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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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小型犬との暮らし、諦めない!賃貸交渉を成功させる秘訣とは?

#犬との暮らし
 

今回は、猫のみ飼育可の物件で、愛犬トイプードルとの暮らしを実現したいという切実なご相談です。新築で理想的な物件、諦める前にできることを一緒に考えていきましょう!

賃貸を探しているのですが、望んでいる地域で新築のとてもいい物件を見つけました。ただ問題が1つ…ペットのことです。トイプードルを飼っておりペット飼育可の条件で探していたのですが、当然小型犬飼育可だろうと思っていたらネコのみ飼育可だったんです。普通は逆だと思うのですが、たまにこういう物件があるらしいのです。家賃、広さ、間取り共に問題なく、さらに新築でとても綺麗。転居する予定の地域でこれ以上の物件がどうしてもみつかりません。そこで質問なのですが、新築なので難しいかもしれませんがどうにか不動産からオーナーに相談してもらい、小型犬もOKにしてもらうことはできないでしょうか??もし可能なのであればこう言って交渉したらいい等のアドバイスをお願いします。

結論から言うと、交渉の余地はあります!ただし、新築物件ということもあり、慎重に進める必要があります。今回は、交渉を成功させるための具体的なステップと、もし交渉がうまくいかなかった場合の代替案をご紹介します。

ケーススタディ

【登場人物】
相談者:Aさん(30代女性、トイプードルと暮らしたい)
不動産担当:Bさん(経験豊富なベテラン)
物件オーナー:Cさん(新築物件のオーナー)

【物語】

Aさんは、長年連れ添った愛犬のトイプードル「マロン」と一緒に暮らせる新居を探していました。希望エリアで理想的な新築物件を見つけたものの、ペット可の条件は「猫のみ」。諦めきれないAさんは、不動産会社のBさんに相談することにしました。

Aさん:「どうしてもこの物件にマロンと住みたいんです!何とかオーナーさんに交渉してもらえませんか?」

Bさん:「新築物件ですし、猫のみ可となっているので難しいかもしれませんが、可能性はゼロではありません。まずはオーナーのCさんに、Aさんの熱意と具体的な対策を伝えましょう。」

Bさんは、CさんにAさんの状況を丁寧に説明し、以下の点を強調しました。
Aさんがマロンを家族同様に大切にしていること
マロンがきちんと訓練されており、無駄吠えや粗相の心配がないこと
ペットによる騒音や臭い対策を徹底すること
万が一、退去時に修繕が必要になった場合は、費用を負担すること

Cさんは当初、ペットによるトラブルを懸念していましたが、Bさんの熱心な説明とAさんの誠意ある姿勢に心を動かされ、最終的に小型犬の飼育を許可することにしました。

Cさん:「今回は特別ですよ。Aさんがマロンを大切に育ててくれることを信じています。」

こうしてAさんは、念願だった新築物件でマロンとの新しい生活をスタートさせることができました。

交渉を成功させるための5つの秘訣

この物語から学べるように、交渉を成功させるためには、以下の5つのポイントが重要です。

1. 熱意と誠意を伝える:
オーナーに「どうしてもこの物件に住みたい」という強い気持ちを伝えましょう。
ペットを家族の一員として大切にしていること、責任を持って飼育することをアピールすることが重要です。
手紙やメールで伝えるだけでなく、直接会って話すことで、より気持ちが伝わりやすくなります。
例えば、「マロンは私にとって家族の一員です。毎日愛情を注いで育てていますし、この子と離れて暮らすことは考えられません。」といった言葉で、あなたの熱意を伝えましょう。

2. 具体的な対策を提示する:
ペットによる騒音や臭い、建物の損傷を防ぐための具体的な対策を提示しましょう。
例えば、以下のような対策を提案できます。
防音対策:防音マットやカーペットを敷く、壁に吸音材を取り付ける
消臭対策:空気清浄機や消臭剤を使用する、定期的な換気を行う
傷対策:柱や壁に保護シートを貼る、ペット用フェンスを設置する
清掃:こまめな掃除と定期的な専門業者によるクリーニング

これらの対策を具体的に提示することで、オーナーは安心感を抱き、交渉に応じやすくなります。
また、ペット保険への加入も、万が一の事態に備えるための有効な手段です。

3. 契約内容を明確にする:
ペット飼育に関する契約内容を明確にしましょう。
例えば、以下のような項目について、オーナーと合意しておくことが重要です。
ペットの種類と数:飼育できるペットの種類と数を明確にする
飼育場所:飼育できる場所を限定する(例:室内のみ)
騒音・臭い対策:騒音や臭いに関するルールを定める
修繕費用:ペットによる損傷が発生した場合の修繕費用負担について定める
契約解除:ペットに関するトラブルが発生した場合の契約解除条件を定める

これらの内容を明確にすることで、後々のトラブルを防ぐことができます。
契約書を作成し、双方で署名・捺印することで、合意内容を正式なものとしましょう。

4. 近隣住民への配慮を約束する:
近隣住民への配慮を徹底することを約束しましょう。
例えば、以下のような配慮を心がけることが重要です。
散歩時のマナー:散歩中は必ずリードを着用し、フンの始末を徹底する
騒音対策:無駄吠えをさせないように訓練する、夜間は静かに過ごさせる
挨拶:近隣住民に積極的に挨拶をし、良好な関係を築く

これらの配慮をすることで、近隣住民からの苦情を防ぎ、円満なペットライフを送ることができます。
また、ペットを飼っていることを事前に知らせておくことで、理解を得やすくなります。

5. 代替案を提示する:
もし交渉がうまくいかなかった場合に備えて、代替案を提示することも有効です。
例えば、以下のような代替案を提案できます。
ペット共生型賃貸への入居:ペットとの暮らしを前提とした賃貸物件を探す
ペット可の分譲マンションの購入:ペットとの暮らしを前提とした分譲マンションを購入する
実家での同居:実家でペットと一緒に暮らす

これらの代替案を提示することで、オーナーは「この人は本気でペットとの暮らしを考えている」と感じ、交渉に応じやすくなる可能性があります。

もし交渉がうまくいかなかったら?

残念ながら、交渉がうまくいかない場合もあります。その場合は、以下の選択肢を検討しましょう。
他のペット可物件を探す:
根気強く探せば、きっと理想の物件が見つかるはずです。
ペット可物件専門の不動産サイトや、地域の不動産会社に相談してみましょう。
また、家賃や間取りなどの条件を少し緩めることで、選択肢が広がる可能性があります。
ペット共生型賃貸を検討する:
最近は、ペットとの暮らしを前提とした賃貸物件が増えています。
これらの物件は、ペットのための設備やサービスが充実しており、快適なペットライフを送ることができます。
例えば、ペット用の足洗い場やドッグラン、トリミングサロンなどが併設されている物件もあります。
ペットを飼うことを諦める:
これは最終手段ですが、どうしても物件が見つからない場合は、ペットを飼うことを諦めざるを得ないかもしれません。
しかし、ペットを飼うことは、経済的な負担や責任も伴います。
十分に検討した上で、決断するようにしましょう。

専門家からのアドバイス

ペット専門家のD先生は、以下のようにアドバイスしています。

「ペットと暮らすということは、命を預かるということです。
物件選びだけでなく、日々の健康管理やしつけ、万が一の事態に備えるための準備も大切です。
ペットとの暮らしは、喜びと癒しを与えてくれますが、同時に責任も伴います。
ペットを飼う前に、自分自身が本当にペットと暮らすことができるのか、しっかりと考えてみましょう。」

まとめ

今回は、猫のみ飼育可の物件で、愛犬トイプードルとの暮らしを実現したいというご相談にお答えしました。
交渉を成功させるためには、熱意と誠意を伝え、具体的な対策を提示することが重要です。
もし交渉がうまくいかなかった場合は、他のペット可物件を探す、ペット共生型賃貸を検討するなどの選択肢があります。
愛犬との幸せな暮らしを実現するために、諦めずに頑張ってください!

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