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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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愛猫の心筋症発覚… 転勤と引き取り手不在の中、最善の道を探るには?

#犬の病気
 
愛猫はメインクーン6ヵ月のオス。去勢前の血液検査でALPが異常値を示し、精密検査の結果、拘束型心筋症、中でも珍しい右室心筋症と診断されました。獣医からは激しい運動を避けるように言われ、ペットショップからは返品、見舞金、代替の猫の提供の3つの対応案が提示されました。しかし、転勤の可能性があり、もし転勤になった場合社宅暮らしになるためペットの飼育が難しく、引き取りを約束してくれていた知人にも断られてしまいました。今日も愛猫が無邪気に遊びをねだってくるのですが、獣医に止められているので応じる事が出来ず気持ちが重いです。このような状況で、どうすれば良いのでしょうか?

猫ちゃんの心筋症発覚、そして転勤の可能性と引き取り手不在という三重苦、心中お察しいたします。本当にお辛い状況ですね。まず、今回の問題点を整理し、一つずつ解決策を探っていきましょう。

1.猫ちゃんの心筋症と向き合う

病状の理解と治療方針の再確認

まずは、心筋症の種類(右室心筋症)について、獣医さんに詳しく説明してもらいましょう。一般的な心筋症とは異なる点、注意すべき症状、今後の見通しなどを明確にしておくことが大切です。
また、血液検査の結果が出た後、具体的な治療方針(薬の種類、投与量、検査頻度など)を決定する必要があります。猫ちゃんの状態に合わせて、最適な治療法を選択するために、獣医さんとよく相談してください。
生活環境の見直し

獣医さんの指示通り、激しい運動は避け、猫ちゃんが落ち着いて過ごせる環境を整えましょう。
具体的には、以下のような工夫が考えられます。
高い場所に上り下りさせないように、キャットタワーの段差を低くする、あるいは撤去する。
おもちゃで激しく遊ばせるのではなく、ゆっくりと追いかける程度の遊びにする。
ストレスを軽減するために、静かで落ち着ける場所を用意する。
室温や湿度を適切に保ち、猫ちゃんが快適に過ごせるようにする。
セカンドオピニオンの検討

もし可能であれば、別の獣医さん(特に心臓専門医)にセカンドオピニオンを求めてみるのも良いでしょう。
異なる視点からの意見を聞くことで、より納得のいく治療法が見つかるかもしれません。
セカンドオピニオンを受ける際は、現在の獣医さんに紹介状を書いてもらうと、スムーズに情報伝達ができます。

2.ペットショップとの交渉

ペットショップの提示案の検討

ペットショップからは、返品、見舞金、代替の猫の提供という3つの対応案が提示されています。
それぞれのメリット・デメリットを比較検討し、ご自身にとって最善の選択肢を選びましょう。
返品:猫ちゃんの引き取り手がいない現状では、現実的な選択肢とは言えません。
見舞金:治療費の一部を負担してもらうことで、経済的な負担を軽減できます。金額や支払い条件などを交渉しましょう。
代替の猫の提供:今回の猫ちゃんとは別の猫ちゃんを新たに迎えることになります。しかし、心筋症の猫ちゃんの世話をしながら、新しい猫ちゃんを育てるのは、精神的にも肉体的にも大きな負担になる可能性があります。
新たな提案

上記の3つの案以外にも、ペットショップに新たな提案をすることも可能です。
例えば、以下のような提案が考えられます。
治療費の全額負担:心筋症の治療には、継続的な費用がかかります。ペットショップに、治療費の全額負担を求める交渉をしてみましょう。
猫ちゃんの里親探し:ペットショップに、猫ちゃんの里親探しを依頼してみましょう。ペットショップのネットワークを活用すれば、適切な里親が見つかる可能性が高まります。

3.転勤の可能性と猫ちゃんの預け先

転勤の可能性の確認

まずは、会社に転勤の可能性について確認してみましょう。
転勤の時期、勤務地、社宅の規定などを具体的に把握することで、今後の対策を立てやすくなります。
もし転勤が避けられない場合は、ペット可の社宅を探してもらう、あるいは転勤を延期してもらうなどの交渉をすることも検討してみましょう。
猫ちゃんの預け先の確保

転勤が決まった場合、猫ちゃんの預け先を確保する必要があります。
知人や友人に預けることが難しい場合は、以下の方法を検討してみましょう。
ペットホテル:一時的に猫ちゃんを預けることができます。ただし、長期間の預かりには高額な費用がかかります。
ペットシッター:自宅で猫ちゃんの世話をしてくれます。猫ちゃんのストレスを軽減できますが、費用はやや高めです。
里親探し:信頼できる里親を探すことができれば、猫ちゃんを安心して預けることができます。ただし、里親探しには時間と労力がかかります。
預かりボランティア:NPO法人や動物愛護団体などが、一時的にペットを預かるボランティアを募集している場合があります。費用を抑えることができますが、預かり期間や条件などが限られている場合があります。

4.感情的なケア

ご自身の心のケア

猫ちゃんの病気、転勤の可能性、引き取り手不在など、多くの問題を抱え、精神的に疲弊していることと思います。
まずは、ご自身の心のケアを大切にしてください。
信頼できる人に相談する、趣味に没頭する、休息を取るなど、自分なりのリフレッシュ方法を見つけましょう。
猫ちゃんとの触れ合い

獣医さんに止められているとはいえ、猫ちゃんとの触れ合いは、お互いの心の支えになります。
猫ちゃんが嫌がらない程度に、優しく撫でたり、話しかけたりして、愛情を伝えてあげてください。
猫ちゃんも、飼い主さんの愛情を感じることで、安心して過ごせるはずです。

具体的な解決策:物語形式でご紹介

Aさんは、愛猫の心筋症発覚という予期せぬ事態に直面し、大きなショックを受けました。さらに、転勤の可能性と引き取り手不在という問題が重なり、絶望的な気持ちになりました。

「もう、どうしたらいいんだろう…」

Aさんは、途方に暮れながらも、まずは猫ちゃんの病状について詳しく知るために、獣医さんに徹底的に質問しました。心筋症の種類、症状、治療法、今後の見通しなど、納得いくまで説明を求めました。

次に、ペットショップに連絡し、提示された3つの対応案について検討しました。しかし、どの案もAさんにとって最善とは言えませんでした。

そこで、Aさんはペットショップに新たな提案をしました。「治療費の一部を負担してほしい」と。Aさんの熱意に押され、ペットショップは治療費の一部を負担することを約束してくれました。

一方、Aさんは会社に転勤の可能性について確認しました。すると、数年以内に転勤になる可能性が高いことが分かりました。

Aさんは、猫ちゃんの預け先を探すために、知人や友人に声をかけましたが、誰も引き受けてくれる人はいませんでした。

困り果てたAさんは、インターネットでペットの預かりボランティアを探しました。すると、NPO法人Bが運営する預かりボランティアが見つかりました。

Aさんは、Bに連絡し、事情を説明しました。Bは、Aさんの状況に理解を示し、猫ちゃんを預かることを快諾してくれました。

転勤の日、Aさんは涙ながらに猫ちゃんをBに預けました。

「ごめんね、〇〇。必ず迎えに来るからね」

Aさんは、転勤先でも猫ちゃんのことを忘れず、Bと連絡を取り続けました。そして、数年後、Aさんは転勤から解放され、再び猫ちゃんと一緒に暮らすことができました。

「ただいま、〇〇。寂しかった?」

猫ちゃんは、Aさんの顔を見ると、嬉しそうにすり寄ってきました。

Aさんは、猫ちゃんを抱きしめながら、心から感謝しました。

「〇〇、これからもずっと一緒にいようね」

最後に

今回のケースは、非常に複雑で困難な状況ですが、決して諦めずに、一つずつ問題解決に取り組んでいくことが大切です。
獣医さん、ペットショップ、会社、NPO法人など、様々な人に相談し、協力を仰ぎながら、猫ちゃんにとって最善の道を探していきましょう。
応援しています。

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