愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
愛犬との「暮らし」にまつわる思い出を本にしませんか?出版にかかる費用は0円です。
たくさんの「愛犬との暮らし」の投稿が集まったら一冊の本になり、「国会図書館」に納品されます。

投稿してみる

愛犬の粗相問題、原因究明と解決策:11歳柴犬との快適な賃貸生活に向けて

#犬のしつけ
 

愛犬との引っ越し、楽しみですね!しかし、引っ越しを控えたこの時期に、愛犬の粗相が頻発するようになり、大変ご心配なことと思います。11歳という年齢の柴犬とのこと、原因を特定し、適切な対策を講じることで、また安心して愛犬との生活を送れるはずです。

ペットの犬でお聞きします。今月中旬にペット可能賃貸へ引越す予定です。それまでは何とか車の中で飼うつもりです。車で飼って数ヶ月経ちましたがこれまで排便など一度も失敗しなかったのですが何と数日前に朝散歩に行こうと車内を見たらほぼ液体状の大失敗をしていました。本人(?)は悪びれる様子も無く尻尾を振っていましたが余りに驚いて怒るのも忘れて車内やシートなど1日がかりできれいにしました。その晩は夜だけ玄関に置くと翌朝また玄関のシートに硬めのを失敗‼︎その翌朝は車内でやはり硬めのを失敗‼︎さすがに直ぐに怒ってたたいたりしました。もう限界と思い犬オムツを買って夜だけ履かすと3日ぶりに無事で朝までオムツをしたままでした。今日も夕方の散歩でちゃんと済ませましたがいつ自力で外さないかと心配です。犬は自力でオムツを外したりするのですしょうか?(・・?)因みに年齢は11でオスの小さめの柴です。どなたか宜しくお願いします。オムツ以外の良い方法などもあったら教えてください。

まずは、今回の粗相の原因をいくつか考えてみましょう。そして、オムツ以外の解決策についても一緒に考えていきましょう。

考えられる原因

1. 環境の変化によるストレス:引っ越しを控えているとのことですので、犬はあなたの行動の変化や、周囲の雰囲気から、何かを感じ取っている可能性があります。犬は非常に敏感な動物ですので、些細な変化でもストレスを感じ、それが粗相につながることがあります。特に、車中生活という限られた空間は、犬にとって大きなストレスとなりやすいでしょう。
2. 加齢による影響:11歳という年齢は、人間でいうとシニア期に入ります。加齢に伴い、排泄のコントロールが難しくなることがあります。また、認知機能の低下により、トイレの場所を忘れてしまう、あるいは排泄のサインをうまく伝えられなくなることも考えられます。
3. 体調不良:急な粗相の頻発は、体調不良のサインである可能性もあります。特に、液状の便が出ている場合は、消化器系の疾患が疑われます。
4. 分離不安:夜間や留守番中に粗相をする場合、分離不安が原因かもしれません。特に、これまで粗相がなかった犬が急に粗相をするようになった場合は、分離不安の可能性も考慮する必要があります。
5. 過去のトラウマ:過去に排泄の失敗で強く叱られた経験があると、排泄自体を我慢してしまうことがあります。そして、我慢の限界を超えて粗相をしてしまう、という悪循環に陥ることがあります。

具体的な対策

原因によって対策は異なりますが、まずは以下の点を試してみてください。

1. 獣医さんへの相談:まずは動物病院を受診し、体調に問題がないかを確認しましょう。特に、液状の便が出ている場合は、早めに獣医さんに診てもらうことが大切です。
2. 生活環境の見直し
安心できる居場所の確保:クレートやケージなど、犬が安心して過ごせる場所を用意しましょう。クレートは「ハウス」として、普段から慣れさせておくことが重要です。
規則正しい生活:食事、散歩、睡眠の時間を一定にすることで、犬の生活リズムを整えましょう。
適度な運動:散歩の時間を増やしたり、室内で遊んであげるなど、適度な運動を心がけましょう。
リラックスできる環境:騒音や刺激の少ない、落ち着いた環境を心がけましょう。
3. トイレ環境の改善
トイレの場所:犬が落ち着いて排泄できる場所にトイレを設置しましょう。
トイレの清潔さ:常に清潔な状態を保ちましょう。
トイレの素材:犬が好む素材のトイレシートを選びましょう。
4. 排泄のタイミング
起床後、食後、就寝前:これらのタイミングで必ずトイレに連れて行きましょう。
排泄のサインを見逃さない:そわそわしたり、床の匂いを嗅ぎ回るなどのサインを見逃さず、トイレに誘導しましょう。
5. 褒めること:トイレで排泄できた時は、大げさに褒めてあげましょう。「良い子だね」「上手だね」など、言葉で褒めるだけでなく、撫でたり、おやつをあげたりするのも効果的です。
6. 叱らないこと:粗相をしてしまっても、決して叱ってはいけません。犬は、排泄すること自体を悪いことだと認識してしまう可能性があります。
7. オムツの活用:オムツは、あくまで一時的な対策として考えましょう。オムツを常用すると、犬が自力で排泄することを諦めてしまう可能性があります。
オムツの種類:犬用のオムツには、様々な種類があります。愛犬に合ったサイズ、素材のものを選びましょう。
オムツの交換:こまめに交換し、皮膚トラブルを防ぎましょう。
8. フェロモン製品の利用:犬用のフェロモン製品(スプレーやディフューザーなど)は、犬をリラックスさせる効果があります。環境の変化によるストレスを軽減するために、試してみるのも良いでしょう。
9. 専門家への相談
ドッグトレーナー:専門家の指導を受けることで、犬の行動の問題を解決することができます。
獣医行動診療科:犬の心のケアを専門とする獣医さんもいます。必要に応じて相談してみましょう。

オムツは外せる?

ご質問にある「犬は自力でオムツを外したりするのでしょうか?」についてですが、犬によっては自分でオムツを外してしまうことがあります。特に、オムツが不快な場合や、動きにくいと感じる場合に、外そうとする行動が見られます。

オムツを外されないようにするためには、
適切なサイズのオムツを選ぶ:大きすぎるとずれやすく、小さすぎると締め付けられて不快に感じます。
オムツの装着方法:しっかりと装着し、ずれにくいように工夫しましょう。
犬の気を紛らわせる:オムツを装着した後、おもちゃで遊んだり、散歩に連れて行くなど、犬の気を紛らわせることで、オムツを気にさせないようにしましょう。

引っ越しに向けて

引っ越しは、犬にとって大きなストレスとなります。引っ越し前にできるだけ準備をして、犬が安心して新居に慣れるようにサポートしてあげましょう。
引っ越し先の情報を集める:周辺の公園や動物病院の場所などを事前に調べておきましょう。
引っ越し前に新居に慣れさせる:可能であれば、引っ越し前に新居に犬を連れて行き、匂いを嗅がせたり、探検させたりすることで、新居への警戒心を和らげることができます。
引っ越し当日は
安全な場所に預ける:引っ越し作業中は、犬が危険な目に遭わないように、安全な場所に預けるのがおすすめです。
新居での居場所を確保:新居に着いたら、すぐに犬の居場所(クレートやケージ)を設置し、安心させてあげましょう。
いつも使っているものを持ち込む:毛布やおもちゃなど、いつも使っているものを持ち込むことで、犬は安心感を得られます。
引っ越し後のケア
新居に慣れるまで:しばらくは、犬の様子を注意深く観察し、不安な様子が見られたら、優しく声をかけたり、撫でてあげたりしましょう。
散歩コース:新しい散歩コースを一緒に歩き、新居の周辺環境に慣れさせましょう。
ご近所への挨拶:犬と一緒にご近所へ挨拶に行き、良好な関係を築きましょう。

専門家からのアドバイス

犬の行動学の専門家である獣医のA先生にお話を伺いました。

「犬の粗相の原因は様々ですが、今回のケースでは、環境の変化によるストレスと、加齢による影響が考えられます。まずは、獣医さんに診てもらい、体調に問題がないかを確認することが大切です。その上で、生活環境の見直し、トイレ環境の改善、そして何よりも、犬に安心感を与えることが重要です。決して叱らず、褒めて育てることを心がけてください。また、引っ越しは犬にとって大きなストレスとなりますので、事前にできる限りの準備をして、犬が安心して新居に慣れるようにサポートしてあげてください。」

まとめ

愛犬の粗相問題は、飼い主さんにとって大きな悩みですが、原因を特定し、適切な対策を講じることで、必ず解決できます。焦らず、根気強く、愛犬と向き合っていくことが大切です。今回の情報が、少しでもお役に立てれば幸いです。愛犬との新しい生活、楽しんでくださいね!

犬と暮らせる部屋の相談バナー

犬と暮らせるお部屋、探します。

「ペット可物件」だけでは不安……。
DOGFRIENDLYでは、犬との暮らしを大切にした物件探しをお手伝いしています。
犬種や広さ、周辺環境など、どんなことでもお気軽にご相談ください。

     犬と暮らせる物件を探す

おすすめの記事