せっかくワンちゃんと新しい生活を始めたのに、突然「犬禁止」なんて言われたら、本当に困ってしまいますよね。しかも、ペット可の条件で契約したのに、後から覆されるなんて、納得がいかないのは当然です。でも、諦めるのはまだ早い！ 落ち着いて、これからお話しすることを参考に、解決策を探っていきましょう。

まずは状況を整理しましょう

今回の問題点を整理してみましょう。
契約内容の確認: まず、賃貸契約書を隅々まで確認しましょう。「ペット可」の条件がどのように記載されているか、犬種やサイズに関する制限はないか、騒音に関する条項はないかなどをチェックします。
許可の証拠: オーナーの印鑑が押された書類や、不動産屋からの承諾を得た際のメールや書面など、ペット飼育の許可を得ている証拠をすべて集めてください。
騒音問題の現状: 苦情を言ってきた下の階の方と直接話をして、具体的な状況を把握しましょう。時間帯、犬の鳴き声の種類（吠える、キャンキャン鳴くなど）、頻度などを詳しく聞いてみてください。
他の飼育者の状況: 他の住人が犬を飼育している状況を把握しましょう。犬種、サイズ、飼育状況などを確認し、可能であれば、今回の件について相談してみるのも良いかもしれません。

解決策を探るためのステップ

状況を整理した上で、具体的な解決策を探っていきましょう。

1. 不動産屋との再交渉:
契約内容と許可の証拠を提示し、なぜ「犬禁止」と言われたのか、理由を明確にしてもらいましょう。
騒音問題が原因であれば、具体的な対策を提案します（防音マットの設置、犬のしつけ教室への参加など）。
他の飼育者の存在を伝え、自分だけが対象となる理由を尋ねましょう。
不動産屋が取り合ってくれない場合は、オーナーに直接交渉することも検討しましょう。
2. 騒音対策の徹底:
防音対策: 防音マットやカーペットを敷き、壁に吸音材を貼るなど、できる限りの防音対策を行いましょう。
犬のしつけ: 無駄吠えをしないように、専門家（ドッグトレーナーなど）の指導のもと、犬のしつけを徹底しましょう。
生活時間:** 犬の活動時間（散歩や遊び）を調整し、早朝や深夜の騒音を避けるようにしましょう。
コミュニケーション:** 下の階の方に、騒音対策への協力をお願いし、理解を得るように努めましょう。
3. 第三者への相談:
弁護士: 契約内容や法律に関する専門的なアドバイスが必要な場合は、弁護士に相談してみましょう。
消費者センター: 不動産屋の対応に納得がいかない場合は、消費者センターに相談してみましょう。
ペット共生住宅の専門家: ペットとの暮らしに詳しい専門家（建築家、不動産コンサルタントなど）に相談し、アドバイスをもらうのも有効です。
4. 最終手段としての引っ越し:
上記の対策を講じても問題が解決しない場合は、残念ながら引っ越しを検討せざるを得ないかもしれません。
引っ越し費用や違約金などが発生する可能性があるため、不動産屋とよく話し合いましょう。
次の物件を探す際は、ペット可の条件だけでなく、犬種やサイズに関する制限、騒音に関する規定などを細かく確認することが重要です。