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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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トイプードルのトイレ、夜鳴き、社会化…お悩み解決します!【犬の専門家が解説】

#しつけ
 
六ヶ月のオスのトイプードル(アプリコット、去勢なし)のしつけについてです。犬を飼い始めて二か月。平日は仕事のため、日中はリビングのゲージに入れています。ゲージ内ではおしっこをするのですが、ゲージから出すと決まった場所(二、三ヶ所)でおしっこをしてしまいます。おしっこをした場所にトイレシーツを置くと、カリカリしたり食べたりします。トイレのしつけはどうしたらマスターできるのでしょうか?ここ二日間、寝室に行くと吠え続けます。賃貸なので他の住民の方に迷惑がかかると思い一緒に寝ました。出来ればゲージで寝てほしいのですがどうしたらいいでしょうか?最近散歩中に他の犬に遭遇します。大型犬には吠えたりするのですが、自分と同じような犬には吠えずに近寄ってぺろぺろします。これはなぜでしょうか?特に大型犬に遭遇したときどうしていいかわからず困っています。ドッグランに連れて行ったほうがよろしいでしょうか?他の犬に噛みついたり噛みつかれたり何かあったことを考えてしまいなかなか行けていません。人間が大好きなのか誰かに触られたらどこでもゴロンとしたり、抱っこされたら顔をぺろぺろします。これはいいことでしょうか?ご飯やおやつなどをあげるとき興奮しているのかすごい勢いで吠えます。ご飯をあげるとき特にそうなのですが、おすわりはできるのですが、待てが三秒くらいしかできません。おやつの時はご飯のときより落ち着いておすわり、待て、おかわりができます。朝ごはんから12時間以内にご飯をあげているのですがただ興奮しているだけなのでしょうか?

この記事では、6ヶ月のトイプードルとの生活で直面する様々なお悩み、特にトイレのしつけ、夜鳴き、社会化、食事の際の興奮といった問題に焦点を当て、具体的な解決策を提示します。犬との生活は喜びも多いですが、同時に様々な課題も伴います。この記事が、愛犬とのより良い関係を築くための一助となれば幸いです。

トイレのしつけ:根気と工夫で成功へ導く

トイレのしつけは、犬との生活で最初に直面する課題の一つです。特に、ゲージの中ではできるのに、外では違う場所でしてしまうという場合、いくつかの原因が考えられます。

原因の特定と対策

場所の関連付け:犬は特定の場所と排泄を結びつけることがあります。過去におしっこをした場所で繰り返し排泄してしまうのは、そのためです。
対策:徹底的な消臭が重要です。犬用の消臭剤を使用し、臭いを完全に除去しましょう。
トイレシーツへの抵抗:シーツをカリカリしたり、食べてしまう場合は、シーツの素材や臭いが気に入らない可能性があります。
対策:様々な素材のシーツを試してみる、または、トイレトレーを使用するなど、犬が好む環境を探しましょう。
タイミングの見極め:食後や起床後など、犬が排泄しやすいタイミングを見計らってトイレに誘導します。
対策:排泄のサインを見逃さないように、犬の行動をよく観察しましょう。

成功事例:Aさんの場合

Aさんの愛犬(トイプードル)も、当初はトイレの場所をなかなか覚えてくれず苦労しました。Aさんは、犬が排泄しそうなタイミングを予測し、トイレに連れて行くことを徹底。成功した際には、大げさに褒め、ご褒美を与えました。また、失敗した場所は徹底的に消臭。数週間後には、愛犬はトイレで排泄することを覚えました。

夜鳴き:原因を理解し、安心できる環境を

夜鳴きは、飼い主にとっても近隣住民にとっても大きな悩みです。原因を特定し、適切な対策を講じることが重要です。

夜鳴きの原因と対策

分離不安:飼い主と離れることへの不安が原因の場合があります。
対策:日中、適度な運動や遊びを取り入れ、犬を疲れさせることが有効です。また、寝る前に犬をリラックスさせるために、マッサージや軽い遊びを取り入れるのも良いでしょう。
環境の変化:引っ越しや家具の配置換えなど、環境の変化に犬が不安を感じている可能性があります。
対策:新しい環境に徐々に慣れさせることが大切です。犬のお気に入りの毛布やおもちゃを一緒に置いて、安心できる空間を作りましょう。
体調不良:体調が悪い場合も、夜鳴きをすることがあります。
対策:夜鳴きが続く場合は、獣医に相談し、健康状態を確認してもらいましょう。

専門家のアドバイス:B獣医の場合

「夜鳴きの原因は様々ですが、多くの場合、犬は不安を感じています。飼い主は、犬が安心できる環境を提供し、不安を取り除くように努めることが大切です。また、夜鳴きを無視することも重要です。犬は、夜鳴きをすれば飼い主が構ってくれると学習してしまう可能性があるからです。」

社会化:積極的に交流し、経験を積む

犬の社会化は、他の犬や人との適切なコミュニケーション能力を育む上で非常に重要です。

社会化のステップ

1. パピークラスへの参加:獣医やドッグトレーナーが主催するパピークラスは、社会化の第一歩として最適です。他の犬との交流を通じて、犬は社会性を学びます。
2. 散歩中の交流:散歩中に他の犬と出会った際は、無理に近づけず、犬同士の様子を観察しましょう。友好的な態度であれば、少しずつ距離を縮めてみましょう。
3. ドッグランの利用:ドッグランは、犬が自由に走り回り、他の犬と交流できる絶好の機会です。ただし、他の犬との相性を見極め、トラブルを避けるように注意しましょう。

注意点

大型犬への警戒:大型犬に吠えるのは、犬が恐怖を感じているサインです。無理に近づけず、安全な距離を保ちましょう。
噛みつきのリスク:ドッグランでは、犬同士の相性や性格を考慮し、トラブルを未然に防ぐように心がけましょう。

食事の際の興奮:冷静さを促すトレーニング

食事の際に興奮して吠えるのは、犬が食べ物への期待感から興奮しているためです。冷静さを促すトレーニングを行いましょう。

トレーニング方法

1. 「待て」の強化:食事を与える前に「待て」をさせ、指示に従うまで与えないようにします。最初は短い時間から始め、徐々に時間を延ばしていきましょう。
2. 落ち着いた声で指示:興奮している犬に対して、大声で指示を出すのは逆効果です。落ち着いた声で指示を出し、犬を落ち着かせましょう。
3. ご褒美の活用:「待て」ができた際には、褒めてご褒美を与えましょう。これにより、犬は「待て」をすることのメリットを理解し、積極的に従うようになります。

Cさんの体験談

Cさんの愛犬(トイプードル)は、食事の際に興奮して吠える癖がありました。Cさんは、食事を与える前に必ず「待て」をさせ、指示に従うまで与えないようにしました。最初は数秒しか待てませんでしたが、徐々に時間を延ばしていった結果、今では数分間待てるようになりました。

人間への愛情表現:良いこと?悪いこと?

犬が人間に触られたり、抱っこされたりするとゴロンとしたり、顔を舐めたりするのは、愛情表現の一つです。基本的には良いことですが、状況によっては注意が必要です。

注意点

相手の気持ちを尊重:犬が好きな人ばかりではありません。犬が苦手な人やアレルギーを持っている人もいます。公共の場では、犬が人に迷惑をかけないように注意しましょう。
衛生面:犬の唾液には細菌が含まれている可能性があります。顔を舐められるのが苦手な人もいるので、状況を判断しましょう。

まとめ:愛犬との絆を深めるために

この記事では、トイプードルとの生活でよくあるお悩みについて解説しました。犬との生活は、楽しいことばかりではありませんが、愛情と根気を持って接することで、素晴らしいパートナーシップを築くことができます。この記事が、愛犬とのより良い関係を築くための一助となれば幸いです。

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