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コーギーの子犬の夜鳴きと噛み癖、どうすれば?【犬の専門家が徹底解説】

#犬のしつけ
 

コーギーの子犬との生活、可愛いけれど夜鳴きや噛み癖に悩まされているのですね。特に賃貸物件にお住まいの場合、近隣への迷惑も気になり、不安な気持ちでいっぱいだと思います。でも、ご安心ください!子犬の時期によくある行動には、それぞれ理由があり、適切な対応をすることで改善できます。

この記事では、コーギーの子犬の夜鳴きや噛み癖の原因と対策、そして奥様ばかりに飛びかかる理由について、具体的なアドバイスをまとめました。ぜひ、最後まで読んで、愛犬とのより良い関係を築いていきましょう。

まずは、今回のご質問を改めて確認しましょう。

こんにちは。三ヶ月のコーギーを飼っています。夜によく吠えたり暴れたりがほぼ毎日あります。賃貸なので迷惑になるぐらい高い声で鳴きます。初心者なのでわからないことばかりですが子犬はやはりあたりまえなのでしょうか?一度トレーナーの人に来てもらった時に性格が特殊やなぁとか繊細やなぁとかゆわれました。トイレはおぼえたのですが、やはり咬みグセと吠えるのはなくしたいですが、いい方法はないですか?里親にだしたりするのはやはり嫌なので家族として住んでいきたいですがこのままでは難しくなります。いいアドバイスくださいお願いします。補足あと嫁ばかりとびかかるのはなぜなんですか?

子犬の夜鳴き、その原因と対策

子犬の夜鳴きは、飼い主さんにとって大きな悩みの種ですよね。特にコーギーのような活発な犬種の場合、その鳴き声も大きく、賃貸住宅では近隣への影響も気になります。しかし、夜鳴きには必ず原因があり、それを理解することで適切な対策を講じることができます。

夜鳴きの主な原因

分離不安:子犬は、母親や兄弟と離れて新しい環境に来たばかりで、孤独や不安を感じやすいです。特に夜間は、飼い主さんの姿が見えなくなるため、不安が強まり夜鳴きにつながることがあります。
要求吠え:子犬は、お腹が空いたり、トイレに行きたかったり、遊びたかったりすると、飼い主さんに要求を伝えるために吠えることがあります。
環境への不適応:新しい環境に慣れていない子犬は、物音や光、温度変化などに敏感に反応し、吠えることがあります。
体力があり余っている:日中の運動量が不足していると、夜間にエネルギーが有り余ってしまい、興奮して吠えることがあります。

具体的な対策

1. 安心できる環境を作る
クレートトレーニング:クレート(犬用のハウス)を安全な場所として認識させ、夜はクレートで寝かせるようにしましょう。クレートの中に、飼い主さんの匂いがついたタオルや、お気に入りのおもちゃを入れてあげると、より安心できます。
寝室を近くにする:最初のうちは、子犬のクレートを飼い主さんの寝室に置いて、気配を感じられるようにすると、安心感を与えることができます。徐々に距離を離していくと良いでしょう。
リラックスできる音楽:犬用のリラックス音楽や、自然の音などを静かに流すと、落ち着いて眠りやすくなります。

2. 日中の過ごし方を見直す
十分な運動:子犬の体力に合わせて、散歩や室内での遊びを取り入れ、十分に運動させましょう。特に夕方は、しっかりと運動させることで、夜間の睡眠を促すことができます。
知育玩具の活用:知育玩具を使って、遊びながら脳を刺激することも効果的です。おやつを隠して探させるゲームや、パズルなど、様々な種類の知育玩具を試してみましょう。
規則正しい生活:食事、散歩、遊び、睡眠の時間を毎日一定にすることで、子犬の生活リズムを整え、安心感を与えることができます。

3. 夜鳴きへの対応
無視する:夜鳴きをしても、すぐに構わないようにしましょう。構ってしまうと、「吠えれば飼い主さんが来てくれる」と学習してしまい、夜鳴きが悪化する可能性があります。
インターホン:夜鳴きが激しい場合は、一度だけ落ち着いた声で「静かに」と指示し、それでも鳴き止まない場合は、無視を徹底しましょう。
専門家への相談:夜鳴きが改善しない場合は、獣医さんやドッグトレーナーなどの専門家に相談し、アドバイスをもらいましょう。

甘噛み、その原因と対策

子犬の甘噛みは、成長過程でよく見られる行動ですが、放置すると成犬になってから問題行動につながる可能性があります。甘噛みの原因を理解し、正しい対応をすることで、噛み癖を予防することができます。

甘噛みの主な原因

歯の生え変わり:生後3ヶ月頃から、乳歯から永久歯への生え変わりが始まります。歯茎がむず痒いため、何かを噛むことで不快感を和らげようとします。
遊びの一環:子犬同士で遊ぶ際、お互いを噛み合って遊びます。そのため、人間に対しても同じように噛むことがあります。
好奇心:子犬は、様々なものを噛むことで、その感触や味を確かめようとします。
要求:遊びたい、構ってほしいなどの要求を伝えるために、飼い主さんを甘噛みすることがあります。

具体的な対策

1. 噛むおもちゃを与える
安全な素材:子犬が安全に噛める、犬用のおもちゃを与えましょう。硬すぎるおもちゃは、歯を痛める可能性があるので、適度な硬さのものを選びましょう。
色々な種類:ロープ、ぬいぐるみ、ゴムなど、様々な素材のおもちゃを用意し、子犬の好みに合わせて選びましょう。
冷やして与える:歯の生え変わり時期には、冷やしたおもちゃを与えると、歯茎のむず痒さを和らげることができます。

2. 甘噛みをエスカレートさせない
痛いことを伝える:甘噛みをされたら、大げさに「痛い!」と叫び、遊びを中断しましょう。これを繰り返すことで、噛むと遊びが終わってしまうことを学習させます。
無視する:甘噛みをされたら、目を合わせずに、子犬から離れましょう。構ってもらえないことを理解させることが重要です。
体罰はNG:叩いたり、大声で叱ったりするなどの体罰は、子犬を恐怖させ、攻撃性を高める可能性があります。絶対にやめましょう。

3. 遊び方を見直す
手や指で遊ばない:手や指を噛ませる遊びは、甘噛みを助長する可能性があります。おもちゃを使って遊ぶようにしましょう。
引っ張りっこはNG:引っ張りっこは、犬の狩猟本能を刺激し、興奮を高める可能性があります。特に噛み癖のある子犬には、避けた方が良いでしょう。
遊びの時間を短くする:興奮しすぎると、甘噛みが出やすくなります。遊びの時間を短く区切り、クールダウンする時間を作りましょう。

4. 褒めて強化する
おもちゃを噛んだら褒める:おもちゃを噛んでいる時は、「良い子だね」と褒めてあげましょう。おもちゃを噛むことが良いことだと学習させます。
噛む以外の行動を褒める:お座りや伏せなど、噛む以外の行動を指示し、成功したら褒めてあげましょう。

奥様ばかりに飛びかかるのはなぜ?

奥様ばかりに飛びかかるというのも、よくあるお悩みです。これにはいくつかの理由が考えられます。

考えられる原因

興奮:奥様が帰宅した時や、遊んでいる時に、興奮して飛びかかることがあります。
要求:構ってほしい、遊んでほしいなどの要求を伝えるために、飛びかかることがあります。
上下関係:犬が、奥様を自分より下に見ている場合、優位性を示すために飛びかかることがあります。

具体的な対策

1. 飛びかかりを無視する
目を合わせない:飛びかかってきたら、目を合わせずに、体を背けましょう。
触らない:飛びかかってきても、撫でたり、抱きしめたりしないでください。
無言で立ち去る:飛びかかりが収まるまで、無視を続け、落ち着いたら声をかけましょう。

2. 飛びかかりを予防する
低い姿勢で近づく:犬に近づく際は、低い姿勢でゆっくりと近づきましょう。
おやつを使う:飛びかかってくる前に、おやつを見せて、お座りや伏せをさせましょう。
興奮させない:帰宅時や遊ぶ際は、落ち着いた声で話し、興奮させないようにしましょう。

3. 家族全員で協力する
同じように接する:家族全員が、犬に対して同じように接することが重要です。
役割分担:散歩や食事の世話など、役割を分担し、犬との関わりを持つようにしましょう。
トレーニング:家族全員で、犬のトレーニングに参加し、指示の出し方を統一しましょう。

賃貸での犬との暮らし、注意すべきこと

賃貸物件で犬と暮らす場合、近隣住民への配慮が欠かせません。トラブルを避けるためにも、以下の点に注意しましょう。
契約内容の確認:ペット可の物件でも、犬種やサイズに制限がある場合があります。契約内容をしっかりと確認しましょう。
騒音対策:防音性の高い部屋を選ぶ、防音マットを敷くなど、騒音対策を行いましょう。
清潔を保つ:こまめに掃除をし、臭い対策を行いましょう。
散歩のマナー:散歩の際は、必ずリードをつけ、フンの始末をしましょう。
近隣住民への挨拶:引っ越しの際は、近隣住民に挨拶をし、犬を飼っていることを伝えましょう。

まとめ

コーギーの子犬との生活は、大変なこともありますが、それ以上に喜びや癒しを与えてくれます。夜鳴きや噛み癖などの問題行動は、適切な対応をすることで改善できます。焦らず、根気強く向き合い、愛犬との信頼関係を築いていきましょう。もし、どうしても手に負えない場合は、専門家の力を借りることも検討しましょう。

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