騒音問題、本当に大変ですよね。特に小さなお子さんがいると、どうしても物音が気になってしまいますし、それが原因でご近所トラブルになるのは避けたいものです。今回は、ディアウォールを使って賃貸でもできる防音対策について、詳しく解説していきます。愛犬との生活音にも配慮した対策を一緒に考えていきましょう。
まず、現在の状況を整理しましょう。
壁の構造: 画鋲が刺さらない、コンセントの中に石のカスが見えることから、コンクリート壁である可能性が高いです。
騒音の種類: 上の階からの生活音(足音、話し声など)と、お子さんの泣き声が原因で下の階に迷惑をかけている可能性があります。
床の構造: 元々畳の部屋をフローリングにリフォームしており、床が薄い可能性があります。
現在の対策: 床には2cmのジョイントマットと厚い段ボール、またはジョイントマット2枚重ねを使用しています。
これらの情報を基に、効果的な対策を考えていきましょう。
ディアウォールは、賃貸でも壁を傷つけずに柱を立てられる便利なアイテムです。これを利用して、防音壁を作っていきましょう。
まず、どのような防音材を使用するかを決めましょう。
遮音シート: 音を遮る効果があります。壁に直接貼ることで、音の透過を防ぎます。
吸音材: 音を吸収する効果があります。ニードルフェルトやグラスウールなどが代表的です。
石膏ボード: 遮音性が高く、壁の強度を上げる効果もあります。
これらの素材を組み合わせることで、より高い防音効果が期待できます。
ディアウォールを使って柱を立てます。
1. 柱となる木材を用意します。ホームセンターで2×4材などを購入し、天井の高さからディアウォールの厚みを引いた長さにカットしてもらいます。
2. ディアウォールを木材の上下に取り付けます。
3. 柱を立てる位置を決め、垂直になるように設置します。
柱ができたら、防音壁を作っていきましょう。
1. 柱の間に遮音シートを貼ります。タッカーや両面テープで固定します。
2. 遮音シートの上に吸音材を貼ります。ニードルフェルトやグラスウールなどを選びましょう。
3. 最後に、石膏ボードを貼ります。石膏ボードはカッターで簡単に切ることができます。
4. 石膏ボードの継ぎ目をパテで埋め、表面をきれいに仕上げます。
5. 必要に応じて、壁紙を貼ったり、塗装をしたりして、見た目を整えます。
コンセント周りは、防音対策が難しい部分です。
1. コンセントカバーを取り外し、隙間を埋めるためのテープやパテを用意します。
2. コンセントボックスと壁の間に隙間があれば、隙間テープやパテで埋めます。
3. コンセントカバーを元に戻します。
窓の防音: 窓からの音漏れも防音対策が必要です。二重窓にしたり、厚手のカーテンを取り付けたりするのも効果的です。
ドアの防音: ドアとドア枠の隙間を埋めるテープや、ドアの下に設置する隙間風防止ストッパーなどを利用しましょう。
床の防音対策も重要です。現在のジョイントマットに加えて、以下の対策を検討してみましょう。
防音カーペット: 防音効果のあるカーペットを敷くことで、足音や物の落下音を軽減できます。
防音マット: ジョイントマットの下に防音マットを敷くことで、さらに防音効果を高めることができます。
置き畳: 畳はフローリングに比べて防音効果が高いです。置き畳を敷くことで、手軽に防音対策ができます。
ディアウォールを既に4つ購入されているとのことですので、残りの予算1万円前後でできる範囲で対策を考えましょう。
遮音シート: 比較的安価に入手できます。
吸音材: ニードルフェルトは100円ショップでも手に入る場合があります。
石膏ボード: ホームセンターでカットしてもらうと、運搬が楽になります。
これらの素材を組み合わせることで、1万円前後でも効果的な防音対策が可能です。
DIYで防音対策を行う際には、以下の点に注意しましょう。
安全対策: カッターや電動工具を使用する際は、安全メガネや手袋を着用しましょう。
騒音: 作業中に騒音が発生する可能性があるため、時間帯に配慮しましょう。
賃貸契約: 賃貸契約の内容を確認し、DIYが許可されているか確認しましょう。
DIYに自信がない場合は、専門業者に相談することも検討しましょう。専門業者は、最適な防音対策を提案してくれますし、施工も行ってくれます。
今回は、ディアウォールを使った賃貸でもできる防音対策について解説しました。騒音問題は、放置するとストレスが溜まり、心身に悪影響を及ぼします。早めの対策で、快適な生活を取り戻しましょう。愛犬との暮らしも、より快適になるはずです。
今回の記事が、少しでもお役に立てれば幸いです。