愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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愛犬の「イヤ!」に困っていませんか? 怖がりな犬との向き合い方と解決策

#犬のしつけ
 
我が家には2才オス(去勢済)の愛犬がいます。体重16kg、見た目は柴犬とシェパードをたしたような雑種です。元々捨て犬で、生後3ヶ月くらいの時に保護しました。仔犬の頃から神経質で怖がりで、仔犬らしくはしゃぐこともなく部屋の隅でまるまっていることが多い子でした。最近、嫌なことは絶対に嫌!と主張するようになってしまったのです。一番嫌なのは、風が強い日に室内にいること。風で窓がガタガタなるのが怖いようで、無理やり室内に入らせようとすると、歯をむいてくるようになってしまいました。頭は良い子なのでおすわりやふせや、今までは室内に入れのも合図も完璧にこなしてくれていたのに、室内に入れは聞いてくれなくなってしまいました。しつけが甘かったのと、室内は怖いとトラウマを植え付けてしまったのは私の責任です。外がいいなら外で飼えば解決するかもしれませんが、私は来年春に結婚して愛犬を連れて家を出る予定なのです。そうなると、愛犬は今後もペット可賃貸で室内飼育しなければいけません。環境が変わればまた違ってくるかもしれませんが、こんなに私の言うことを聞かなくなってしまって(おすわり、ふせ、まてはできます)結婚相手と愛犬がうまくやっていけるのかも心配です。きっと捨て犬時代にたくさん怖い思いをしたんだろうと思います。その気持ちをわかってやりたい、でも私に歯をむいてくるようになったのがショックでどうしつけをしていいのかわからなくなってしまいました。歯をむいた時に怒るのも逆効果な気もするし、放置しても犬を優位に立たせるだけな気がします。神経質で怖がりな愛犬に合ったしつけが何かありましたら、教えてください。

愛犬が「イヤ!」と主張するようになり、特に風の強い日に室内に入るのを嫌がる、とのこと。しかも、歯をむくという行動に出るようになり、どうしつけたら良いか悩んでいらっしゃるのですね。来春には結婚を控え、愛犬との新生活を考えると、今の状況を改善したいというお気持ち、とてもよく分かります。

結論から言うと、愛犬の行動には理由があり、それに応じた適切な対応をすることで、改善の余地は大いにあります。今回は、愛犬の気持ちを理解し、信頼関係を築きながら、より良い関係を築くための具体的なステップをご紹介します。

1. 愛犬の「イヤ!」のサインを理解する

まず大切なのは、愛犬がなぜ「イヤ!」と主張するのか、その原因を理解することです。今回のケースでは、風の強い日の窓のガタガタ音が原因である可能性が高いですが、他にも以下のような要因が考えられます。
過去のトラウマ: 捨て犬だった過去に、風や音に関連する怖い経験をしたのかもしれません。
不安や恐怖: 神経質な性格から、普段とは違う状況に不安を感じやすいのかもしれません。
縄張り意識: 室内を自分のテリトリーと認識し、侵入されることに抵抗しているのかもしれません。
体調不良: 体調が悪い時に、無理に動かされるのを嫌がっているのかもしれません。

愛犬の行動をよく観察し、どんな時に「イヤ!」と主張するのか、その時の状況を記録してみましょう。記録することで、原因が見えてくることがあります。

2. 信頼関係を再構築する

愛犬が歯をむくのは、あなたに対して不信感や恐怖心を抱いているサインかもしれません。まずは、愛犬との信頼関係を再構築することから始めましょう。
無理強いはしない: 嫌がることを無理強いすると、さらに警戒心を強めてしまいます。まずは、愛犬のペースに合わせて、少しずつ慣らしていくようにしましょう。
ポジティブな強化: 良い行動をした時に、褒めたり、おやつを与えたりして、ポジティブな経験を積み重ねましょう。「おすわり」「ふせ」「まて」ができるとのことなので、これらの指示に従った時に、たくさん褒めてあげてください。
安心できる環境: 愛犬が安心して過ごせる場所を用意しましょう。クレートやケージの中に、お気に入りの毛布やおもちゃを入れてあげると、安心できる空間になります。
遊びや散歩: 一緒に遊んだり、散歩に出かけたりすることで、愛犬との絆を深めましょう。散歩は、愛犬のストレス解消にもなります。

3. 風の音への恐怖心を克服する

風の強い日に室内に入るのを嫌がる場合、風の音への恐怖心を克服する必要があります。
音に慣らす: 普段から、風の音に似た音を小さく流し、徐々に音量を上げていくことで、音に慣らしていくことができます。
安全な場所: 風の音が聞こえにくい部屋や、窓から離れた場所に、愛犬が安心して過ごせる場所を用意しましょう。
リラックス効果: アロマディフューザーなどで、リラックス効果のあるアロマを焚いてあげると、愛犬の不安を和らげることができます。
専門家への相談: あまりにも恐怖心が強い場合は、獣医さんやドッグトレーナーに相談してみるのも良いでしょう。専門家のアドバイスを受けることで、より効果的な対策が見つかるかもしれません。

4. 結婚後の新生活に向けて

来春の結婚に向けて、今のうちからできることもあります。
新しい環境に慣らす: 結婚相手の方にも、愛犬との接し方を理解してもらい、一緒に遊んだり、散歩に行ったりすることで、愛犬との関係を築いてもらいましょう。
引っ越し先の情報収集: 引っ越し先の周辺環境や、動物病院の場所などを事前に調べておきましょう。
ペット可賃貸の選び方: ペット可賃貸を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。
防音性: 風の音や、他の住人の生活音が聞こえにくい物件を選びましょう。
広さ: 愛犬が自由に動き回れる十分な広さがある物件を選びましょう。
周辺環境: 散歩コースや、ドッグランなど、愛犬が楽しめる施設が近くにあると良いでしょう。

5. 専門家の力を借りる

今回のケースでは、愛犬の行動に専門的な知識が必要となる場合があります。必要に応じて、獣医さんやドッグトレーナーに相談してみることをお勧めします。
獣医: 愛犬の健康状態をチェックしてもらい、体調不良が原因で「イヤ!」と主張している可能性がないか確認してもらいましょう。
ドッグトレーナー: 愛犬の性格や行動を分析してもらい、適切なトレーニング方法を教えてもらいましょう。

ケーススタディ:Aさんの成功事例

Aさんの愛犬(柴犬、5歳)も、今回のケースと同様に、風の強い日に室内に入るのを嫌がっていました。Aさんは、獣医さんに相談したところ、愛犬が過去に雷の音で怖い思いをしたことが原因ではないか、というアドバイスを受けました。

Aさんは、獣医さんのアドバイスに従い、雷の音に似た音を小さく流し、徐々に音量を上げていくことで、愛犬を音に慣らしていきました。また、愛犬が安心して過ごせるように、クレートの中に毛布やおもちゃを入れてあげました。

数ヶ月後、Aさんの愛犬は、風の強い日でも、以前ほど室内に入るのを嫌がらなくなりました。Aさんは、「根気強く続けることが大切だと感じました」と話しています。

まとめ

愛犬が「イヤ!」と主張するのには、必ず理由があります。愛犬の気持ちを理解し、信頼関係を築きながら、適切な対応をすることで、必ず改善することができます。焦らず、根気強く向き合っていくことが大切です。

今回の記事が、あなたと愛犬とのより良い関係を築くための一助となれば幸いです。

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