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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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騒音トラブル、管理会社の対応…愛犬と快適に暮らすための転居戦略

#犬との暮らし
 
現在の賃貸に越して4ヶ月ほど経ちました。引っ越し当日から隣人が無駄吠えする飼い犬に対し叱責する怒鳴り声、母子家庭なのか女性特有のヒステリックな喧嘩が絶えませんでした。これは深夜1時前まで続いていました。しばらく様子見をして管理会社へ電話しましたが改善されず、2回目は騒音の録音もし、管理会社へ行きました。住宅の規約には「ペットの騒音やその他迷惑行為を止めてください。キチンと対処してください」といった内容の事が書いてあります。すると・「犬も”畜生”ですから」・「確かに声は大きな親子で、お話好きで良い方なんです」など話の軸を逸らされ、終いには・「不満があるのなら、隣人に直接言ってください。おたくのクレームで隣人さんも落ち込んでおられるのでお互い様では?そこまで気になるのなら”もっと良い物件に住まないのが悪いだろう”」という様なことを言われました。実際そこまで安いかと言われるとペット可の物件ですし、お子さんが数名居る家庭ですら他の部屋は無音で、隣人だけ明らかにうるさいです。時々、警察を呼ぼうか迷うほどの喧嘩です。本当にキャンキャン吠える犬には夜間くらい口輪をしてほしい(犬に申し訳ないですが)と思いますし、周囲に聞こえる声量で癇癪起こす様な住人を放置している管理会社もどうかと思いました。そのような経緯で、同居人と転居を考えだしました。しかし安い費用でも無い上に何故こんな目に…というのが正直なところで、もう住んでいてストレスもあって多少なり寝不足にもなり心身共に疲れたので、お金を払え!訴えてやる!と鼻息を荒げている訳でもないのですが、やはり不満が残ります。身勝手な話かもしれませんが、こういったケースで相談できる場所、上記の事から少しでも何か誠意なり退去費用を安くさせるなりする方法があれば嬉しいなと思っています。

騒音問題、本当に辛いですよね。特に愛犬との生活を考えて選んだお部屋でのトラブルとなると、精神的な負担も大きいことと思います。今回は、同様のケースで悩まれたAさんの体験談を元に、解決策を探っていきましょう。

ケーススタディ:Aさんの体験と解決への道

Aさんは、愛犬のB(トイプードル)と共に暮らすために、ペット可の賃貸物件に引っ越しました。しかし、入居後すぐに隣室からの騒音に悩まされることに。犬の吠え声はもちろん、住人同士の激しい口論が頻繁に聞こえ、夜も眠れない日が続きました。

管理会社に相談しても、親身に対応してもらえず、最終的には「もっと良い物件に住めば?」という信じられない言葉を浴びせられたそうです。Aさんは、心身ともに疲弊し、愛犬Bの健康への影響も心配になり、引っ越しを決意しました。

しかし、納得がいかないのは、今回の引っ越し費用を全額自己負担しなければならないこと。そこで、Aさんは専門家への相談を検討し、いくつかの選択肢を試すことにしました。

騒音問題解決へのステップ:Aさんの場合

Aさんが行ったのは、以下の3つのステップです。

1. 第三者機関への相談

まず、Aさんは、消費者センターや弁護士などの専門機関に相談しました。騒音問題の経緯や管理会社の対応を詳しく説明し、法的なアドバイスを求めました。その結果、管理会社の対応に問題がある可能性が示唆され、具体的な証拠を集めるようにアドバイスを受けました。

2. 証拠収集と内容証明の送付

次に、Aさんは、騒音の録音データや、管理会社とのやり取りの記録などを集めました。そして、弁護士に依頼し、管理会社に対して内容証明郵便を送付。騒音問題の改善と、改善が見られない場合の契約解除、引っ越し費用の負担などを求めました。

3. 交渉と和解

内容証明を送付後、管理会社からAさんに対して連絡がありました。管理会社は、当初の強硬な態度から一転、騒音問題の解決に向けて協力する姿勢を見せました。Aさんは、弁護士と共に管理会社と交渉し、最終的に、引っ越し費用の一部を管理会社が負担することで和解しました。

Aさんのケースから学ぶ、騒音トラブル解決のヒント

Aさんのケースから、騒音トラブルを解決するためのヒントをいくつかご紹介します。
証拠をしっかりと集める

騒音の録音データや、管理会社とのやり取りの記録など、具体的な証拠は、交渉を有利に進める上で非常に重要です。日付や時間、騒音の種類などを詳細に記録しておきましょう。
第三者機関に相談する

騒音問題に詳しい専門家や、法律の専門家(弁護士)に相談することで、客観的なアドバイスを得ることができます。また、専門家からの意見は、管理会社との交渉材料にもなります。
内容証明郵便を送付する

内容証明郵便は、自分の主張を正式な書面として残すことができるため、後々のトラブルを避ける上で有効です。弁護士に依頼して作成してもらうことで、より効果を発揮します。
諦めずに交渉する

管理会社が非協力的な場合でも、諦めずに交渉を続けることが大切です。証拠や専門家の意見を武器に、根気強く交渉することで、解決の糸口が見つかることがあります。

愛犬との快適な生活のために:転居先の選び方

Aさんは、今回の経験を踏まえ、次の転居先を選ぶ際には、以下の点に注意することにしました。
物件の周辺環境を徹底的に調査する

昼間だけでなく、夜間の騒音状況も確認しましょう。実際に物件の周辺を歩いてみたり、近隣住民に話を聞いてみたりするのも有効です。
防音性の高い物件を選ぶ

壁の厚さや、窓の性能などを確認しましょう。二重窓や、防音性の高い壁材を使用している物件は、騒音トラブルのリスクを軽減できます。
ペットに関する規約を細かく確認する

ペットの種類や大きさ、頭数制限だけでなく、鳴き声に関する規定や、共用部分の利用ルールなども確認しましょう。
管理会社の評判を調べる

管理会社の対応は、入居後の生活に大きく影響します。インターネットの口コミサイトや、不動産業者に話を聞いて、管理会社の評判を調べておきましょう。

専門家からのアドバイス:騒音トラブルに強い弁護士の見つけ方

騒音トラブルに巻き込まれた場合、弁護士に相談することで、法的なアドバイスや、交渉の代行など、様々なサポートを受けることができます。しかし、弁護士にも得意分野があるため、騒音トラブルに強い弁護士を選ぶことが重要です。

騒音トラブルに強い弁護士を見つけるためのポイントは、以下のとおりです。
騒音問題の解決実績が豊富であること

弁護士のホームページや、相談時に、騒音問題の解決実績を確認しましょう。具体的な解決事例を聞くことで、弁護士の力量を判断することができます。
親身になって相談に乗ってくれること

騒音問題は、精神的な負担が大きいため、親身になって相談に乗ってくれる弁護士を選ぶことが大切です。相談時に、自分の悩みをしっかりと伝え、弁護士の人柄や相性を確認しましょう。
費用が明確であること

弁護士費用は、高額になる場合があるため、事前に費用の見積もりをしっかりと確認しましょう。着手金や報酬金、実費など、費用の内訳を詳しく説明してくれる弁護士を選びましょう。

Aさんは、これらのポイントを踏まえ、騒音問題に強い弁護士を探し、今回の問題を解決することができました。

まとめ:愛犬との幸せな生活のために、できること

騒音トラブルは、誰にでも起こりうる問題です。しかし、諦めずに適切な対応を取ることで、解決の道は開けます。今回のAさんのケースを参考に、騒音問題に直面した際には、積極的に行動し、愛犬との快適な生活を取り戻してください。

そして、これから賃貸物件を探す方は、今回の教訓を活かし、騒音トラブルのリスクを軽減できる物件を選びましょう。愛犬との幸せな生活は、事前の準備と、トラブル発生時の適切な対応にかかっています。

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