をハウスに入れたりするなどの対策が有効です。
吠えたら無視をする、吠えるのをやめたら褒めるなど、根気強く教えることが大切です。

2. 人に慣れる
散歩中に色々な人に会わせたり、ドッグランで他の犬と遊ばせたりして、人に慣れさせましょう。
人に触られることに慣れさせるために、ブラッシングや爪切りなど、日常的なケアを積極的に行いましょう。
動物病院での診察に慣れさせておくことも重要です。

3. ハウスやキャリーバッグに慣れる
ハウスやキャリーバッグは、犬にとって安心できる場所になるように、普段から慣れさせておきましょう。
ハウスやキャリーバッグの中でご飯を食べさせたり、おもちゃで遊ばせたりすると、良いイメージを持つようになります。
災害時は、ハウスやキャリーバッグが愛犬の安全を守る役割を果たします。

日頃からできる備え:愛犬を守るための5つの準備

災害はいつ起こるかわかりません。日頃から以下の5つの準備をしておくことで、愛犬と安全に避難できる可能性を高めることができます。

1. 防災グッズの準備
愛犬用の防災グッズを準備しておきましょう。
食料(3日分以上)、水、食器、リード、首輪、ペットシーツ、うんち袋、タオル、常備薬、ワクチン接種証明書、身分証明書などが必要です。
食料は、普段から食べ慣れているものを用意しましょう。
アレルギーがある場合は、アレルギー対応の食料を用意しましょう。

2. マイクロチップの装着
マイクロチップを装着することで、迷子になった際に身元が判明しやすくなります。
環境省のデータベースに登録することで、より確実な身元確認が可能になります。
マイクロチップは、動物病院で装着することができます。

3. 鑑札・狂犬病予防注射済票の装着
鑑札と狂犬病予防注射済票は、犬の登録と狂犬病予防注射の接種を証明するものです。
これらを装着することで、飼い犬であることが明確になり、保護された際にスムーズに飼い主の元へ戻ることができます。
鑑札と狂犬病予防注射済票は、首輪に装着するようにしましょう。

4. 迷子札の装着
迷子札には、飼い主の名前、連絡先、犬の名前などを記載しておきましょう。
首輪に装着するだけでなく、マイクロチップと併用することで、より確実な身元確認が可能になります。
迷子札は、犬が噛みちぎらない丈夫な素材を選びましょう。

5. 情報の収集
自治体の防災情報やペットに関する情報を収集しましょう。
ペット同伴可能な避難所や、災害時のペットに関する支援情報を確認しておきましょう。
SNSやインターネットで、他の飼い主さんの体験談や防災対策を参考にすることも有効です。

専門家からのアドバイス:獣医A先生の場合

「災害時は、人も動物もパニックになりやすい状況です。愛犬が落ち着いて過ごせるように、日頃からスキンシップをとり、信頼関係を築いておくことが大切です。また、避難生活では、感染症のリスクが高まります。ワクチン接種やノミ・ダニ予防を徹底し、愛犬の健康管理に気を配りましょう。」(獣医A先生)

まとめ:愛犬との防災は、日頃の備えが鍵

南海トラフ巨大地震は、いつ発生してもおかしくありません。愛犬との安全な避難のためには、事前の備えが非常に重要です。この記事で紹介した対策を参考に、今すぐできることから始めてみましょう。
ペット同伴可能な避難所の確認
防災グッズの準備
愛犬のしつけ
マイクロチップの装着
鑑札・狂犬病予防注射済票の装着
迷子札の装着
情報の収集

これらの準備をすることで、万が一の事態に備え、愛犬と一緒に安全に避難することができます。愛犬との防災は、飼い主の責任です。日頃からしっかりと備え、愛犬との安全な生活を守りましょう。

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