義母は自分のことにはお金を惜しまないのに、他人にはケチな面があり、私の両親にも同じ態度を取ります。お歳暮は安価な物で済ませ、実家の不幸には冷たい言葉をかけ、香典の話はしっかりしてくる。普段付き合いのない私の実家に、犬の世話を何度も頼むにも関わらず、感謝の言葉や品はありません。
実家は犬好きなので引き受けてくれますが、私には何も伝えず、犬のフードやペットシーツも用意しません。夫に言っても、義実家へのお礼を促されるだけで、経済的余裕がないのに親戚付き合いを広げようとします。お中元やお歳暮を贈るべきか悩んでおり、今後どう付き合っていくべきか悩んでいます。
結論から言うと、お義母様に対して「感謝」や「思いやり」を期待するのは、残念ながら難しいかもしれません。しかし、完全に割り切ることも難しいのが家族関係ですよね。そこで、この記事では、お義母様との関係であなたがストレスを溜めないための具体的な考え方と、今後の付き合い方について、犬との生活という視点も交えながら、詳しく解説していきます。
今回の相談者Aさんの状況は、まるでドラマのワンシーンのようですね。Aさんのご実家が犬好きで、お義母様がそれを良いことに、犬の世話を頼みっぱなしというのは、少し問題があるように感じます。しかも、お礼も言わないとなると、Aさんが不満を感じるのも当然です。
Aさん:相談者。お義母様の言動に悩んでいる。
夫:Aさんの夫。お義母様にお礼を言うように促すが、根本的な解決には至っていない。
お義母様:感謝の言葉を言わない。自分のことにはお金を惜しまないが、他人にはケチ。
Aさんのご両親:犬好き。お義母様から犬の世話を頼まれるが、感謝の言葉がない。
Aさんは結婚当初から、お義母様の言動に違和感を覚えていました。しかし、「嫁だから我慢するしかない」と自分に言い聞かせていたのです。しかし、お義母様はエスカレートする一方で、Aさんのご両親にまで失礼な態度を取るようになりました。
ある日、お義母様からAさんの実家に、また犬の世話の依頼がありました。Aさんは、「またお礼もないんだろうな」と嫌な予感がしました。案の定、お義母様からは何の連絡もなく、Aさんのご両親が犬の世話をしてくれたのです。
Aさんは、ついに我慢の限界に達し、夫に相談しました。夫は、「母さんに言っておく」と言いましたが、Aさんの気持ちは晴れませんでした。なぜなら、夫はいつもそう言うだけで、お義母様の態度が改善されることはなかったからです。
Aさんのご両親は犬好きで、お義母様の愛犬の世話を快く引き受けているとのことですが、これは決して当たり前のことではありません。犬を預かるということは、それなりの時間と労力がかかるものです。散歩に行ったり、ご飯をあげたり、体調に気を配ったりと、様々なことに気を配る必要があります。
それにも関わらず、お義母様は感謝の言葉一つないというのは、非常識と言わざるを得ません。Aさんのご両親が犬好きであることを良いことに、甘えているのではないでしょうか。
お義母様への不満を解消し、今後より良い関係を築くために、具体的な対処法を5つのステップに分けてご紹介します。
まず、お義母様に対して「感謝の言葉を言ってくれるだろう」「思いやりを持って接してくれるだろう」という期待を捨てることです。期待しすぎると、その分裏切られたときのショックが大きくなります。
「お義母様はそういう人なんだ」と割り切って考えることで、気持ちが楽になります。
お義母様との間に、明確な境界線を引くことが大切です。例えば、
犬の世話は、Aさんのご両親が本当に嫌がっていないか確認する。もし嫌がっているのであれば、きっぱりと断る。
お義母様から何か頼まれた場合は、すぐに返事をせず、一度持ち帰って検討する。
お義母様の発言に不快感を感じた場合は、その場で反論せず、後で夫に相談する。
このように、自分の中で「ここまではOK、ここからはNG」という線を引くことで、お義母様からの干渉を最小限に抑えることができます。
お義母様との問題は、Aさん一人で抱え込まず、夫と共有することが大切です。夫に、お義母様の言動で自分がどれだけ傷ついているか、具体的に伝えましょう。
夫が味方になってくれることで、精神的にずいぶんと楽になります。また、夫からお義母様に注意してもらうことで、事態が改善する可能性もあります。
お義母様との関係でストレスを感じたら、無理に我慢せず、自分の気持ちを大切にしてください。例えば、
趣味に没頭する
友達と会って話す
美味しいものを食べる
旅行に行く
など、自分がリラックスできる時間を作りましょう。
もし、お義母様との関係が深刻で、自分たちだけでは解決できない場合は、専門家(カウンセラーなど)のアドバイスを求めることも検討しましょう。客観的な視点からアドバイスをもらうことで、新たな解決策が見つかるかもしれません。
お義母様が犬の世話をAさんのご実家に頼む際、トラブルを避けるために、事前にルールを作っておくことをおすすめします。
預ける前に、犬の健康状態や性格について詳しく伝える。
フードやペットシーツなど、必要なものはすべてお義母様が用意する。
万が一、犬が病気やケガをした場合の対応について、事前に話し合っておく。
お義母様には、Aさんのご両親に感謝の気持ちを伝えるように促す。
これらのルールを明確にしておくことで、お互いに気持ちよく犬の世話をすることができます。
お義母様との関係は、近すぎても遠すぎてもうまくいきません。程よい距離感を保つことが、良好な関係を築く秘訣です。
必要以上にお義母様に干渉しない。
お義母様から頼まれたことは、できる範囲で協力する。
お義母様の良いところを見つけて、褒める。
お義母様と共通の話題を見つける。
これらのことを心がけることで、お義母様との関係が円滑になるはずです。
お義母様との関係は、Aさんにとって大きな悩みの種だと思いますが、決して一人で抱え込まず、夫や専門家と協力しながら、解決に向けて取り組んでいきましょう。
最も大切なのは、Aさん自身が幸せになることです。お義母様との関係に振り回されず、自分の気持ちを大切にしながら、より良い関係を築いていってください。