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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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退去後の猫飼育クレーム!?ペット可賃貸のトラブル解決法

#ペットトラブル
 

退去後3ヶ月経ってから、突然オーナーから猫を飼っていたというクレームが来たとのこと。しかも、退去時には管理会社の立ち会いのもと、修繕費の精算も済んでいる状況。これは一体どういうことなのでしょうか?

3カ月前に退去した賃貸物件のオーナーから今になってから猫を飼っていたクレームが来ました。ペット可物件で当時犬の申告をして入居、その後に猫を買いましたが申告しておりません。退去時に、管理会社立会いのもと壁紙やフローリングの修繕費などの精算も済んでおります。今になって猫を飼っていたかどうかを管理会社に問われたのですが、退去後精算済みなのに何故でしょうか。猫を申告してなかったのはこちらの過失ですが、修繕費などは払ってるのにまだ吹っかける気でしょうか??この場合はどう対応するべきですか??補足として、今日また管理会社が直々に訪問してきて、猫の匂いのクリーニングや壁紙の修繕費などを求められました。大家が近所に聞きまくって猫を飼っていた証言を得ている、契約違反だと。しかしながら、3カ月前に立会いのもと退去完結しています。支払う義務はあるのでしょうか?補足皆さま回答ありがとうございます。管理会社と話をして、宅建協会、消費者センターの見解は立会いをした後に精算済みの時点で犬だろうと猫だろうと原状回復は完結したとみなしていいでしょうと言われた旨を伝えました。管理会社側も実際に立会いした担当も猫の臭いはしなかったと言っていたが、大家が臭いがすると言っているのでこちらも対応せざるを得ないんです、、、みたいに手のひらを返して来ました。実際の精算は敷金内で収まり、一部返却されたくらいなので、激しい汚損ではなかったと思います。

今回は、この状況を打開するための対応策を、様々な角度から徹底的に解説していきます。

ケーススタディ:もし私があなただったら?

今回のケース、まるでドラマのワンシーンのようですよね。私だったらどうするか、一緒に考えてみましょう。

1. まずは冷静に状況を整理する

まずは深呼吸。そして、以下の点を整理してみましょう。
契約内容の再確認:ペット可の契約内容はどうなっていたか? 猫の申告義務は明記されていたか?
退去時の状況:立ち会いの際、猫の存在について指摘はあったか? 修繕費の内訳はどうなっていたか?
証拠の収集:契約書、退去時の書類、管理会社とのやり取りの記録など、証拠となるものを集める。
時系列の整理:いつ、誰が、何を言ったのか、時系列で整理する。

2. 管理会社との交渉:毅然とした態度で

管理会社は大家さんの言いなりになっているようですが、ここは冷静に、しかし毅然とした態度で交渉しましょう。
「退去時に精算済み」:まずはこれを主張しましょう。立ち会いのもとで双方が合意したはずです。
「契約内容の確認」:猫の申告義務が契約書に明記されていたかを確認し、不明確な場合は突っ込みましょう。
「証拠の提示」:集めた証拠を提示し、こちらに有利な状況を説明しましょう。
「第三者機関への相談」:宅建協会や消費者センターに相談した結果を伝え、法的な視点からも問題がないことを示唆しましょう。
「弁護士への相談」:必要であれば、弁護士に相談することも検討していると伝えましょう。

3. 交渉のポイント:感情的にならない

腹が立つ気持ちはわかりますが、感情的になると冷静な判断ができなくなります。常に冷静さを保ち、論理的に話を進めましょう。
言葉遣い:丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
主張:自分の主張を明確に伝えましょう。
質問:相手の主張の根拠を問い詰めましょう。
記録:交渉の内容は必ず記録しておきましょう。

4. それでも解決しない場合:法的措置も視野に

交渉が決裂した場合、法的措置も視野に入れる必要があります。
内容証明郵便:これまでの経緯と、支払いに応じられない理由を記載した内容証明郵便を送付する。
調停:裁判所での調停を申し立てる。
訴訟:最終手段として、訴訟を提起する。

専門家からのアドバイス:弁護士Kさんの見解

今回のケースについて、不動産トラブルに詳しい弁護士Kさんに意見を伺いました。

K弁護士「退去時に立ち会いをして、双方が合意の上で修繕費を精算しているのであれば、原則として、後から追加で請求することは難しいと考えられます。ただし、猫を飼っていたことを隠していた場合、契約違反となる可能性はあります。しかし、その場合でも、オーナー側は、猫を飼っていたことによって実際に損害が発生したことを立証する必要があります。今回のケースでは、すでに敷金内で一部返却されているとのことですので、激しい汚損があったとは考えにくいでしょう。まずは、管理会社との交渉を続け、それでも解決しない場合は、弁護士に相談することをおすすめします。」

成功事例:ペットトラブルを乗り越えたAさんの話

以前、私も似たようなペットトラブルを経験したAさんにお話を伺いました。

Aさん「私もペット可のマンションに犬と住んでいたのですが、退去後に『犬の鳴き声がうるさかった』というクレームが来て、追加で修繕費を請求されたんです。でも、私は日頃から犬のしつけには気をつけていましたし、近隣住民の方にも挨拶をして、良好な関係を築いていたんです。そこで、管理会社に『犬の鳴き声がうるさかったという具体的な証拠を出してください』と要求したんです。結局、管理会社は具体的な証拠を出すことができず、追加請求は取り下げられました。」

Aさんのケースから学べることは、日頃からペットの飼育には気を配り、トラブルを未然に防ぐことが大切だということです。

今すぐできる!トラブルシューティングチェックリスト

今回のケースを踏まえ、今後同じようなトラブルに巻き込まれないために、以下のチェックリストを活用してください。
[ ] ペット可物件の契約内容を隅々まで確認する。
[ ] ペットの種類や頭数を正確に申告する。
[ ] ペットの飼育に関するルールを遵守する。
[ ] 近隣住民との良好な関係を築く。
[ ] 退去時の立ち会いは慎重に行う。
[ ] 修繕費の内訳を明確にしてもらう。
[ ] 管理会社とのやり取りは記録に残す。
[ ] トラブルが発生した場合は、専門家(宅建協会、消費者センター、弁護士など)に相談する。

まとめ:諦めずに、解決に向けて行動を

今回のケースは、非常にデリケートな問題であり、解決には時間と労力がかかるかもしれません。しかし、諦めずに、一つ一つ丁寧に問題を解決していくことが大切です。今回の記事が、あなたのトラブル解決の一助となれば幸いです。

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