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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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愛犬のヘルニア、初期症状からの回復と再発防止策:獣医も推奨する安心のケア

#犬の健康
 
こんにちは。うちのペットのミニチュアダックスフンド(2歳、オス、生まれつき後ろ足が少し弱いが問題はなし)について質問します。昨日の朝いきなり足を引きずるように歩き震えていました。食欲はあり、排泄も普通でした。気になったので動物病院に連れて行ったところヘルニアでしょうと診断を受けました。まだ2歳ということ、歩行も可能なのでステロイド薬8日分処方され、一週間は安静にとのことでした。うちの犬は活発で、飛んだりフローリングの床で全力疾走したりしていたので負担がかかったのだと思います。帰宅し、薬を飲む前に震えもとまり、歩行も正常になりましたがきちんと薬を飲ませました。今日もゲージに入れていますが食欲、排泄、歩行に問題ありません。そこでネットで色々調べてみましたが症状の出方、投薬はヘルニアの初期症状で間違いなかったのですが、10秒程度の触診、軽い問診、経過観察に再診する必要はないなど少し疑問が残りました。一週間は指示通りに安静、服薬させようと思いますが一週間経ち、問題なければ負担のかかることは引き続き避けつつ、ドッグランやお散歩などに連れて行っても問題ないのでしょうか?薬を飲む前から歩行が正常になったこともあり、経過が良好なのかの判断が難しいです。

愛犬のミニチュアダックスフンドがヘルニアと診断されたものの、症状がすぐに改善し、その後のケアについて悩んでいらっしゃるのですね。特に、
初期症状からの回復後の運動
再発防止のための注意点

について、具体的なアドバイスが欲しいとのこと、承知いたしました。

今回のケースは、多くの愛犬家が直面する可能性のある問題です。獣医さんの診断に疑問が残るという点も、よく理解できます。そこで、今回は、
ヘルニアの初期症状と治療
再発防止のための生活環境改善
専門家(獣医、動物看護師)からのアドバイス

について、詳しく解説していきます。愛犬が安心して暮らせるように、ぜひ参考にしてください。

ヘルニアとは?ミニチュアダックスフンドに多い理由

ヘルニアは、椎間板という背骨のクッションが損傷し、神経を圧迫することで痛みや麻痺を引き起こす病気です。特にミニチュアダックスフンドは、胴長短足の体型のため、椎間板に負担がかかりやすく、ヘルニアになりやすい犬種として知られています。

ヘルニアの初期症状

ヘルニアの初期症状としては、以下のようなものが挙げられます。
足を引きずる
震え
背中を丸める
抱っこを嫌がる
排泄の異常

これらの症状が見られた場合は、早めに動物病院を受診することが大切です。

今回のケースの診断について

今回のケースでは、獣医さんの触診と問診のみでヘルニアと診断されたとのことですが、レントゲン検査やMRI検査など、より詳しい検査を行うことで、ヘルニアの程度や原因を特定することができます。もし、診断に不安を感じる場合は、他の動物病院を受診して、セカンドオピニオンを求めることも検討してみましょう。

再発防止のための生活環境改善:今日からできる5つの対策

ヘルニアの治療後、再発を防ぐためには、生活環境を改善することが非常に重要です。ここでは、具体的な対策を5つご紹介します。

1. フローリングに滑り止め対策を施す

フローリングは滑りやすく、犬が踏ん張る際に椎間板に負担がかかります。カーペットやマットを敷いたり、滑り止めワックスを塗るなどして、滑りにくい環境を作りましょう。特に、今回のように活発な犬の場合は、ジョイントマットなどを活用して、自由に動き回れるスペースを確保するのがおすすめです。
2. 高い場所への飛び乗り、飛び降りを禁止する

ソファやベッドなど、高い場所への飛び乗り、飛び降りは、椎間板に大きな負担をかけます。階段を設置したり、抱っこで移動させるなどして、極力、飛び乗り、飛び降りをさせないようにしましょう。
3. 肥満を予防する

肥満は、椎間板だけでなく、関節全体に負担をかけます。適切な食事管理と運動で、適正体重を維持しましょう。獣医さんに相談して、愛犬に合った食事量や運動量を決めるのがおすすめです。
4. 激しい運動を避ける

ヘルニアの治療後、しばらくは激しい運動を避け、安静にすることが大切です。獣医さんの指示に従い、徐々に運動量を増やしていくようにしましょう。特に、ドッグランでの全力疾走や、ジャンプなどは、椎間板に大きな負担をかけるため、注意が必要です。
5. 定期的な健康チェック

定期的に動物病院を受診し、健康状態をチェックしてもらうことが大切です。早期に異常を発見できれば、重症化を防ぐことができます。特に、ヘルニアの既往歴がある犬は、定期的な検診を欠かさないようにしましょう。

獣医も推奨!家庭でできるリハビリとケア

ヘルニアの治療後、獣医さんの指示のもと、家庭でできるリハビリやケアを行うことで、早期回復を促し、再発を予防することができます。

マッサージ

患部を優しくマッサージすることで、血行を促進し、筋肉の緊張を和らげることができます。獣医さんや動物理学療法士に指導してもらい、正しい方法で行いましょう。

マッサージのポイント
優しく、ゆっくりと
痛みがないか確認しながら
1回10分程度

温湿布

患部を温めることで、血行を促進し、痛みを和らげることができます。タオルを濡らして電子レンジで温め、患部に当ててあげましょう。

温湿布のポイント
熱すぎない温度で
1回10分程度
低温やけどに注意

水中運動

水中では、浮力により関節への負担が軽減されるため、リハビリに最適です。獣医さんや動物理学療法士に相談し、適切な方法で行いましょう。

水中運動のポイント
獣医さんの許可を得てから
無理のない範囲で
必ず付き添う

専門家からのアドバイス:動物看護師Aさんの場合

今回のご質問者様と同様に、愛犬のヘルニアで悩む飼い主さんは少なくありません。そこで、動物看護師として長年、犬のケアに携わってきたAさんに、今後の注意点についてアドバイスをいただきました。

Aさん:
「ヘルニアは再発しやすい病気なので、日々のケアが非常に重要です。特に、体重管理と滑り止め対策は徹底してください。また、散歩の際は、ハーネスを使用し、首に負担がかからないようにしましょう。もし、症状が再発した場合は、すぐに動物病院を受診してください。」

Aさんのアドバイスにもあるように、ハーネスは首への負担を軽減するだけでなく、胴体を支えることで、椎間板への負担も軽減することができます。特に、ミニチュアダックスフンドのような胴長犬種には、ハーネスがおすすめです。

まとめ:愛犬の健康は、日々のケアから

今回は、愛犬のヘルニアについて、初期症状からの回復と再発防止策について解説しました。今回のケースでは、初期症状が改善したとのことですが、再発を防ぐためには、
生活環境の改善
適切な運動
定期的な健康チェック

が不可欠です。

愛犬が安心して暮らせるように、日々のケアを大切にしましょう。もし、不安なことがあれば、獣医さんに相談し、適切なアドバイスをもらうようにしましょう。

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