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騒音トラブルで退去…敷金は返ってくる?弁護士が教える対処法

#騒音トラブル
 
上階の生活音以外の騒音が酷く、来月には退去します。住居は木造アパートで、22時から朝方にかけて犬の走り回る音がここ一年続きました。不動産会社にもコールセンターに伝えても何も改善はなく、上階の人はペット契約はしていないということはわかりました。騒音で不眠になり、母子家庭で赤ちゃんふたり抱えての引っ越しなのでとても金銭面では痛いです。退去する際に敷金など上階のせいで引っ越すので削れるところはありますでしょうか?引っ越す前に警察を上によんだ方がいいですか?

騒音問題、本当に辛いですよね。特に小さなお子さんを抱えていらっしゃる状況では、心身ともに疲弊してしまうのも当然です。今回は、そんな騒音トラブルで退去せざるを得なくなった場合の敷金や、引っ越し前にできることについて、具体的なアドバイスをさせていただきます。

結論から言うと、今回のケースでは、敷金の返還を求められる可能性は十分にあります。騒音の証拠をしっかりと集め、適切な手順を踏むことで、泣き寝入りせずに済むかもしれません。

騒音トラブル解決への道:ケーススタディ

今回のケースと似た状況で、実際に敷金を取り戻し、慰謝料まで獲得したAさんの事例をご紹介します。

Aさんは、木造アパートの2階に住むシングルマザー。下階に住む住人が、無許可で大型犬を飼育しており、夜間の騒音に悩まされていました。管理会社に何度も訴えましたが、改善されず、精神的に追い詰められたAさんは、弁護士に相談。

弁護士は、Aさんの代わりに管理会社と交渉し、以下の点を主張しました。
騒音によってAさんが精神的な苦痛を受けていること
管理会社が騒音問題を放置し、住環境を維持する義務を怠っていること
騒音によってAさんが引っ越しを余儀なくされたこと

その結果、Aさんは敷金の全額返還に加え、引っ越し費用と慰謝料を管理会社から支払われることで和解しました。

この事例からわかるように、騒音問題は、泣き寝入りせずに、適切な対応をすることで解決できる可能性があります。

騒音トラブル解決のための4ステップ

では、具体的にどのような手順を踏めば良いのでしょうか? 今回のケースに当てはめて、4つのステップで解説します。

ステップ1:証拠の収集

まずは、騒音の証拠を集めることが重要です。
騒音の録音:騒音が発生する時間帯や頻度を記録し、ICレコーダーやスマートフォンで録音しましょう。日付や時間も記録しておくと、より証拠としての信憑性が高まります。
騒音に関する記録:騒音の種類(犬の走り回る音、吠える声など)、発生時間、継続時間、自身の体調などを詳細に記録しておきましょう。
第三者の証言:もし、他の住人も同様の騒音被害に遭っている場合は、証言してもらうのも有効です。
医療機関の診断書:騒音によって不眠症や精神的な不調が出ている場合は、医療機関を受診し、診断書を作成してもらいましょう。

これらの証拠は、後々、管理会社や大家さんと交渉する際に、非常に重要な武器となります。

ステップ2:管理会社への通知

集めた証拠をもとに、まずは管理会社に騒音問題を伝えましょう。
内容証明郵便の活用:口頭だけでなく、内容証明郵便で通知することで、言った言わないの水掛け論を防ぐことができます。
具体的な要望を伝える:騒音の具体的な内容、改善してほしい点、期日などを明確に伝えましょう。
記録を残す:管理会社とのやり取りは、日付、担当者名、内容などを詳細に記録しておきましょう。

管理会社が対応してくれない場合は、内容証明郵便を送付した事実も、後々の交渉で有利に働きます。

ステップ3:上階の住人への直接交渉(慎重に)

管理会社が動いてくれない場合、上階の住人に直接交渉することも考えられます。しかし、感情的にならず、冷静に話し合うことが重要です。
第三者を同席させる:可能であれば、管理会社の担当者や弁護士など、第三者を同席させましょう。
冷静な態度で:感情的に怒鳴ったり、脅迫したりするような言動は絶対に避けましょう。
具体的な解決策を提案する:犬の飼育方法の改善、防音対策の実施など、具体的な解決策を提案しましょう。

ただし、直接交渉はトラブルに発展する可能性もあるため、慎重に進める必要があります。

ステップ4:専門家への相談

管理会社や上階の住人との交渉がうまくいかない場合は、弁護士や専門機関に相談しましょう。
弁護士:法的なアドバイスや交渉の代行を依頼できます。
消費者センター:騒音問題に関する相談や情報提供を行っています。
住宅紛争審査会:専門家が紛争の仲介や調停を行ってくれます。

専門家のアドバイスを受けることで、法的な観点から、より有利に交渉を進めることができます。

敷金返還を勝ち取るための交渉術

騒音問題で退去する場合、敷金を全額返還してもらうためには、以下の点を意識して交渉に臨みましょう。
契約書の確認:契約書に騒音に関する条項がないか確認しましょう。
証拠の提示:集めた証拠を提示し、騒音によって生活に支障が出ていたことを具体的に説明しましょう。
管理会社の責任を追及:管理会社が騒音問題を放置し、住環境を維持する義務を怠っていたことを指摘しましょう。
法的手段も辞さない姿勢:交渉が決裂した場合、法的手段も辞さない姿勢を示しましょう。

ただし、過度な要求や不当な主張は、かえって不利になる可能性があるので注意が必要です。

引っ越し前に警察を呼ぶのは有効?

騒音があまりにも酷く、緊急性がある場合は、警察に通報することも考えられます。しかし、警察は民事不介入の原則があるため、基本的には騒音の注意や指導を行う程度にとどまります。

ただし、騒音が刑事事件に該当するような場合(例:大声で脅迫する、物を壊すなど)は、警察が捜査を行う可能性があります。

今回のケースでは、騒音の証拠をしっかりと集め、管理会社や大家さんに改善を求めることが先決です。警察への通報は、最終手段として検討しましょう。

母子家庭の引っ越しをサポートする制度

母子家庭での引っ越しは、経済的な負担が大きいですよね。そんな時に活用できる、様々な支援制度があります。
住宅手当:自治体によっては、家賃の一部を補助する住宅手当制度があります。
生活福祉資金貸付制度:低所得者世帯に対し、生活に必要な資金を貸し付ける制度です。
母子父子寡婦福祉資金貸付金:母子家庭や父子家庭に対し、就学や就職に必要な資金を貸し付ける制度です。
不動産会社の仲介手数料割引:一部の不動産会社では、母子家庭や父子家庭に対し、仲介手数料を割引するサービスを提供しています。

これらの制度を活用することで、引っ越しの経済的な負担を軽減することができます。お住まいの自治体や不動産会社に問い合わせてみましょう。

まとめ:諦めずに、一歩ずつ解決へ

騒音問題は、解決までに時間がかかることもありますが、諦めずに、一歩ずつ解決に向けて行動することが大切です。証拠を集め、管理会社や大家さんと交渉し、必要であれば専門家の力を借りましょう。

今回の記事が、騒音問題に悩むあなたの助けになれば幸いです。

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