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愛犬との賃貸生活、退去時の修繕費トラブルを回避!ケース別対策と交渉術

#退去費用
 

愛犬との快適な賃貸生活。しかし、退去時の修繕費は誰もが気になる問題です。特にペット可物件では、壁や床の傷みが心配ですよね。今回は、具体的なケースを基に、修繕費用の相場や交渉術、日頃からできる対策について、犬との暮らしを応援する賃貸アドバイザーの視点から詳しく解説します。

現在築10年、1LDK 約40平米の賃貸に住んで4年になります。洗面台のボウルにヒビが入り、壁には椅子をぶつけて穴があいています。床には細かい傷や所々大きな傷があり、ペット可で小型犬がいます。この場合、退去時にかなり請求されるのでは…と不安になっています。敷き引きで15万円近く支払ってはいるのですが…勝手に修理とかはしない方が良いのでしょうか?おおよそで良いので、どのくらい請求されるか分かる方いましたら教えて下さい!

結論:諦めずに交渉を!修繕費は状況次第で減額可能です

愛犬との生活で生じた室内の傷みは、退去時の修繕費用に影響する可能性があります。しかし、諦めるのはまだ早いです。状況によっては、修繕費を減額できる可能性があります。まずは、冷静に状況を把握し、適切な対策を講じることが重要です。

ケーススタディ:愛犬との賃貸生活、退去時の修繕費トラブル解決物語

今回のケースを基に、具体的な解決策を探っていきましょう。

登場人物
相談者Aさん:築10年の1LDK(40平米)の賃貸に、小型犬と4年間暮らしている。
愛犬:元気いっぱいの小型犬。
大家さん:少し厳しいが、話せばわかるタイプ。
不動産会社:退去時の手続きを代行。

Aさんの悩み

Aさんは、愛犬との生活でついた室内の傷みが気になっています。特に、洗面台のヒビ、壁の穴、床の傷は、高額な修繕費を請求されるのではないかと不安です。敷金から15万円引かれることも覚悟していますが、それでも足りるかどうか心配しています。

状況の整理と確認

まずは、Aさんと一緒に、部屋の状況を詳しく確認してみましょう。
洗面台のヒビ:いつ、どのような原因でヒビが入ったのか?
壁の穴:椅子の材質、穴の大きさは?
床の傷:傷の範囲、深さは?
契約書:特約事項にペットに関する記載はあるか?
入居時の写真:入居時の部屋の状態を記録した写真は残っているか?

これらの情報を整理することで、修繕費用の負担割合を判断する材料になります。

解決策の検討と交渉

状況を整理した結果、以下の解決策が考えられます。

1. 洗面台のヒビ
原因の特定:自然に劣化した可能性があれば、大家さんに負担してもらえるよう交渉します。
修理費用の見積もり:複数の業者から見積もりを取り、相場を把握します。
2. 壁の穴
穴の大きさ:小さな穴であれば、自分で修繕できる場合もあります。
大家さんへの相談:事前に大家さんに相談し、修繕方法について合意を得ておきます。
3. 床の傷
傷の範囲:一部分であれば、カーペットなどを敷いて隠すことも可能です。
専門業者への相談:専門業者に相談し、修繕方法や費用についてアドバイスをもらいます。

これらの情報を基に、大家さんや不動産会社と交渉します。

交渉のポイント

誠意を持って対応する:非を認め、誠意を持って対応することが大切です。
客観的な証拠を提示する:入居時の写真や見積もりなどを提示し、客観的な証拠に基づいて交渉します。
法律の知識を身につける:国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」などを参考に、法律の知識を身につけておきましょう。
第三者への相談:必要に応じて、消費者センターや弁護士などの専門家に相談しましょう。

Aさんのその後

Aさんは、上記の解決策を実践し、大家さんと粘り強く交渉しました。その結果、洗面台のヒビは自然劣化と認められ、壁の穴と床の傷は一部Aさんが負担することで合意しました。最終的に、Aさんが支払う修繕費は、当初予想していたよりも大幅に減額されました。

愛犬との賃貸生活で気をつけること

今回のケースから学べる教訓は、日頃から愛犬との生活で以下の点に気をつけることです。
室内の傷みを防止する
床にはカーペットやマットを敷く。
壁には保護シートを貼る。
犬の爪を定期的に切る。
定期的な掃除
抜け毛や汚れをこまめに掃除する。
消臭剤や空気清浄機を活用する。
入居時・退去時の記録
入居時に室内の写真を撮影し、傷や汚れを記録しておく。
退去時にも同様に写真を撮影し、現状を記録しておく。
ペット保険の検討
ペットが原因で発生した損害を補償する保険を検討する。

これらの対策を講じることで、退去時の修繕費トラブルを未然に防ぐことができます。

専門家からのアドバイス

賃貸トラブルに詳しい弁護士のB先生は、次のようにアドバイスします。

「ペット可物件であっても、ペットが原因で発生した損害は、借主が負担する義務があります。しかし、通常の使用による損耗や経年劣化については、貸主が負担するべきです。重要なのは、契約書の内容をよく確認し、客観的な証拠に基づいて交渉することです。困った場合は、専門家に相談することも検討しましょう。」

まとめ

愛犬との賃貸生活は、楽しいことばかりではありません。しかし、日頃から適切な対策を講じ、退去時の交渉に備えることで、修繕費トラブルを回避することができます。今回のケースを参考に、愛犬との快適な賃貸生活を実現してください。

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