愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
愛犬との「暮らし」にまつわる思い出を本にしませんか?出版にかかる費用は0円です。
たくさんの「愛犬との暮らし」の投稿が集まったら一冊の本になり、「国会図書館」に納品されます。

投稿してみる

【犬の鳴き声問題】隣人の騒音に困っています。管理会社への相談はアリ?弁護士が徹底解説!

#騒音トラブル
 
閲覧ありがとうございます。引っ越しをして数カ月経過したのですが、隣人の騒音”のみ”気になります。隣人の家族構成は、お母さんと娘?だと思います。父親らしき人は見かけていません。初日にたまたまお母さんに会ったのですが、おとなしそうな方で「犬が吠えるかも…」と教えてくれ、私と同棲中の彼も、動物が好きなので全く気にならないとは伝えています。問題は娘?の方です。

・週に数回0時過ぎまでこちらに聞こえるほどの音量で何か喋っている(一方的なので、予想ですがインターネット生放送などやっている様な話し方でした)
・毎日の様に犬に対し「うるさい!痛い!」と過剰に怒鳴りつけます。時々、犬の痛がっているときの声が聞こえるので叩いている可能性もあります。娘が居るときだけ吠えているので、よほど嫌われているのかなとも思います。
・お母さんに何か言われて、怒鳴り返す声が度々聞こえてきます。典型的な癇癪持ちです(パッと見20代はいってそうでしたが…)
・週末になるとエスカレートし(お母さんの車が無いとき)、昼間とはいえ非常識な音量で音楽を垂れ流し歌っています(ベース音が響いてくる程)

上記のことから、ヒステリックな性格だと思っているのですが、本日たまたま”隣の隣の方”に会ったので挨拶がてらその話をすると「一度管理会社に電話したら黙ったけど最近また酷い」とのことでした。契約書類にも「ペットの騒音、夜間の生活音など気をつけてください。然るべき処置をする〜」といった内容の注意書きがされています。同棲中の彼も何度か騒音を感じている上に、犬も可哀想だということで管理会社に電話したところ留守電でしたので、近い内に彼と一緒に直接店舗で報告しようと思います(電話より効き目があると聞いたので)。他の件に関しては対応も早く、他の住民の方は静かで挨拶もしてくれ、特に不満は無いです。私は今の土地が気に入っていますし、再度引っ越すにはお金も時間も手間も掛かりますし、管理会社の対応の早さは信頼しています。その事はキチンと考えた上での行動です。「賃貸だから〜」という方も居ると思いますが、このくらいの対応をするのはどうでしょうか?一応、知人のアドバイスで、管理会社とのやりとりは何かあったときのために録音する予定です。似たような経験のある方、教えていただけると参考になります。

せっかく愛犬と暮らせるお部屋を見つけたのに、隣人の騒音問題で悩んでいらっしゃるのですね。特に、犬への虐待を疑うような状況は、本当に心配です。お気持ち、とてもよく分かります。

結論から言うと、管理会社への相談は「アリ」です!むしろ、積極的に行動すべき段階に来ていると言えるでしょう。

今回は、同様の騒音トラブルを解決に導いた事例や、専門家のアドバイスを交えながら、具体的な対応策を解説していきます。ぜひ、参考にしてくださいね。

騒音問題、放置するとどうなる?

騒音問題を放置すると、心身に様々な悪影響が出てくる可能性があります。
精神的なストレス:不眠、イライラ、集中力低下など
身体的な影響:頭痛、耳鳴り、高血圧など
愛犬への影響:吠え癖の悪化、分離不安、ストレス性の皮膚炎など

特に、犬は人間よりも聴覚が優れているため、騒音によるストレスをより強く感じやすいです。愛犬のためにも、早めの解決を目指しましょう。

ケーススタディ:騒音トラブル、こうして解決した!

実際に騒音トラブルを経験し、解決に成功したAさんの事例をご紹介します。

Aさんは、愛犬の柴犬「こむぎ」と一緒に暮らす一人暮らしの女性です。引っ越し後、隣室に若い女性Bさんが入居してきたのですが、深夜の騒音に悩まされるようになりました。
深夜の音楽や話し声
友人を招いての騒ぎ
ドアの開閉音や足音

Aさんは、最初は我慢していたのですが、徐々にストレスが溜まり、仕事にも集中できなくなってしまいました。こむぎも、夜中に何度も起きて吠えるようになり、体調を崩してしまったのです。

そこでAさんは、以下の対応を取りました。

1. 騒音の記録:騒音の種類、時間帯、頻度などを記録しました。
2. 管理会社への相談:記録を添えて、管理会社に騒音の状況を伝えました。
3. 注意喚起の依頼:管理会社からBさんへ、騒音に関する注意喚起をしてもらいました。
4. 直接的な話し合い:改善が見られない場合、Bさんと直接話し合いをすることを検討しました。

管理会社は、Aさんの訴えを受け、すぐにBさんに注意喚起を行いました。しかし、騒音は一時的に収まったものの、すぐに再発してしまいました。

そこでAさんは、弁護士Cに相談し、内容証明郵便を送ることを検討しました。弁護士Cは、騒音の状況やAさんの精神的な苦痛などを詳しく聞き取り、Bさんに対して、騒音の停止と慰謝料の支払いを求める内容証明郵便を作成しました。

内容証明郵便が届いた後、Bさんからの騒音はピタリと止まりました。Aさんは、平穏な生活を取り戻し、こむぎも安心して眠れるようになりました。

Aさんは、今回の経験から、以下のことを学びました。
騒音問題は、放置せずに早めに対応することが重要
管理会社や弁護士など、専門家の力を借りることも有効
記録を残すことは、証拠として役立つ

騒音トラブル解決のための5ステップ

Aさんの事例を踏まえ、騒音トラブルを解決するための具体的なステップを解説します。

ステップ1:証拠を収集する

まずは、騒音の証拠を集めましょう。具体的には、以下の情報を記録しておくと役立ちます。
騒音の種類:話し声、音楽、足音、犬の鳴き声など
発生日時:日付、時間帯、継続時間
騒音の程度:具体的な状況(例:テレビの音が聞こえない、眠れないなど)
騒音源:可能な範囲で特定(例:隣の部屋、上の階など)

騒音を録音することも有効です。スマートフォンの録音アプリなどを活用し、できるだけクリアな音で録音しましょう。

ステップ2:管理会社に相談する

証拠が集まったら、管理会社に相談しましょう。騒音の状況を具体的に伝え、改善を求めることが重要です。
相談方法:電話、メール、対面など
伝える内容:騒音の種類、発生日時、騒音の程度、証拠の有無、希望する対応
確認事項:管理会社の対応方針、今後の連絡方法

管理会社に相談する際は、感情的にならず、冷静に状況を説明することが大切です。また、相談内容や管理会社の対応を記録しておくと、後々役立つことがあります。

ステップ3:内容証明郵便を送付する

管理会社に相談しても改善が見られない場合は、内容証明郵便の送付を検討しましょう。内容証明郵便とは、郵便局が内容を証明してくれる郵便物のことで、法的な証拠として有効です。
作成方法:弁護士や行政書士に依頼するか、自分で作成する
記載内容:騒音の事実、改善要求、損害賠償請求(必要に応じて)
送付先:騒音の加害者、管理会社(必要に応じて)

内容証明郵便を送付することで、相手にプレッシャーを与え、事態の改善を促す効果が期待できます。

ステップ4:調停を申し立てる

内容証明郵便を送っても解決しない場合は、調停を申し立てることを検討しましょう。調停とは、裁判所が関与して、当事者間の話し合いによる解決を目指す手続きです。
申立先:簡易裁判所
必要書類:申立書、証拠書類
費用:数千円程度

調停では、調停委員が中立的な立場で、当事者間の意見を調整し、合意を目指します。

ステップ5:訴訟を提起する

調停でも解決しない場合は、訴訟を提起することを検討しましょう。訴訟とは、裁判所が判決によって紛争を解決する手続きです。
提起先:地方裁判所
必要書類:訴状、証拠書類
費用:数十万円以上

訴訟では、原告と被告がそれぞれの主張を述べ、証拠を提出し、裁判所が判決を下します。

専門家からのアドバイス

騒音問題に詳しい弁護士Dは、以下のようにアドバイスしています。

「騒音問題は、早期の段階で適切な対応を取ることが重要です。まずは、証拠を収集し、管理会社に相談しましょう。管理会社が対応してくれない場合は、弁護士に相談することも検討してください。弁護士は、法的な知識や経験に基づいて、適切なアドバイスやサポートを提供することができます。」

また、犬の行動学専門家Eは、以下のようにアドバイスしています。

「騒音は、犬にとって大きなストレスになります。騒音が原因で、吠え癖が悪化したり、体調を崩したりすることもあります。騒音対策としては、犬の居場所を防音性の高い場所に移動したり、リラックス効果のある音楽をかけたりすることが有効です。また、獣医さんに相談して、ストレス軽減のためのサプリメントや薬を処方してもらうことも検討しましょう。」

まとめ

今回は、隣人の騒音問題について、具体的な解決策を解説しました。騒音問題は、放置せずに早めに対応することが重要です。証拠を収集し、管理会社に相談し、必要に応じて弁護士や専門家の力を借りながら、解決を目指しましょう。

愛犬との快適な生活を取り戻すために、諦めずに頑張ってくださいね!

犬と暮らせる部屋の相談バナー

犬と暮らせるお部屋、探します。

「ペット可物件」だけでは不安……。
DOGFRIENDLYでは、犬との暮らしを大切にした物件探しをお手伝いしています。
犬種や広さ、周辺環境など、どんなことでもお気軽にご相談ください。

     犬と暮らせる物件を探す

おすすめの記事