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愛犬がゲージ外でおしっこ!原因と対策を徹底解説【獣医監修】

#犬のしつけ
 

犬を飼っている皆さん、こんにちは!今回は、愛犬が急にゲージの外でおしっこをするようになった、というお悩みについて、原因と対策を徹底的に解説していきます。

お世話になります。現在ペット可の賃貸アパートにて、チワワとトイプードルとのMix(♂)の4ヶ月のわんちゃんを飼い始めました。まだ、飼いはじめてから10日目ですが、ペットショップにてしっかり躾をされていたのか、ゲージ内のトイレでほぼ100%おしっこをしてくれております。しかし、本日トリミングの為にペットサロンに依頼をしたのですが、サロンから帰宅後、3回おしっこをしましたが、全てトイレではなく、ゲージの外に向かっておしっこをしてしまいました。飼いはじめる際に、片足をあげておしっこをする時期はまだ先と伺っておりましたので、なぜゲージの外におしっこをしていたか不思議に感じております。そこでお聞きしたいのですが、上記のようにおしっこをゲージの外にしてしまうのは、何か原因があるのでしょうか?ストレスを溜め込んでしまっているのではないかと心配しております。よろしくお願いします。

この記事では、獣医さんの監修のもと、考えられる原因を詳しく解説し、具体的な対策方法をご紹介します。この記事を読めば、愛犬の気持ちを理解し、適切な対応ができるようになるはずです。ぜひ最後まで読んで、愛犬との快適な生活を取り戻してくださいね。

ケーススタディ:突然のゲージ外おしっこ、その原因を探る

今回のケースは、4ヶ月のチワワとトイプードルのミックス犬(以下、A君)が、ペットサロンから帰宅後に突然ゲージの外でおしっこをするようになった、というもの。今までほぼ100%ゲージ内のトイレでおしっこをしていたA君に、一体何が起こったのでしょうか?

1. 環境の変化によるストレス

A君はまだ生後4ヶ月。環境の変化に敏感な時期です。ペットショップから新しい家に迎え入れられたばかりで、まだ10日しか経っていません。そんな中、初めてのトリミングという経験は、A君にとって大きなストレスになった可能性があります。
ペットサロンでの緊張:見慣れない場所、知らない人に触られる、大きな音など、ペットサロンには犬にとってストレスとなる要素がたくさんあります。
帰宅後の安心感と反動:ペットサロンでの緊張から解放され、家に帰ってきて安心したことで、今まで我慢していたおしっこをしてしまったのかもしれません。

2. トリミングによる影響

トリミングの内容によっては、A君の体に何らかの影響があった可能性も考えられます。
シャンプーやカットによる不快感:シャンプーの匂いやカットされた毛がチクチクするなど、トリミング後の不快感が原因でおしっこを我慢できなくなったのかもしれません。
体調の変化:トリミング中に体調を崩してしまい、おしっこをコントロールできなくなった可能性も否定できません。

3. ゲージに対するネガティブなイメージ

トリミングとゲージが結びついて、ゲージに対してネガティブなイメージを持ってしまった可能性も考えられます。
トリミング=嫌なこと:トリミングを嫌なことだと認識した場合、トリミング前にゲージに入れられることを拒否するようになるかもしれません。
ゲージ=嫌な場所:トリミングから帰宅後、再びゲージに入れられたことで、「ゲージ=嫌な場所」というイメージを持ってしまったのかもしれません。

考えられる原因と具体的な対策

上記のケーススタディを踏まえ、考えられる原因と具体的な対策をさらに詳しく見ていきましょう。

1. ストレスの原因特定と軽減

まずは、A君が何に対してストレスを感じているのかを特定することが重要です。
ペットサロンに確認:トリミング中の様子や、シャンプーの種類、カットの方法などをペットサロンに確認してみましょう。
A君の様子を観察:トリミング後、A君がどんな様子だったかを思い出してみましょう。体を痒がっていたり、落ち着きがなかったりしませんでしたか?
ストレス軽減対策
トリミング後は、A君をたくさん褒めてあげたり、好きな遊びをしてあげたりして、安心させてあげましょう。
トリミングの間隔を長くしたり、自宅でできる範囲のケアをしてあげるのも良いでしょう。
ペットサロンを変えてみるのも一つの手です。

2. ゲージの再構築

ゲージに対するネガティブなイメージを払拭するために、ゲージを安心できる場所に再構築しましょう。
ゲージ内を快適に
A君のお気に入りの毛布やおもちゃを入れてあげましょう。
ゲージの中に、安心できる隠れ家を作ってあげましょう。
ポジティブな関連付け
ゲージの中でご飯をあげたり、おやつをあげたりして、ゲージに入る=良いことがある、と認識させましょう。
ゲージの中で遊んであげたり、褒めてあげたりして、ゲージの中の時間を楽しいものにしましょう。
無理強いはしない
無理やりゲージに入れるのは逆効果です。A君が自分からゲージに入るように誘導しましょう。
ゲージの扉を開けっ放しにして、自由に出入りできるようにするのも良いでしょう。

3. トイレトレーニングの見直し

今回の件を機に、改めてトイレトレーニングを見直してみましょう。
トイレの場所を再確認
A君が落ち着いて排泄できる場所にトイレを設置しましょう。
トイレの場所を変える場合は、A君が迷わないように、誘導してあげましょう。
排泄のタイミングを見極める
A君の排泄のタイミング(起床後、食後、遊びの後など)を把握し、トイレに誘導してあげましょう。
排泄のサイン(そわそわする、床の匂いを嗅ぐなど)を見逃さないようにしましょう。
成功したら褒める
トイレで排泄できたら、すぐに褒めてあげましょう。
おやつをあげるのも効果的です。
失敗しても叱らない
ゲージの外で排泄してしまっても、決して叱ってはいけません。
無言で片付け、臭いが残らないようにしっかりと掃除しましょう。

専門家からのアドバイス

今回のケースについて、獣医のB先生に意見を伺いました。

B先生:「今回のA君のケースは、環境の変化によるストレスが原因である可能性が高いと考えられます。特に、初めてのトリミングは犬にとって大きなストレスとなることがあります。まずは、A君が何に対してストレスを感じているのかを特定し、ストレスを軽減するための対策を講じることが重要です。また、ゲージに対するネガティブなイメージを払拭するために、ゲージを安心できる場所に再構築することも大切です。トイレトレーニングは根気強く続けることが重要です。焦らず、A君のペースに合わせて進めていきましょう。」

Q&A:よくある質問

Q: 他の犬の匂いがついたものが原因でおしっこをすることはありますか?
A: はい、あります。犬は嗅覚が非常に優れており、他の犬の匂いに敏感に反応します。特に、自分のテリトリーを主張したい気持ちが強い犬は、他の犬の匂いがついたものに対してマーキングとしておしっこをすることがあります。

Q: 賃貸アパートなので、ゲージの外におしっこをされると臭いが気になります。何か対策はありますか?
A: 賃貸アパートでのペット飼育は、臭い対策が重要になります。
消臭剤の活用:ペット用の消臭剤を使用し、こまめに掃除をしましょう。
換気を徹底:定期的に換気を行い、空気を入れ替えましょう。
防水シート:ゲージの下に防水シートを敷いておくと、床への染み込みを防ぐことができます。

まとめ:愛犬との信頼関係を築き、快適な生活を

今回は、愛犬がゲージの外でおしっこをするようになった原因と対策について解説しました。今回のケースでは、環境の変化によるストレスが原因である可能性が高いと考えられます。まずは、愛犬が何に対してストレスを感じているのかを特定し、ストレスを軽減するための対策を講じることが重要です。また、ゲージに対するネガティブなイメージを払拭するために、ゲージを安心できる場所に再構築することも大切です。

トイレトレーニングは根気強く続けることが重要です。焦らず、愛犬のペースに合わせて進めていきましょう。愛犬との信頼関係を築き、快適な生活を送ってくださいね。

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