DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
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たくさんの「愛犬との暮らし」の投稿が集まったら一冊の本になり、「国会図書館」に納品されます。
大家さんの行動に困っているのですね。お気持ちお察しいたします。せっかく借りたお家で、心安らかに愛犬と過ごしたいのに、それではゆっくり休むこともできませんよね。今回は、大家さんとの関係を悪化させずに、現状を改善するための具体的な方法を、犬との暮らしという視点を交えながらお伝えします。
まずは、状況を整理しましょう。大家さんの行動は、善意から来ている可能性もありますが、度が過ぎるとプライバシーの侵害にあたる可能性があります。特に、犬の散歩に勝手に行く行為は、犬の安全管理上も問題です。
まず、大家さんがなぜそのような行動をするのか、背景を考えてみましょう。考えられる理由はいくつかあります。
親切心：本当に親切で、住人が快適に暮らせるように手助けしたいと思っている。
物件への愛着：長年所有している物件で、手入れをすることで物件の価値を維持したいと思っている。
寂しさ：話し相手が欲しい、誰かの役に立ちたいと思っている。
勘違い：住人が喜んでいると思い込んでいる。
理由が分かれば、対応策も考えやすくなります。
大家さんの訪問日時、行動内容、そしてそれによってあなたが感じたことなどを記録しておきましょう。具体的な記録は、後々話し合いをする際に役立ちます。例えば、以下のように記録します。
日付：〇月〇日（〇）
時間：午前10時～12時
大家さんの行動：庭の草むしり、除草剤散布
あなたの気持ち：日曜日でゆっくりしたかったのに、騒音で落ち着かなかった。犬が除草剤を舐めてしまわないか心配だった。
記録を元に、大家さんと直接話し合ってみましょう。感情的にではなく、冷静に、困っていることを伝えることが大切です。
感謝の気持ちを伝える：まずは、いつも物件を気にかけてくれていることへの感謝を伝えましょう。「いつも庭の手入れをしていただき、ありがとうございます」など、感謝の言葉から入ることで、相手も話を聞き入れやすくなります。
具体的な困りごとを伝える：具体的に困っていることを伝えましょう。「草むしりは大変助かりますが、除草剤は犬が舐めてしまうと心配なので、控えていただけると嬉しいです」「犬の散歩は、私が責任を持って行いたいので、ご遠慮いただけますでしょうか」など、具体的に伝えることで、誤解を防ぎ、理解を得やすくなります。
自分の気持ちを伝える：「毎週のように来られると、落ち着いて過ごすことができず、少し疲れてしまいます」など、自分の気持ちを正直に伝えましょう。ただし、非難するような言い方は避け、「～していただけると助かります」というように、お願いする形で伝えるのがポイントです。
代替案を提案する：例えば、「庭の手入れは、私たち家族でもできますので、もし何かありましたら、事前にご連絡いただけますでしょうか」など、代替案を提案することで、大家さんも納得しやすくなります。
犬の安全を強調する：犬を飼っている場合は、犬の安全に関わることを強調しましょう。「犬は家族の一員なので、安全には特に気を配っています。散歩は私が責任を持って行きたいので、ご理解いただけますでしょうか」など、犬への愛情を示すことで、相手も理解を示してくれる可能性が高まります。
「〇〇さん、いつも庭の手入れをしていただき、本当にありがとうございます。おかげで、気持ちよく生活できています。ただ、少しお願いがありまして…。除草剤の件なのですが、うちで飼っている犬が庭で遊ぶことがあり、もし除草剤を舐めてしまうと心配なので、今後は控えていただけると嬉しいです。
それから、犬の散歩の件なのですが、犬の健康状態や安全を考えると、私が責任を持って行いたいと思っています。〇〇さんのご厚意は大変ありがたいのですが、今後はご遠慮いただけますでしょうか。
毎週のように来ていただいていることも、大変感謝しております。ただ、私たちも日中は仕事で疲れており、週末は家でゆっくり過ごしたいという気持ちもあります。もし何かありましたら、事前にご連絡いただけると助かります。」
直接話し合うのが難しい場合は、手紙やメールで伝えるのも一つの方法です。手紙やメールであれば、自分の気持ちを整理して、冷静に伝えることができます。
丁寧な言葉遣いを心がける：手紙やメールは、直接会って話すよりも、言葉のニュアンスが伝わりにくいため、より丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
感謝の気持ちを伝える：話し合いと同様に、まずは感謝の気持ちを伝えましょう。
具体的な困りごとを伝える：具体的に困っていることを、冷静に伝えましょう。
自分の気持ちを伝える：自分の気持ちを正直に伝えましょう。
代替案を提案する：代替案を提案することで、相手も納得しやすくなります。
返信を求める：最後に、「お忙しいところ恐縮ですが、お返事をいただけると幸いです」など、返信を求める言葉を添えましょう。
〇〇様
いつも大変お世話になっております。
〇〇様には、日頃から庭の手入れなど、何かと気にかけていただき、心より感謝申し上げます。おかげさまで、気持ちよく生活させていただいております。
さて、突然のご連絡で大変恐縮なのですが、〇〇様にお願いしたいことがございます。
庭の除草剤の件なのですが、実は、我が家で飼っている犬が庭で遊ぶことがあり、もし除草剤を舐めてしまうと心配しております。つきましては、誠に恐縮ではございますが、今後除草剤のご使用は控えていただけますでしょうか。
また、犬の散歩の件につきましても、〇〇様にはいつもお気遣いいただき、大変感謝しております。しかしながら、犬の健康状態や安全を考えると、私自身で責任を持って散歩を行いたいと考えております。つきましては、大変恐縮ではございますが、今後は散歩のご厚意はご遠慮させていただけますでしょうか。
〇〇様には、いつも何かと気にかけていただき、本当に感謝しております。しかしながら、毎週のように訪問していただきますと、私たちも落ち着いて過ごすことができず、少し疲れてしまうこともございます。つきましては、大変恐縮ではございますが、何かございましたら、事前にご連絡いただけますでしょうか。
お忙しいところ大変恐縮ですが、ご理解いただけますようお願い申し上げます。
末筆ではございますが、〇〇様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
敬具
大家さんとの話し合いがうまくいかない場合は、管理会社に相談してみましょう。管理会社は、第三者として、客観的な立場からアドバイスをしてくれます。
状況を正確に伝える：管理会社に相談する際は、これまでの経緯や具体的な状況を正確に伝えましょう。
記録を提出する：記録を取っている場合は、管理会社に提出しましょう。具体的な記録は、状況を把握する上で役立ちます。
希望する解決策を伝える：管理会社に、どのような解決策を希望するのかを伝えましょう。例えば、「大家さんに、過剰な訪問を控えてもらうように伝えてほしい」「契約内容を見直してほしい」など、具体的な希望を伝えることで、管理会社も対応しやすくなります。
管理会社に相談しても解決しない場合は、弁護士に相談することも検討しましょう。弁護士は、法律の専門家として、あなたの権利を守ってくれます。
状況を正確に伝える：弁護士に相談する際は、これまでの経緯や具体的な状況を正確に伝えましょう。
証拠を提出する：記録や写真など、証拠となるものがあれば、弁護士に提出しましょう。
希望する解決策を伝える：弁護士に、どのような解決策を希望するのかを伝えましょう。
賃貸契約書には、大家さんの権利や義務、そしてあなたの権利や義務が記載されています。契約内容を確認し、大家さんの行動が契約に違反していないか確認しましょう。
立ち入りに関する条項：契約書に、大家さんが自由に物件に立ち入ることができるという条項がないか確認しましょう。
修繕に関する条項：契約書に、修繕に関する条項がどのように記載されているか確認しましょう。
特約：契約書に、特別な取り決め（特約）がないか確認しましょう。
上記の方法を試しても改善が見られない場合は、引越しを検討することも視野に入れましょう。心身ともに疲弊してしまう前に、新たな住まいを探すことも一つの選択肢です。
退去時の費用：退去時にかかる費用（敷金、礼金、クリーニング費用など）を確認しましょう。
違約金：契約期間中に解約する場合、違約金が発生する可能性があります。契約書を確認しましょう。
引越し先の物件選び：引越し先の物件を選ぶ際は、今回の経験を活かし、大家さんとの関係性や管理体制などを事前に確認しましょう。
今回のケースは、大家さんの善意が裏目に出てしまった例と言えるでしょう。しかし、犬と暮らす賃貸物件では、大家さんとの良好な関係は非常に重要です。日頃からコミュニケーションを密にし、お互いを尊重する姿勢を持つことが大切です。
例えば、
挨拶をする：大家さんに会ったら、笑顔で挨拶をしましょう。
感謝の気持ちを伝える：何かしてもらった際には、感謝の気持ちを伝えましょう。
近況報告をする：犬の様子や、日々の生活について、簡単な近況報告をしましょう。
相談をする：何か困ったことがあれば、気軽に相談してみましょう。
これらのことを心がけることで、大家さんとの信頼関係を築き、より快適な犬との暮らしを送ることができるでしょう。
今回の記事が、あなたと愛犬が安心して暮らせる住まいを見つけるための一助となれば幸いです。
