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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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ペット不可マンションで大家さんが犬を飼育!契約違反にはならないの?【犬との賃貸トラブル】

#賃貸トラブル
 
5月に新しくマンションに転居をしたのですが、そのマンションはペット不可のマンションでした。入居説明の時にもその旨は伝えられたのですが、実際に住んでみると、犬を飼っているおうちがあったのです。後々わかったことなのですが、大家さんも同じマンションの最上階に住まれていて、このマンションを建設前から犬を飼っていたそうです。そういった記載や説明はいっさいなく、すごく不快な気持になりました。ペット不可なこともあり、少し高い家賃でも了承して入居を決めたのですが、すごく悲しいです。管理会社に問い合わせると、その事実を知りながらも2年以上放置していたとのことでしたが、こちらとしては法律上で知らせる義務はないと言われてしまい、契約違反ではないのですか?と尋ねたところ契約違反ではないという顧問弁護士さんからの回答がきました。そのため、もし退去することになっても敷金、礼金や引っ越し代を出す義務はないといわれました。言葉は悪いですが、大家さんの住んでいるマンションでは、大家さんは何をやっても許されるということですか?と聞くと、そうなりますという回答でした。本当に管理会社さんの言うとおりで、こちらは泣き寝入りするしかないのでしょうか。

【結論】まずは契約書を再確認!弁護士や専門機関への相談も検討を

ペット不可のマンションに入居したのに、大家さんが犬を飼っているという状況は、確かに不快で納得がいかないですよね。管理会社の対応も不誠実で、どうすれば良いか途方に暮れていることと思います。

結論から言うと、この状況で泣き寝入りする必要はありません。まずは契約書を隅々まで確認し、専門家への相談も視野に入れることをおすすめします。

この記事では、同様のケースを参考に、あなたが取るべき具体的な対応策を解説します。ぜひ最後まで読んで、解決の糸口を見つけてください。

【ケーススタディ】ある入居者の苦悩と解決への道

これは、都内在住のAさんの体験談を基にした物語です。Aさんは、愛犬との別れを決意し、駅から徒歩5分の好立地にあるペット不可のマンションに引っ越しました。

「これで静かに、安心して暮らせる…」

そう思っていたのも束の間、Aさんは同じマンションの住人が犬を飼っていることに気づきます。しかも、その犬の飼い主は、なんと大家さんだったのです。

「ペット不可って、一体何の意味があるの…?」

Aさんは、まるで裏切られたような気持ちになりました。管理会社に問い合わせても、「大家さんの犬だから仕方ない」「契約違反にはならない」の一点張り。

途方に暮れるAさんでしたが、諦めずに弁護士に相談することにしました。

弁護士の見解:契約書と判例から見えてくるもの

弁護士は、Aさんの契約書を詳細に確認し、過去の判例を調査しました。その結果、以下の点が明らかになりました。
契約書の内容: ペット禁止の条項が明確に記載されている
判例: ペット禁止のマンションで、大家がペットを飼育することが契約違反と判断された事例が存在する

弁護士はAさんに、「大家さんの行為は、契約上の義務違反にあたる可能性が高い」と伝えました。

Aさんの反撃:内容証明郵便の送付と交渉

弁護士のアドバイスを受け、Aさんは大家さん宛に内容証明郵便を送付しました。内容証明には、以下の内容を記載しました。
ペット禁止の契約であるにも関わらず、犬が飼育されている事実
契約違反であることの指摘
犬の飼育を止めるよう求めること
応じない場合は、法的措置も検討すること

内容証明を送付後、大家さんからAさんに連絡がありました。最初は「昔から飼っている犬だから」と主張していましたが、弁護士が作成した法的根拠を示す書面を見せると、態度を軟化させました。

最終的に、大家さんは犬を実家に預けることで合意。Aさんは、平穏な生活を取り戻すことができました。

ケーススタディから学ぶ教訓

Aさんのケースから学べる教訓は、以下の3点です。

1. 契約書をしっかり確認する: 契約内容は、あなたの権利を守るための重要な根拠となります。
2. 専門家を頼る: 法律の専門家である弁護士は、あなたの味方になってくれます。
3. 諦めずに交渉する: 毅然とした態度で交渉することで、解決の道が開けることがあります。

【ペット不可マンションで犬の鳴き声問題発生!?】

Aさんのように大家さんが犬を飼っているケースだけでなく、他の入居者がこっそり犬を飼っているケースも考えられます。犬の鳴き声や臭い、共用部分の汚れなどが原因で、トラブルに発展することも少なくありません。

犬の鳴き声問題:Bさんの場合

Bさんは、静かな環境を求めてペット不可のマンションに引っ越しました。しかし、入居後すぐに、隣の部屋から犬の鳴き声が聞こえてくることに気づきました。

最初は我慢していましたが、鳴き声は日に日に大きくなり、夜中まで続くこともありました。睡眠不足になったBさんは、精神的に追い詰められていきました。

管理会社への相談と対応

Bさんは、管理会社に相談しましたが、「証拠がない」「他の入居者からの苦情がない」という理由で、なかなか対応してもらえませんでした。

そこでBさんは、鳴き声を録音し、日時や状況を記録しました。さらに、同じように犬の鳴き声に悩んでいる他の入居者を探し、連名で苦情を申し立てました。

その結果、管理会社は事態を重く見て、犬の飼い主に対して注意喚起を行いました。その後、鳴き声は徐々に収まり、Bさんは平穏な生活を取り戻すことができました。

犬の鳴き声問題から学ぶ教訓

Bさんのケースから学べる教訓は、以下の3点です。

1. 証拠を集める: 鳴き声の録音や記録は、問題を解決するための強力な武器になります。
2. 他の入居者と協力する: 同じ悩みを抱える仲間がいれば、問題解決に向けて協力しやすくなります。
3. 諦めずに訴え続ける: 管理会社が動かない場合は、根気強く訴え続けることが大切です。

【ペット不可マンションでのトラブルを避けるために】

ペット不可のマンションを選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。
契約書の内容を隅々まで確認する: ペット禁止の条項が明確に記載されているかを確認しましょう。
管理体制を確認する: 管理会社の対応や、過去のトラブル事例などを確認しましょう。
入居者層を確認する: 小さな子供や高齢者が多いマンションは、比較的静かな環境が期待できます。

【まとめ】泣き寝入りせずに、できることから始めよう!

ペット不可のマンションで、大家さんが犬を飼っているという状況は、決して許されるものではありません。まずは契約書を確認し、管理会社や弁護士に相談するなど、できることから始めましょう。

諦めずに解決に向けて行動することで、きっと平穏な生活を取り戻せるはずです。

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