愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
愛犬との「暮らし」にまつわる思い出を本にしませんか?出版にかかる費用は0円です。
たくさんの「愛犬との暮らし」の投稿が集まったら一冊の本になり、「国会図書館」に納品されます。

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犬を傷つけても謝らない夫…どうすれば変わってくれる?【犬との暮らしを安全にするために】

#犬の安全
 
現在妊娠中で、家事は私が担当しています。夫の作業着の関係で夜に洗濯を回していますが、昨日、夫が後ろに手をついた時に愛犬が寝ていた足を踏んでしまいました。普段まったく吠えない愛犬が痛かったらしくキャン!と鳴きました。その時は「もー可哀想に…気をつけなよ(汗)」と軽く済ませたのですが、今日洗濯物を夫が干していて、私は畳んでいる時に今度は足元を見ずに蹴飛ばしてしまいました。犬は昨日の事もあり夫の近くに寄り付かなくなったのですが、リビングは賃貸で6畳と広くないので、犬が部屋の隅の冷たいフローリングで夫を警戒しています。2日連続だったので、さすがに私も「足元気をつけなよ…」と言うと、ごめん、気をつけるよりも先に「わざとじゃない」と言うんです。わざとじゃないのは分かるのですが、犬もチワワで足腰も細いのに何かあってからじゃ遅いから気をつけてって言っているのに、毎回そうなのです。鍵閉め忘れて注意した時も手が塞がってたとか、じゃあ後からでも閉めればいいじゃん、と思ってしまいます。なんて言えばいいのでしょうか?後先考えてない言い訳というか…なんせツメが甘い!2人だけならいいのですが、先日同じ市内の実家に泥棒が入った事で家の鍵にも敏感になっているし、犬の事も注意が必要です。小さい事で注意してるわけではなく、必要だから注意してるのです。これから子供も生まれるのに言い訳ばかりで謝罪出来ない父親を見て、子供がマネするんじゃないか、そんな事ばかり考えてしまいます。改善策はないのでしょうか?

このお悩み、本当に深刻ですよね。特に妊娠中で、さらに愛犬の安全も気遣わなければならない状況では、精神的な負担も大きいことと思います。今回は、そんな状況を打破するための具体的なステップと、考え方についてお話させていただきます。

1.まずは状況の整理と共有:夫婦で「犬との安全な暮らし」について話し合う

まず大切なのは、ご夫婦でしっかりと話し合う時間を持つことです。
ただ感情的にぶつかるのではなく、冷静に状況を整理し、お互いの考えを共有することが重要です。
犬にとって安全な生活環境とは何か?
お互いが気をつけるべきことは何か?
万が一、犬が怪我をしてしまった場合の対応はどうするか?

これらの点について、具体的な対策を話し合いましょう。
例えば、以下のような対策が考えられます。
犬が安全に過ごせるスペースを作る:
ケージやサークルを設置し、犬が安心して休める場所を確保する。
特に、ご主人が動き回る可能性のある場所からは離れた場所に設置する。
足元に注意を促すサインを設置する:
「犬がいます!足元注意!」などの注意書きを貼っておく。
視覚的に注意を促すことで、ご主人の意識を高める効果が期待できます。
犬の居場所を把握する:
ご主人が移動する前に、必ず犬の居場所を確認する習慣をつける。
声かけをして、犬に自分の存在を知らせるのも有効です。
万が一の怪我に備えて:
犬が怪我をした場合の応急処置の方法や、動物病院の連絡先を共有しておく。
いざという時に慌てず対応できるように、事前に準備しておくことが大切です。

これらの対策を話し合う中で、ご主人が「なぜ、言い訳をしてしまうのか?」という根本的な原因を探ることも重要です。

もしかしたら、ご主人は
犬に怪我をさせてしまった
という罪悪感から、無意識に自己防衛しているのかもしれません。
または、
妻に責められたくない
という気持ちから、咄嗟に言い訳をしてしまうのかもしれません。

ご主人の気持ちを理解しようと努めることで、より建設的な話し合いができるはずです。

2.具体的なお願いと感謝の気持ちを伝える:伝え方で相手の行動は変わる

ご主人に注意を促す際、伝え方を工夫することも大切です。
頭ごなしに𠮟りつけるのではなく、具体的なお願いと感謝の気持ちを伝えるように心がけましょう。

例えば、
足元に気を付けてくれると、私も安心して家事ができるから本当に助かる
〇〇(犬の名前)も、パパが優しくしてくれるのが一番嬉しいと思うよ
のように、ご主人の行動が、あなたや愛犬にとってどれだけプラスになるかを具体的に伝えるのです。

また、ご主人が少しでも注意してくれた際には、
さっきは、〇〇(犬の名前)のこと気にかけてくれてありがとうね!
本当に助かるよ
と、感謝の気持ちを言葉で伝えるようにしましょう。

人は、感謝されることで、
また、人の役に立ちたい
喜んでもらいたい
という気持ちになるものです。
ご主人の良い行動を褒め、感謝することで、より良い行動を促すことができるはずです。

3.専門家の力を借りる:夫婦カウンセリングも視野に入れる

話し合いを重ねても、状況が改善しない場合は、専門家の力を借りることも検討しましょう。
夫婦カウンセリングを受けることで、お互いの気持ちをより深く理解し、建設的な解決策を見つけることができるかもしれません。

また、犬の行動に詳しい専門家(ドッグトレーナーや獣医行動診療科認定医など)に相談することで、愛犬が安心して過ごせる環境づくりについて、具体的なアドバイスをもらうことができるでしょう。

4.第三者の視点を取り入れる:客観的な意見は時に有効

ご両親やご友人など、信頼できる第三者に相談してみるのも良いかもしれません。
第三者の客観的な意見を聞くことで、自分たちでは気づかなかった問題点や解決策が見つかることがあります。

ただし、相談する相手は慎重に選ぶようにしましょう。
ご夫婦の関係や愛犬のことを理解し、中立的な立場でアドバイスをくれる人を選ぶことが大切です。

5.犬の安全対策を強化する:できることからコツコツと

ご主人の意識が変わるまで、犬の安全対策を強化することも重要です。
以下のような対策を検討してみましょう。
犬用の靴や靴下を履かせる:
滑り止め効果のある靴や靴下を履かせることで、足腰への負担を軽減する。
フローリングにマットやカーペットを敷く:
滑りやすいフローリングでの転倒を防ぎ、足腰への負担を軽減する。
犬が入れないエリアを作る:
ベビーゲートなどを活用して、犬が危険な場所に立ち入らないようにする。
定期的な健康チェック:
動物病院で定期的な健康チェックを受け、足腰の状態を把握する。
早期発見・早期治療が大切です。

これらの対策は、ご主人の協力が得られなくても、あなた自身でできることです。
できることからコツコツと対策を進めていきましょう。

6.長期的な視点を持つ:焦らず、じっくりと向き合う

ご主人の行動が変わるまでには、時間がかかるかもしれません。
焦らず、じっくりと向き合うことが大切です。

大切なのは、諦めずに、根気強く話し合いを続けることです。
そして、ご主人の小さな変化も見逃さず、褒め、感謝することで、良い行動を強化していくことです。

7.自分を責めない:あなたは決して悪くない

最後に、一番大切なことをお伝えします。
それは、
あなたは決して悪くない
ということです。

ご主人の行動に悩むあなたは、決して間違っていません。
愛犬の安全を願い、家族の幸せを願うあなたは、素晴らしい母親であり、妻です。

自分を責めず、自信を持って、この問題に向き合ってください。
あなたは一人ではありません。
周りの人に頼りながら、一歩ずつ解決に向けて進んでいきましょう。

今回の記事が、少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。
応援しています。

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