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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
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バツイチ彼との内縁関係解消?ペットと暮らすあなたの慰謝料請求の可能性

#慰謝料請求
 
知人の紹介で知り合ったバツイチ子持ち(高校生2人と21歳の子)の男性と、私の母の大反対を押し切って内縁関係になり5年が経とうとしています。彼は離婚裁判で、前妻が子供たちの親権を持ち、彼が建てた家に子供たちが18歳になるまで無償で住まわせ、300万円の慰謝料を支払い、家事を一切せず宗教にハマった妻を見限ったと聞いています。浮気など不貞行為はありません。彼は真面目ですが激務で、たまにケンカになると「出て行け」と言われることもあります。今は平和な日々ですが、入籍したい気持ちがあります。彼は「結婚はこりごり」と3年過ぎてから言うようになりましたが、プロポーズされたから同居を始めたのです。入籍は彼の子供たちの思春期を考慮して、もう少し様子を見たいと思っていました。

しかし、先月突然、彼から今月中に賃貸契約を解約すると言われました。元々身体が弱い私は、夜勤のある仕事を辞めた時から家事を頑張ってきました。今も医療系の現場で激務ですが、連れてきた飼い犬の世話も私だけがしています。家賃の半分もしくはそれに近い額を毎月払い、残りは彼が支払っています。引っ越しも来週に決まり、とりあえず母の所へ身を寄せますが、彼の前妻は全く仕事をしておらず、子供たちのバイト代と養育費の値上げ交渉をして、彼も渋々了承し、贅沢な一戸建てに住んでいるそうです。子供曰く、家はゴミ屋敷だそうです。

彼を支えてきましたが、子供を産める身体ではないため、今となっては無理そうです。その為に「子供を産んだ方だけが一生ラクして生きれるんだよ!ざまーみろ」と元嫁さんに言われているかのような気がして気が狂いそうです。慰謝料をもらえれば気が少しは晴れるのですが、婚約者と記入してこの住まいも借りてもらいましたが、内縁関係と認められるでしょうか?光熱費も彼持ちで、近所や会社も内縁もしくは夫婦だと思っています。内縁関係解消にあたり、慰謝料を請求できるのか、何か知恵を貸してください。

この度は大変お辛い状況ですね。5年間内縁関係として彼を支え、家事や犬の世話までこなしてきたにも関わらず、突然の契約解除と、前妻との不公平感から、精神的に追い詰められているご様子が伝わってきます。

結論から申し上げますと、ご相談者様のケースでは、内縁関係が認められ、慰謝料を請求できる可能性は十分にあります。以下に、その理由と具体的な対処法を詳しく解説いたします。

内縁関係は法的に保護される

法律上の婚姻関係がなくても、夫婦同然の生活を送っている内縁関係は、法的に保護されます。内縁関係と認められるためには、以下の要件を満たす必要があります。
共同生活:一緒に住んでいること
協力扶助:お互いに協力し、助け合っていること
夫婦としての社会性:周囲から夫婦として認識されていること

ご相談者様のケースでは、5年間の同居、家事の分担、家賃の負担、周囲からの夫婦としての認識など、これらの要件を十分に満たしていると考えられます。

慰謝料請求の根拠

内縁関係を解消する場合、正当な理由なく一方的に解消した側は、相手に対して慰謝料を支払う義務が生じます。今回のケースでは、彼が一方的に賃貸契約を解除し、ご相談者様との関係を解消しようとしているため、慰謝料請求の根拠となり得ます。

慰謝料の金額は、内縁関係の期間、解消に至った経緯、相手の有責性(不貞行為や暴力など)、精神的苦痛の程度などを考慮して決定されます。ご相談者様の場合、5年間の内縁関係、家事や犬の世話の負担、精神的な苦痛などを考慮すると、相応の慰謝料を請求できる可能性があります。

慰謝料請求に向けて準備すべきこと

慰謝料請求を有利に進めるためには、以下の証拠を収集・整理しておくことが重要です。
同居の事実:賃貸契約書、公共料金の請求書、郵便物など、同居していたことを証明できるもの
協力扶助の事実:家計簿、生活費の分担を示す記録、家事や犬の世話をしていたことを示す写真や動画など
夫婦としての社会性:近所の人や会社関係者の証言、手紙やメール、SNSの投稿など、周囲から夫婦として認識されていたことを示すもの
婚約の事実:プロポーズされた際の状況を記録したもの、婚約指輪の写真、婚約を約束した際のメールや手紙など
精神的苦痛の事実:医師の診断書、カウンセリングの記録、日記など、精神的な苦痛を受けていることを示すもの
LINEのやり取り:彼とのLINEのやり取りで、慰謝料請求に有利な証拠となるもの(暴言、脅迫、一方的な別れの通告など)

これらの証拠を揃えることで、内縁関係の存在と、彼の一方的な解消によって精神的苦痛を受けたことを立証することができます。

具体的な対処法

1. 弁護士への相談

まずは、弁護士に相談することをおすすめします。弁護士は、法律の専門家として、ご相談者様の状況を詳しくヒアリングし、法的なアドバイスや慰謝料請求の手続きをサポートしてくれます。また、弁護士に依頼することで、ご相談者様自身が相手と直接交渉する必要がなくなり、精神的な負担を軽減することができます。

2. 内容証明郵便の送付

弁護士に依頼するか、ご自身で内容証明郵便を作成し、彼に対して慰謝料請求の意思を伝えることが重要です。内容証明郵便には、内縁関係の事実、解消の理由、慰謝料の金額、支払い期限などを明記します。内容証明郵便を送付することで、慰謝料請求の意思を明確にし、後々の裁判で有利な証拠となります。

3. 調停・訴訟

彼が慰謝料の支払いに応じない場合、家庭裁判所に調停を申し立てるか、訴訟を提起することを検討します。調停では、調停委員が間に入り、双方の合意を目指して話し合いを進めます。訴訟では、裁判官が証拠に基づいて判断を下し、慰謝料の支払いを命じることがあります。

ペットとの生活を守るために

ご相談者様にとって、飼い犬は大切な家族の一員であるはずです。引っ越し先でも、ペットと安心して暮らせる環境を確保することが重要です。
ペット可の物件を探す

ペット可の賃貸物件を探す際には、犬種やサイズ、頭数などの条件を確認し、ご自身の犬に合った物件を選びましょう。また、ペット飼育に関する規約(敷金、礼金、共益費など)も事前に確認しておくことが重要です。
ペット保険への加入

ペット保険に加入することで、病気やケガの治療費をカバーすることができます。万が一の事態に備えて、ペット保険への加入を検討しましょう。
地域の動物病院との連携

引っ越し先の地域の動物病院を探し、事前に相談しておくことで、緊急時にも安心して対応できます。また、狂犬病予防接種やフィラリア予防など、必要な予防接種やケアを忘れずに行いましょう。

成功事例:内縁関係解消と慰謝料請求

A子さん(40代)は、5年間内縁関係にあった男性から突然別れを告げられました。A子さんは、家事やパートの収入で生活を支え、献身的に尽くしてきましたが、男性は「他に好きな人ができた」と一方的に別れを切り出しました。

A子さんは、弁護士に相談し、内縁関係の解消に伴う慰謝料請求をすることにしました。弁護士は、A子さんが収集した証拠(同居の事実、家計簿、手紙など)に基づいて、男性に対して内容証明郵便を送付しました。

男性は、当初慰謝料の支払いを拒否しましたが、弁護士が粘り強く交渉した結果、最終的にA子さんは300万円の慰謝料を受け取ることで合意しました。A子さんは、慰謝料を元手に新しい生活をスタートさせることができました。

専門家からのアドバイス

離婚問題に詳しい弁護士のB先生は、次のように述べています。

「内縁関係は、法律上の婚姻関係と同様に、法的に保護されるべきものです。内縁関係を解消する場合、正当な理由なく一方的に解消した側は、相手に対して慰謝料を支払う義務が生じます。慰謝料の金額は、内縁関係の期間、解消に至った経緯、相手の有責性、精神的苦痛の程度などを考慮して決定されます。内縁関係の解消でお悩みの方は、早めに弁護士に相談し、適切なアドバイスを受けることをおすすめします。」

最後に

今回の件は、ご相談者様にとって大変な試練だと思いますが、決して諦めないでください。ご自身が積み重ねてきた5年間の努力は決して無駄ではありません。弁護士や専門家のサポートを受けながら、ご自身の権利を守り、新たな一歩を踏み出してください。そして、愛犬との生活を大切に、心穏やかな日々を取り戻せるよう心から応援しています。

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