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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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犬と暮らす生活保護受給者の賃貸探し:引越しのタイミング、名義、現状維持、どうすべき?

#生活保護
 
現在、保護申請中、自己破産申し立て中、うつ病で精神障害手帳三級をお持ちで、奥様はパニック障害で専業主婦。昨年6月より失業保険で生活をされているとのこと。愛犬と暮らしていらっしゃいます。現在、住宅扶助を越える物件にお住まいで、福祉事務所から指導が入る事が予想されるため、自己破産、精神障害、生活保護受給者、ペット可で入居できそうな賃貸物件を探されていますが、なかなか見つからない状況です。市に相談したところ、住宅扶助以上でも生活扶助から充当し、無理のないキャッシュフローであれば構わないと言われたものの、引っ越し代は出せないとのこと。生活保護、自己破産、精神障害者、ペット可という条件に加え、少し高いですが、今のままでも生活がなんとか成り立ちます。生活のゆとりを得るため、2万円安い物件に自己破産が免責、生活保護受給が確定する前の今のタイミングで引っ越すべきか、全てが片付いてから引っ越すべきか、判断がつかない状況です。生活保護受給審査中に敷金礼金などのまとまったお金が動くことはできないと理解されています。2万円安い物件は敷地の隣なので、自分で家財を移動しようと思っていますが、敷金礼金と保証会社の審査がネックです。犬も手放したくないと考えています。2万円安い物件に引っ越したいのですが、どのタイミングが良いでしょうか?奥様名義が良いか?生活は成り立ちますので今の部屋に住み続けた方が良いか?

生活保護を受給しながら、愛犬との暮らしを守り、さらに生活のゆとりを得るための引越し。多くの課題が山積している状況、本当にお気持ちお察しいたします。ここでは、具体的な選択肢と、それぞれのメリット・デメリットを整理し、今、何ができるのか、どう動くべきかを一緒に考えていきましょう。

結論:焦らず、まずは現状の整理と情報収集を

まず、一番大切なことは、焦らないことです。
現状を維持しつつ、専門機関への相談と情報収集を同時に進め、最も有利なタイミングを見極めるのが賢明です。

1. 現状維持:当面は現在の住居で生活を維持する。
2. 専門機関への相談:弁護士、福祉事務所、不動産業者へ相談し、具体的なアドバイスを受ける。
3. 情報収集:引越し可能な物件情報を集め、保証会社や大家の審査基準を確認する。

ケーススタディ:Aさんの場合

Aさんは、あなたと同じように生活保護を受給しながら、愛犬と暮らしていました。Aさんも家賃が住宅扶助額を超えており、引越しを検討せざるを得ない状況でした。しかし、Aさんは焦って引越しを決断せず、まず福祉事務所に相談しました。

福祉事務所からは、以下の2つのアドバイスがありました。
住宅扶助額を超える家賃の物件に住み続ける場合、生活保護費から家賃を補填する必要がある。
引越しをする場合、引越し費用は原則として自己負担となる。

Aさんは、これらのアドバイスを踏まえ、以下の3つの選択肢を検討しました。

1. 現在の物件に住み続ける。
2. 住宅扶助額以内の物件に引越す。
3. 住宅扶助額を超えるが、現在の物件より家賃が安い物件に引越す。

Aさんは、それぞれの選択肢のメリット・デメリットを比較検討した結果、3番目の選択肢を選びました。Aさんは、現在の物件より家賃が安い物件に引越すことで、生活保護費からの家賃の補填額を減らすことができました。また、引越し費用は自己負担となりましたが、引越し後の生活費に余裕ができたため、結果的にプラスとなりました。

Aさんの事例からわかるように、生活保護受給者の引越しは、慎重に検討する必要があります。焦って引越しを決断するのではなく、まず福祉事務所に相談し、専門家のアドバイスを受けることが大切です。

1.現状維持という選択肢:メリットとデメリット

メリット

精神的な安定:慣れ親しんだ環境で、愛犬と共に生活できる安心感は何よりも大切です。特に、うつ病やパニック障害を抱える状況では、環境の変化が大きなストレスになる可能性があります。
手続きの煩雑さ回避:引越しには、物件探し、契約、荷造り、荷ほどきなど、多くの手続きが必要です。これらの手続きは、精神的にも肉体的にも大きな負担となります。現状維持であれば、これらの負担を避けることができます。
キャッシュフローの安定:自己破産の手続き中や生活保護の受給審査中は、予想外の出費を避けたいものです。引越しには、敷金礼金、引越し費用など、まとまったお金が必要になります。現状維持であれば、これらの出費を避けることができます。

デメリット

経済的な負担:住宅扶助を超える家賃を払い続けることは、生活保護費を圧迫し、生活のゆとりを奪う可能性があります。
福祉事務所からの指導:住宅扶助を超える物件に住み続けることは、福祉事務所から指導を受ける可能性があります。指導に従わない場合、生活保護が打ち切られる可能性もあります。
将来的な不安:自己破産の手続きが完了し、生活保護を受給できるようになったとしても、住宅扶助を超える家賃を払い続けることは、将来的な経済的な不安につながる可能性があります。

2.引越しを検討する場合:タイミングと名義

引越しを検討する場合、タイミングと名義は非常に重要なポイントです。

引越しのタイミング

自己破産免責決定後、生活保護受給決定後:最も安全なタイミングは、自己破産の免責が決定し、生活保護の受給が確定した後です。このタイミングであれば、経済的な安定が見込めますし、福祉事務所からの指導を気にする必要もありません。
自己破産免責決定前、生活保護受給審査中:このタイミングでの引越しは、リスクが伴います。自己破産の手続き中や生活保護の受給審査中は、まとまったお金の出入りが制限される場合があります。また、審査に影響を与える可能性もあります。
今すぐ:どうしても引越しをしたい場合は、専門家(弁護士、福祉事務所のケースワーカー)に相談し、許可を得る必要があります。

名義

ご本人名義:生活保護受給者は、原則としてご本人名義で契約する必要があります。
奥様名義:奥様が自己破産に巻き込まれていない場合、奥様名義での契約も可能です。ただし、奥様に安定した収入がない場合、審査に通らない可能性があります。
親族名義:親族に保証人になってもらうことができれば、親族名義での契約も可能です。ただし、親族に経済的な負担をかけることになるため、慎重に検討する必要があります。

3.保証会社と大家の審査:犬との暮らしは不利?

保証会社の審査と大家の審査は、賃貸契約の大きな壁です。特に、犬との暮らしは、審査に不利に働く可能性があります。

保証会社の審査

保証会社は、家賃滞納のリスクを審査します。生活保護受給者、自己破産者、精神障害者は、家賃滞納のリスクが高いと判断される可能性があります。また、犬を飼育している場合、物件の汚損や騒音のリスクも考慮されます。

大家の審査

大家は、入居者の属性、収入、人柄などを総合的に審査します。生活保護受給者、自己破産者、精神障害者は、入居者として敬遠される可能性があります。また、犬を飼育している場合、他の入居者とのトラブルを懸念する大家もいます。

審査をクリアするための対策

正直に告知する:生活保護受給者であること、自己破産の手続き中であること、精神障害者であることを隠さずに告知しましょう。
保証人を立てる:親族に保証人になってもらうことができれば、審査に有利に働きます。
犬の飼育状況を説明する:犬のしつけ状況、予防接種の有無、鳴き声の頻度などを具体的に説明しましょう。
清掃状況をアピールする:物件の清掃状況をアピールし、犬を飼育していても清潔に保つことができることを伝えましょう。
ペット可物件に絞る:ペット可物件に絞って探すことで、審査に通る可能性が高まります。

4.具体的な行動プラン:今、あなたができること

1. 福祉事務所への相談:まずは、福祉事務所のケースワーカーに現状を伝え、引越しに関するアドバイスを求めましょう。
2. 弁護士への相談:自己破産の手続きについて、弁護士に相談しましょう。引越しのタイミングや名義について、専門的なアドバイスを受けることができます。
3. 不動産業者への相談:ペット可物件を専門に扱う不動産業者に相談しましょう。あなたの状況を理解し、適切な物件を紹介してくれるはずです。
4. 物件情報の収集:インターネットや不動産情報誌などで、ペット可物件の情報を集めましょう。
5. 保証会社への事前相談:保証会社に、あなたの状況を伝え、審査に通る可能性があるか事前に相談しましょう。
6. 大家への直接交渉:気になる物件が見つかったら、大家に直接交渉してみましょう。あなたの誠意を伝えれば、審査に通る可能性も高まります。

5.犬との暮らしを諦めないために

愛犬は、家族の一員です。どんな状況でも、愛犬との暮らしを諦めたくないという気持ちは、当然のことです。
犬との暮らしをサポートするNPO法人:犬との暮らしをサポートするNPO法人に相談してみましょう。生活保護受給者でも入居できるペット可物件を紹介してくれる可能性があります。
犬の預かりサービス:一時的に犬を預けることができるサービスを利用することも検討しましょう。
里親探し:どうしても犬を飼えなくなってしまった場合は、里親を探すことも検討しましょう。

最後に:一歩ずつ、前へ

生活保護を受給しながら、愛犬との暮らしを守り、さらに生活のゆとりを得るための引越しは、決して簡単なことではありません。しかし、諦めずに、一歩ずつ、前へ進んでいきましょう。

この情報が、少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。応援しています。

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