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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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【ケーススタディ】ペット禁止アパートの騒音トラブル!管理会社が動かない時の解決策とは?

#騒音トラブル
 
この記事では、ペット禁止の賃貸アパートで犬の騒音に悩む方が、管理会社の対応に不満を感じている状況を打開するための具体的なアドバイスを提供します。騒音問題の解決に向けて、法的根拠に基づいた交渉術、第三者機関の活用、そして最終的な引越しまで、様々な選択肢を検討し、快適な生活を取り戻すための道筋を示します。
私は現在、ペット禁止の賃貸アパートに住んでおり、下の階の住人が飼う犬の騒音に困っています。基本的に昼夜問わず吠えていて、夜0時~朝5時の間に吠えて睡眠妨害されることが一番迷惑です。今までした対策は、

・管理会社へ電話
・市役所の騒音係に電話(対応してもらえず)
・警察へ電話

警察への電話後、少し窓を開けて警察と住人の会話を聞いていたのですが、若い女性であまり反省していない印象を受けました。

色々調べたのですが、管理会社から契約違反を理由に住人を退去させるのが現実的かと思っています。
契約書には「禁止または制限される行為」という箇所に「猛獣・爬虫類・犬・猫などの飼育」とあります。

ただ、管理会社のスタッフが日本人ではないようで、中国や台湾の方だと思います。日本語は普通に通じますが片言で、この前下の階の住人に注意をするようお願いしてから何も変化がないことを考えると、頼りない感じです。

もう一度管理会社に電話をするのですが、犬の問題に対して、管理会社に本腰を入れさせるような電話の仕方をアドバイスして頂きたいです。

皆様、回答よろしくお願い致します。補足頂いた回答を参考に、管理会社に電話しようと思ったのですが、この件に関しては担当者でないとわからないとのことで、「じゃあ担当者をお願いします」といっても、「担当者がいないからどうのこうの(片言で意味不明)」と、注意があったかどうかの確認もできず、「契約内容の確認がしたい」と言っても、「こちらの電話番号ではどうのこうの(片言で意味不明)」、挙げ句、「担当者はいつ戻られますか」と聞いて、「30分後に戻る」ということで30分後に電話しても、「10分前に出かけてしまった」等と雑な対応をされました。

担当者に電話は持たせているようですが、こちら(管理会社の電話口)から担当者には電話はできない、メールならできるのでメールで知らせておく等わけのわからない理由を付けられ話になりません。

こういった場合、管理会社へ対応を求めるのは、諦めるしか無いのでしょうか。
正直、ひどすぎて呆れています。

1. 騒音問題、諦める前にできること

ペット禁止の賃貸アパートで、下の階の住人が無断で犬を飼育し、その騒音に悩まされているのですね。しかも、管理会社の対応が不誠実で、事態が全く改善しないとのこと、本当にお辛い状況だと思います。しかし、諦めるのはまだ早いです! 騒音問題は、適切な対応をすれば解決できる可能性があります。ここでは、あなたが取るべき具体的なステップを、順を追って解説していきます。

2. 管理会社への再アプローチ:証拠と法的根拠で交渉を有利に

まず、管理会社への対応ですが、これまでの電話でのやり取りでは、らちが明かないようですね。そこで、以下の点を意識して、再度アプローチしてみましょう。
書面での通知:
内容証明郵便で、騒音の状況、具体的な被害(睡眠不足による体調不良など)、契約違反の事実、そして管理会社に求める対応(騒音の改善、契約解除の勧告など)を明記した書面を送付しましょう。内容証明郵便は、言った言わないの水掛け論を防ぎ、証拠として残るため、非常に有効です。
騒音の証拠収集:
騒音の録音データ(日時、時間帯、頻度などがわかるように)、騒音レベルを測定したデータなどを集めましょう。騒音レベルは、スマートフォンのアプリなどで簡単に測定できます。客観的な証拠があれば、管理会社も無視できなくなります。
契約書の再確認:
契約書の「禁止または制限される行為」の条項を改めて確認し、犬の飼育が明確に禁止されていることを確認しましょう。その上で、契約違反であることを明確に伝えましょう。
法的根拠の提示:
賃貸契約は、民法上の契約であり、契約当事者は契約内容を遵守する義務があります。犬の飼育禁止という契約条項に違反していることは、債務不履行にあたります。債務不履行があった場合、債権者(あなた)は、債務者(下の階の住人)に対して、損害賠償を請求することができます。
第三者への相談:
弁護士や、不動産問題に詳しい専門家などに相談し、アドバイスをもらいましょう。専門家の意見は、交渉を有利に進める上で大きな力になります。

内容証明郵便の書き方
内容証明郵便は、郵便局の窓口で手続きできます。書き方については、郵便局のホームページや、インターネット上のテンプレートなどを参考にすると良いでしょう。

3. 管理会社が動かない場合の次なる一手:第三者機関の活用

管理会社に書面で通知しても、依然として対応してくれない場合は、以下の第三者機関に相談してみましょう。
消費者センター:
消費者センターは、消費者からの相談を受け付け、事業者との紛争解決を支援する機関です。騒音問題についても、専門的なアドバイスや、あっせんなどを行ってくれます。
弁護士会:
弁護士会は、法律相談窓口を設けており、弁護士に無料で相談することができます。騒音問題に関する法律的なアドバイスや、訴訟手続きなどについて相談することができます。
調停:
裁判所で行われる調停手続きを利用することもできます。調停では、裁判官や調停委員が間に入り、当事者間の話し合いを仲介してくれます。

これらの機関に相談することで、専門的なアドバイスや支援を受けることができ、問題解決の糸口が見つかるかもしれません。

4. 騒音トラブル、最終手段は引越し?

様々な対策を講じても、騒音問題が解決しない場合は、最終的な手段として、引越しを検討せざるを得ないかもしれません。しかし、引越しをする場合でも、以下の点に注意しましょう。
引越し費用の請求:
騒音問題が原因で引越しを余儀なくされた場合、管理会社や下の階の住人に対して、引越し費用や、新たな賃貸契約にかかる費用などを請求できる可能性があります。
契約解除料の免除:
契約期間中に引越しをする場合、通常は契約解除料が発生しますが、騒音問題が原因である場合は、免除される可能性があります。
ペット可物件への引越し:
今回の騒音問題を踏まえ、ペット可の物件への引越しを検討するのも良いかもしれません。ペット可の物件であれば、将来的に自分自身がペットを飼育することも可能です。

引越し費用の相場
引越し費用は、距離や荷物の量によって異なりますが、一般的には、数万円~数十万円程度かかることが多いです。複数の引越し業者に見積もりを依頼し、比較検討することをおすすめします。

5. 騒音問題解決の成功事例:Aさんのケース

実際に、騒音問題に悩まされ、上記の対策を講じた結果、解決に至ったAさんのケースをご紹介します。

Aさんは、マンションに住んでいましたが、上の階の住人の騒音に悩まされていました。管理会社に何度も苦情を伝えたものの、全く改善されず、睡眠不足による体調不良に悩まされるようになりました。

そこでAさんは、まず、騒音の録音データを集め、内容証明郵便で管理会社に騒音の改善を求めました。しかし、管理会社は依然として対応してくれなかったため、消費者センターに相談しました。

消費者センターの担当者は、Aさんの話を聞き、管理会社に改善を促すとともに、弁護士会を紹介してくれました。Aさんは、弁護士に相談し、法的アドバイスをもらった上で、管理会社と交渉しました。

その結果、管理会社は、上の階の住人に退去勧告を行い、Aさんは騒音のない快適な生活を取り戻すことができました。

Aさんは、「諦めずに、様々な機関に相談したことが、解決につながった」と話しています。

6. まとめ:騒音問題は、諦めずに解決を目指そう!

今回は、ペット禁止の賃貸アパートで犬の騒音に悩む方が、管理会社の対応に不満を感じている状況を打開するための具体的なアドバイスを提供しました。

騒音問題は、放置すれば心身に大きな負担をかけるだけでなく、生活の質を著しく低下させてしまいます。しかし、諦めずに、今回ご紹介したような対策を講じることで、解決できる可能性は十分にあります。

まずは、騒音の証拠を集め、内容証明郵便で管理会社に通知することから始めてみましょう。そして、必要に応じて、第三者機関に相談したり、弁護士に依頼したりすることも検討しましょう。

あなたの快適な生活を取り戻すために、私たちも全力で応援しています!

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