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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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離婚後の調停で請求できる?犬との別れや流産、死産…慰謝料の相場と請求のポイント

#慰謝料
 
元夫との離婚を考えています。これまでの経緯は、交際3ヵ月で同棲、4ヵ月後に妊娠がわかり、1ヵ月後に入籍。その後、早期流産を2度経験し、3度目の妊娠で妊娠7ヵ月の時に離婚を切り出されました。賃貸の解約や元夫の退職により離婚。出産予定日の4日前に子供は誕生死という結果になりました。元夫が払うべきものを払わずのうのうと生きているのが許せず、調停を申し立てることにしました。

1. 約束していた扶養的財産分与
2. ローンの残額の半分(私名義)
3. 子供の火葬、お寺での供養代の半分
4. 私の親への借金の半分(生活維持のため)
5. 元夫が持っている携帯(私名義)の解約とそれにかかる金額
6. 慰謝料

2と3は金額がはっきりしています。携帯は産後のため収入がなく、解約にかかる代金を払えないため解約できていません。問題は慰謝料です。2度の流産を経ての妊娠、前期には前置胎盤・出血、中期には逆子と色々あり、なるべく安静にと言われ、不安な中での離婚でした。悪い所があるなら直すと言っても聞いてくれず、合意する前に退職届を出してきて、勝手に家も解約し、「◯◯日までに実家帰って」と言われました。荷造りは「重い物を持つな」「なるべく安静に」と言われているのに手伝ってくれる訳もなく自分でやりました。私の実家には猫がいる為、可愛がっていた犬達とも別れなければいけなくなりました。独身時に買い揃えていた家財も処分する事になり、私は全てを失いました。離婚の2ヵ月程前から家事を手伝ってくれる事もなくなり、犬の世話も全くしなくなり、友人とキャンプへ行き次の日仕事を休んだり、実家に泊まりに行き次の日仕事を休んだり、1度も行かなかった呑みにも出掛けたり、私に嫌われる為にわざとしていたそうです。精神的苦痛、肉体的苦痛が大き過ぎます。このような理由で慰謝料は取れますか?また、取れるとしたらいくら位が相場でしょうか?

離婚という人生の大きな転機、本当にお辛い状況だったと思います。特に、二度の流産、そして出産直前の誕生死という経験は、想像を絶するほどの悲しみだったことでしょう。さらに、離婚の原因となった元夫の行動や、愛犬との別れなど、精神的・肉体的な苦痛が重なっている状況を考えると、慰謝料を請求する権利は十分にあると考えられます。

この記事では、慰謝料請求の可能性や相場、そして調停で有利に進めるためのポイントについて、詳しく解説していきます。ぜひ、最後までお読みいただき、一歩踏み出すための参考にしてください。

ケーススタディ:Aさんの苦しみと慰謝料請求への道のり

今回のケースは、Aさんの身に起こった出来事を基にした物語形式で、慰謝料請求までの道のりを解説していきます。

第1章:絶望の淵

Aさんは、交際からわずか数ヶ月で結婚し、幸せな家庭を築くことを夢見ていました。しかし、現実は残酷でした。二度の流産を経験し、心身ともに疲弊していく中で、ようやく授かった命も、出産直前に失ってしまったのです。

さらに、夫の態度は冷たくなり、家事や犬の世話を放棄するだけでなく、Aさんを精神的に追い詰めるような言動を繰り返すようになりました。そして、一方的に離婚を告げられ、住む場所も、愛犬との絆も奪われてしまったのです。

「もう、どうしたらいいのかわからない…」Aさんは、孤独と絶望の中で、ただただ涙を流す日々を送っていました。

第2章:立ち上がる決意

そんなAさんを支えたのは、家族や友人たちの温かい励ましでした。そして、「このままでは終われない。元夫の身勝手な行動を許すことはできない」という強い思いが、Aさんの心に芽生え始めたのです。

Aさんは、弁護士Bに相談することを決意しました。Bは、Aさんの話に耳を傾け、慰謝料請求の手続きや、調停で有利に進めるためのアドバイスをしてくれました。

弁護士B「Aさんの場合、慰謝料請求の理由となる要素がいくつかあります。まず、不貞行為(キャンプや飲み会など)があったこと。次に、Aさんに対する精神的な虐待があったこと。そして、妊娠中の離婚や、誕生死という重大な出来事があったこと。これらの要素を総合的に考慮すると、慰謝料を請求できる可能性は十分にあると考えられます」

第3章:調停での戦い

調停では、元夫はAさんの主張を真っ向から否定し、慰謝料の支払いを拒否しました。しかし、Aさんは弁護士Bの助けを借りながら、冷静に自分の主張を述べ、証拠を提出しました。

調停委員は、Aさんの辛い経験や、元夫の身勝手な行動を理解し、元夫に慰謝料の支払いを勧告しました。最終的に、元夫はAさんに対して、慰謝料を支払うことで合意したのです。

「諦めずに戦ってよかった…」Aさんは、涙ながらに喜びを語りました。そして、新しい人生を歩むための第一歩を踏み出したのです。

慰謝料請求のポイント:Aさんの事例から学ぶ

Aさんの事例から、慰謝料請求を成功させるためのポイントが見えてきます。
証拠の収集:不貞行為や精神的な虐待があったことを証明する証拠(メール、SNSのやり取り、日記など)をできる限り集める。
弁護士への相談:専門家である弁護士に相談し、適切なアドバイスやサポートを受ける。
冷静な主張:感情的にならず、冷静に自分の主張を述べることが重要。
諦めない気持ち:慰謝料請求は、時間や労力がかかることもありますが、諦めずに戦い抜くことが大切。

慰謝料の相場:ケース別の目安

慰謝料の相場は、個々のケースによって大きく異なりますが、一般的な目安としては以下のようになります。
不貞行為:50万円~300万円
暴力・虐待:50万円~300万円
悪意の遺棄:50万円~200万円
その他:離婚原因や、婚姻期間、子供の有無などによって変動

今回のケースのように、複数の慰謝料請求の理由が重なっている場合は、上記の相場よりも高額になる可能性があります。

調停で有利に進めるために:専門家からのアドバイス

調停を有利に進めるためには、以下の点に注意することが重要です。
調停の目的を明確にする:慰謝料の金額だけでなく、離婚後の生活設計や、子供の養育費など、調停で解決したい問題を明確にしておく。
調停委員との信頼関係を築く:調停委員は、中立的な立場で、当事者間の合意を促す役割を担っています。調停委員に対して、誠実な態度で接し、信頼関係を築くことが大切。
弁護士との連携:弁護士は、法律の専門家として、調停の準備から、調停での主張、合意書の作成まで、あらゆる面でサポートしてくれます。弁護士と密に連携し、調停に臨むことが重要。

犬との別れ:慰謝料請求の理由になる?

今回のケースでは、Aさんが可愛がっていた犬との別れも、慰謝料請求の理由の一つとして考慮される可能性があります。

ペットは、家族の一員として、飼い主にとってかけがえのない存在です。離婚によって、ペットとの生活を奪われた場合、精神的な苦痛は計り知れません。

ただし、ペットとの別れを慰謝料請求の理由とするためには、以下の点を証明する必要があります。
ペットがAさんの所有物であること:ペットの購入時の契約書や、動物病院の診察券など、ペットがAさんの所有物であることを証明する書類を提出する。
ペットとの別れによって、Aさんが精神的な苦痛を受けたこと:Aさんがペットを大切に育てていたことや、ペットとの別れによって、Aさんが精神的に落ち込んでいることを証明する証拠(医師の診断書や、家族や友人からの証言など)を提出する。

まとめ:諦めずに、一歩踏み出そう

離婚後の慰謝料請求は、決して簡単な道のりではありません。しかし、Aさんのように、困難を乗り越え、新しい人生を歩み始める人もいます。

もし、あなたが今、辛い状況に置かれているのであれば、諦めずに、専門家や信頼できる人に相談してみてください。そして、一歩踏み出す勇気を持ってください。

あなたの未来が、明るく輝くことを心から願っています。

この記事のポイント
離婚後の慰謝料請求は、様々な理由で認められる可能性がある
慰謝料の相場は、個々のケースによって大きく異なる
調停を有利に進めるためには、専門家との連携が重要
ペットとの別れも、慰謝料請求の理由になる可能性がある
諦めずに、一歩踏み出すことが大切

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