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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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犬と賃貸、節約生活でもなんとかなる?経験者が語る物件選びと暮らしの工夫

#犬との暮らし
 
犬と賃貸に住みたいと考えていますが、給料があまり高くないため、ペット可の安い物件を探しています。節約も覚悟していますが、なんとかなるものでしょうか?13歳の中型犬と実家を出る必要があり、ゆくゆくは介護も視野に入れています。無駄吠えは家を出る時くらいで、普段は寝ていることが多いです。経験者の方、住んでいる物件や環境、床や壁の保護材について教えてください。里親という選択肢は考えていません。

結論から言うと、犬との賃貸生活は、工夫次第で十分可能です。特に、13歳という年齢を考えると、住み慣れた環境に近い場所で、できるだけストレスなく過ごせるように配慮することが大切です。今回は、節約しながらも愛犬と快適に暮らすための物件選びのポイント、日々の生活で気をつけたいこと、そして実際に犬と暮らしている方々の事例を交えながら、具体的なアドバイスをお伝えします。

1. 物件選び:初期費用と家賃を抑えるコツ

まず、初期費用を抑えるためには、敷金・礼金なしの物件を探すのが基本です。最近はペット可物件でも、敷金・礼金なしの物件が増えてきています。ただし、退去時にクリーニング費用や修繕費用が発生するケースもあるので、契約内容をしっかり確認しましょう。

家賃を抑えるためには、以下のポイントを考慮すると良いでしょう。
築年数の古い物件:一般的に、築年数が古いほど家賃は安くなります。リフォーム済みの物件であれば、比較的快適に過ごせるでしょう。
駅から遠い物件:駅からの距離は家賃に大きく影響します。駅から少し離れた場所であれば、家賃を抑えることができます。
間取り:広すぎる部屋は家賃が高くなります。愛犬との生活に必要なスペースを確保しつつ、コンパクトな間取りを選ぶと良いでしょう。

成功事例:Kさんの場合

Kさんは、都心から少し離れた築30年の1Kアパートに、12歳の柴犬と暮らしています。家賃は相場よりも2万円ほど安く、初期費用も敷金なしだったため、かなり抑えられました。

「古い物件なので、壁が薄いのが難点ですが、犬が吠えないように日頃からしつけを徹底しています。また、近隣住民の方に挨拶をして、理解を得るように努めています。」

Kさんは、愛犬のために、防音マットを敷いたり、空気清浄機を設置したりするなど、工夫を凝らしています。

2. 日々の生活:節約と犬の快適さを両立させる

家賃を抑えた分、日々の生活で節約を心がけることが大切です。
食費:ドッグフードはまとめ買いをしたり、インターネット通販を利用したりすることで、費用を抑えることができます。手作り食に挑戦するのも良いでしょう。
医療費:定期的な健康チェックや予防接種は欠かさず行い、病気の早期発見・早期治療に努めましょう。ペット保険への加入も検討する価値があります。
光熱費:夏場のエアコン代は高くなりがちです。扇風機や冷感マットなどを活用し、電気代を節約しましょう。冬場は、暖房器具の使用時間を短くしたり、断熱シートを窓に貼ったりするなどの工夫で、暖房費を抑えることができます。
トリミング代:自宅でシャンプーやブラッシングをすることで、トリミング代を節約できます。

専門家のアドバイス:獣医A先生

「高齢犬の場合、体調の変化に注意が必要です。食欲不振や元気がないなどの症状が見られたら、早めに動物病院を受診しましょう。また、関節の痛みや視力の低下など、年齢に伴う変化にも対応していく必要があります。」

A先生は、高齢犬との生活では、以下の点に注意するようアドバイスしています。
食事:消化の良いフードを選び、少量ずつ回数を分けて与える。
運動:無理のない範囲で散歩に行き、筋力維持に努める。
環境:段差をなくしたり、滑り止めマットを敷いたりするなど、安全な環境を整える。

3. 床・壁の保護:愛犬と住むための必須対策

賃貸物件で犬と暮らす場合、床や壁の保護は必須です。退去時のトラブルを避けるためにも、しっかりと対策を行いましょう。
:フローリングは滑りやすく、犬の関節に負担がかかります。カーペットやマットを敷き、滑り止め対策をしましょう。防水性のあるものを選ぶと、粗相の際も安心です。
おすすめ素材:コルクマット、ジョイントマット、タイルカーペット
:犬が壁を引っ掻いたり、おしっこをかけたりするのを防ぐために、保護シートを貼りましょう。貼ってはがせるタイプのものを選ぶと、退去時に便利です。
おすすめ素材:壁紙保護シート、ペット用フェンス、段ボール

体験談:Mさんの場合

Mさんは、コーギーと賃貸マンションに住んでいます。

「最初は、壁に引っ掻き傷がたくさんついてしまい、困っていました。そこで、壁紙保護シートを貼ったところ、全く傷がつかなくなりました。もっと早く対策すればよかったと思っています。」

Mさんは、壁紙保護シートの他に、犬が届かない高さまで腰壁を設置するなど、徹底的に対策を行っています。

4. 近隣住民への配慮:良好な関係を築くために

犬との賃貸生活で最も重要なことの一つは、近隣住民への配慮です。無駄吠えや騒音は、トラブルの原因になります。
無駄吠え対策:犬が吠える原因を特定し、適切なしつけを行いましょう。
分離不安:留守番中に吠える場合は、事前に散歩に行ったり、おもちゃを与えたりするなど、犬が落ち着ける環境を整えましょう。
インターホン:インターホンに反応して吠える場合は、インターホンの音量を小さくしたり、犬がインターホンに近づけないように工夫しましょう。
騒音対策:足音や生活音は、階下への騒音になる可能性があります。防音マットを敷いたり、スリッパを履いたりするなど、対策を行いましょう。
清潔:共用部分の清掃は、飼い主の義務です。散歩中の排泄物は必ず持ち帰り、臭いが残らないように消臭剤を使用しましょう。

成功の秘訣:Oさんの場合

Oさんは、ミニチュアダックスフンドと集合住宅に住んでいます。

「引っ越しの際、近隣住民の方に挨拶をし、犬を飼っていることを伝えました。また、散歩中に会った際も、積極的に話しかけるようにしています。そのおかげで、近隣住民の方とは良好な関係を築けています。」

Oさんは、犬を飼っていることを隠さず、積極的にコミュニケーションを取ることで、近隣住民からの理解を得ています。

5. まとめ:愛犬との賃貸生活は工夫次第で実現可能

犬との賃貸生活は、決して簡単なことではありませんが、物件選び、日々の生活、そして近隣住民への配慮をしっかりと行えば、十分に実現可能です。

今回の記事では、節約しながらも愛犬と快適に暮らすための具体的なアドバイスをお伝えしました。ぜひ、これらの情報を参考に、愛犬との幸せな賃貸生活を実現してください。

最後に、愛犬との生活は、かけがえのない喜びを与えてくれます。大変なこともありますが、それ以上に、愛犬との絆は深まります。諦めずに、愛犬との生活を楽しみましょう。

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