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犬と暮らした賃貸退去時の高額請求!どうすればいい?【解決策と交渉術】

#退去費用
 

賃貸物件で愛犬との生活をエンジョイされていたのですね。しかし、退去時の高額な請求に直面し、大変お困りのことと思います。特に、母子家庭で一人で対応しなければならない状況、心中お察しいたします。でも、ご安心ください。冷静に対処すれば、必ず解決の糸口は見つかります。この記事では、同様のケースを解決に導いた事例や、具体的な交渉術、相談窓口などを詳しく解説していきます。

まずは、今回のケースのポイントを整理しましょう。

賃貸物件(エイブル)退去時に、52万円もの高額な修繕費用を請求されました。犬を飼育していたこと、喫煙していたことが理由とのこと。敷金3ヶ月分は入居時に支払済みです。修理内容は、クロスの張替え、襖の張替え、畳の表返し、カーペットの張替え。入居時から修理はされていませんでした。

結論:高額請求には、まず冷静な対応を!

結論から申し上げます。今回のケースでは、請求額が適正かどうかをしっかりと見極める必要があります。支払うべきでない費用が含まれている可能性も十分にあります。泣き寝入りせず、以下のステップで解決を目指しましょう。

1. 請求内容の精査:請求明細を細かくチェックし、負担義務のない費用が含まれていないか確認する。
2. 交渉:請求内容に納得できない場合は、管理会社や大家さんと交渉する。
3. 専門家への相談:交渉が難航する場合は、専門機関に相談する。

ケーススタディ:Aさんの場合

Aさんも、あなたと同じように、ペット可の賃貸物件に犬と住んでいました。退去時に、クロスの張替え費用として高額な請求を受けたAさん。しかし、Aさんは諦めずに、請求内容を精査し、交渉を重ねました。

Aさんは、まず、入居時の契約書を隅々まで確認しました。すると、契約書には「通常損耗については、貸主が負担する」という条項があることを発見。Aさんは、この条項を根拠に、クロスの張替え費用は通常損耗にあたるため、負担する必要はないと主張しました。

また、Aさんは、国土交通省が作成した「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を参考に、自分の主張を補強しました。このガイドラインには、通常損耗の範囲や、貸主・借主の負担割合について詳しく解説されています。

Aさんは、これらの根拠をもとに、管理会社と何度も交渉を重ねました。その結果、最終的に、クロスの張替え費用は免除され、大幅な減額に成功したのです。

Aさんの事例からわかるように、諦めずに交渉することで、高額な請求を減額できる可能性は十分にあります。

なぜ高額請求されるのか?考えられる理由

今回のケースで、なぜ52万円もの高額な請求がされたのでしょうか?考えられる理由をいくつか挙げてみましょう。
ペットによる損耗: 犬のひっかき傷や、においなどが原因で、クロスの張替えやカーペットの交換が必要になった。
喫煙による汚損: タバコのヤニやにおいが染み付き、クロスの張替えが必要になった。
業者の言い値: 修繕費用を業者に丸投げしており、見積もりが不当に高額になっている。
原状回復義務の誤解: 大家さんや管理会社が、原状回復義務の範囲を誤解している。

知っておくべき!原状回復のルール

国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」によると、原状回復とは、「賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用によって生じた損耗・毀損を復旧すること」と定義されています。

つまり、通常の使用による損耗(例えば、日焼けによるクロスの変色や、家具の設置による床のへこみなど)については、借主が負担する必要はありません。

しかし、ペットによるひっかき傷や、喫煙によるヤニ汚れなどは、通常の使用を超える損耗とみなされる可能性が高く、借主が費用を負担しなければならない場合があります。

ただし、ペットを飼育するために敷金を上乗せしている場合は、ペットによる損耗に対する費用は、敷金から差し引かれるべきという考え方もあります。

今すぐできる!具体的な対処法

今回のケースで、あなたが今すぐできることを具体的にご紹介します。

1. 契約書と請求明細の再確認: 契約書に原状回復に関する条項がどのように記載されているか、請求明細にどのような費用が計上されているかを、もう一度確認しましょう。特に、「通常損耗」に関する記述や、敷金の扱いについて確認することが重要です。
2. 写真や動画の収集: 入居時、退去時の部屋の状態を写真や動画で記録しておきましょう。特に、問題となっている箇所(クロスの汚れ、カーペットの傷など)は、詳細に記録しておくことが大切です。これらの記録は、交渉の際に有力な証拠となります。
3. エイブルへの問い合わせ: エイブルに、請求内容について詳しく説明を求めましょう。特に、修繕費用の内訳や、業者の見積もりなどを開示してもらうように依頼しましょう。
4. 内容証明郵便の送付: 請求内容に納得できない場合は、内容証明郵便で、その旨をエイブルに通知しましょう。内容証明郵便は、自分の主張を明確に記録し、相手にプレッシャーを与える効果があります。
5. 専門家への相談: 国民生活センターや、弁護士などの専門家に相談してみましょう。専門家のアドバイスを受けることで、冷静に状況を判断し、適切な対応策を見つけることができます。

交渉を有利に進めるための5つの秘訣

高額な修繕費用を請求された場合、泣き寝入りせずに、しっかりと交渉することが大切です。ここでは、交渉を有利に進めるための5つの秘訣をご紹介します。

1. 冷静さを保つ: 感情的にならず、冷静に、論理的に話しましょう。
2. 根拠を示す: 契約書やガイドラインなど、自分の主張を裏付ける根拠を示しましょう。
3. 譲歩案を提示する: 全額免除を求めるのではなく、一部負担を受け入れるなど、譲歩案を提示することで、交渉がまとまりやすくなります。
4. 記録を残す: 交渉の内容は、必ず記録しておきましょう。後日、言った言わないのトラブルになるのを防ぐことができます。
5. 第三者の協力を得る: 交渉が難航する場合は、弁護士などの専門家に同席してもらうのも有効です。

相談できる窓口

一人で悩まず、専門機関に相談してみましょう。
国民生活センター: 消費者トラブルに関する相談窓口です。専門の相談員が、あなたの状況に合わせてアドバイスをしてくれます。
法テラス: 経済的に余裕のない方を対象に、無料法律相談を行っています。
弁護士会: 弁護士を紹介してくれます。

成功事例:Bさんの場合

Bさんも、ペット可の賃貸物件に猫と住んでいました。退去時に、壁のひっかき傷を理由に、高額な修繕費用を請求されました。

Bさんは、まず、自分で壁の修繕を試みました。ホームセンターで補修材を購入し、丁寧にひっかき傷を修復したのです。

そして、修繕後の壁の写真を管理会社に送りました。すると、管理会社は、Bさんの誠意ある対応に感銘を受け、修繕費用を大幅に減額してくれたのです。

Bさんの事例からわかるように、自分でできる範囲で修繕を試みることも、交渉を有利に進めるための有効な手段です。

まとめ:諦めずに、一歩ずつ解決へ

賃貸退去時の高額請求は、誰にとっても大きなストレスです。しかし、諦めずに、この記事でご紹介した対処法を実践することで、必ず解決の糸口は見つかります。

今回のケースでは、まず、請求内容を精査し、負担義務のない費用が含まれていないか確認しましょう。そして、管理会社や大家さんと交渉し、減額を求めてみましょう。

交渉が難航する場合は、専門機関に相談することも検討しましょう。

あなたなら、きっとこの問題を解決できるはずです。応援しています!

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