愛犬と女性が本を読むイラスト

犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

DOGFRIENDLYでは、犬との素敵な物語・愛犬の写真を本に収め、半永久的に思い出を残す活動を行っています。
愛犬との「暮らし」にまつわる思い出を本にしませんか?出版にかかる費用は0円です。
たくさんの「愛犬との暮らし」の投稿が集まったら一冊の本になり、「国会図書館」に納品されます。

投稿してみる

賃貸マンションの犬の粗相問題!我慢の限界?管理会社への報告前にできること

#近隣トラブル
 
同じ住宅(賃貸)に住んでいる人が犬を飼っています。その犬がエレベーターや階段でおしっこをしても飼い主は掃除をしません。土曜日になれば業者の清掃がありますが、犬を飼うマナーがなっていないと思います。ちなみに、すごく臭いです。他にも断定は出来ませんが、その犬一家が引っ越して来てからゴミ出しのマナーも最悪です。燃えるゴミの日にプラスチックゴミも出していたり、燃えるゴミの日に袋に入らない状態で服が無造作に捨てられていたり…。あげく、食べ終わった蟹の殻が発泡スチロールにむき出しの状態で捨てられていた事もありました。今は収まりましたが、夜中に子どもと音が響く駐車場でバレーボールをしたり、子供たち数人が集まって集合玄関で座ってお菓子を食べ散らかしても、子供達だけで夜遅くまで花火をしてても怒らない親です。(夜は仕事にいっていておばあちゃんがいるはず)マナー悪すぎて限界なのですが、これは管理会社に報告しても良いんでしょうか?

賃貸マンションでの犬の粗相、ゴミ出しマナー違反、騒音問題… 集合住宅での暮らしは、様々な人が共同生活を送る場であるため、どうしてもトラブルが発生してしまうことがありますよね。特に、犬を飼っている場合、鳴き声や臭い、共用部分の汚れなど、他の住民に迷惑をかけてしまうケースも少なくありません。

今回のケースは、同じマンションの住人が飼っている犬の粗相、ゴミ出しのマナー違反、騒音といった問題が複合的に発生しており、非常に深刻な状況です。我慢の限界を感じていらっしゃるのも当然でしょう。

結論から言うと、管理会社への報告は有効な手段の一つです。しかし、報告する前にできること、報告する際の注意点などを知っておくことで、よりスムーズな問題解決につながる可能性があります。

今回は、犬との共生におけるトラブル解決の糸口を探るべく、様々な角度から解決策を検討していきましょう。

ケーススタディ:トラブル解決までの道のり

今回のケースのような問題は、決して珍しいものではありません。実際に、同様の経験をしたAさんの事例を見てみましょう。

Aさんは、都内の賃貸マンションに住む会社員です。Aさんのマンションにも、犬を飼っている住人がいましたが、その犬が共用廊下で頻繁に粗相をしていました。飼い主は注意する様子もなく、臭いが廊下に充満し、Aさんは不快な思いをしていました。

Aさんは、まず管理会社に相談しました。管理会社は、飼い主に対して注意喚起を行いましたが、改善は見られませんでした。そこでAさんは、他の住民にも同様の被害が出ていることを確認し、連名で管理会社に再度相談しました。

その結果、管理会社は、飼い主に対して契約解除を通告。飼い主はマンションから退去し、Aさんの悩みは解消されました。

Aさんの事例からわかるように、管理会社への相談は、問題解決の第一歩となります。しかし、管理会社に相談するだけでなく、他の住民と協力したり、証拠を集めたりすることで、より効果的な問題解決につながる可能性があります。

管理会社への報告前にできる3つのこと

管理会社に報告する前に、以下の3つのことを試してみましょう。

1. 証拠の収集

犬の粗相、ゴミ出しのマナー違反、騒音など、具体的な証拠を集めましょう。
写真や動画を撮影する
発生日時、場所、状況などを記録する
他の住民にも同様の被害が出ているか確認する

これらの証拠は、管理会社に問題を理解してもらい、対応を促す上で非常に重要になります。例えば、犬の粗相の写真を撮影する際には、日付と場所がわかるように工夫しましょう。騒音の場合は、騒音計アプリなどで音量を記録するのも有効です。

2. 冷静な話し合い

可能であれば、犬の飼い主と直接話し合ってみましょう。
感情的にならず、冷静に状況を説明する
具体的な改善策を提案する
お互いの立場を理解するよう努める

ただし、相手が逆上する可能性もあるので、慎重に進める必要があります。話し合いの際には、第三者を同席させるのも有効です。また、話し合いの内容は記録しておきましょう。

話し合いで解決できれば、それが一番良い結果です。しかし、話し合いがうまくいかない場合は、無理に交渉を続ける必要はありません。

3. マンションの規約確認

マンションの管理規約を確認し、犬の飼育に関するルールや、禁止事項を確認しましょう。
ペットの飼育に関する条項
共用部分の使用に関する条項
騒音に関する条項
ゴミ出しに関する条項

規約に違反している場合は、管理会社に違反内容を具体的に伝えましょう。規約違反は、管理会社が対応する上で強力な根拠となります。

例えば、「ペット飼育細則第5条に『共用部分での排泄は禁止する』と明記されているにも関わらず、〇月〇日にエレベーター内で犬が排泄し、清掃されていない」といった具体的な指摘をすることで、管理会社は対応せざるを得なくなるでしょう。

管理会社への報告:5つのポイント

上記の準備を終えたら、いよいよ管理会社への報告です。以下の5つのポイントを押さえて、効果的に問題を伝えましょう。

1. 書面での報告

口頭だけでなく、書面で報告することで、記録が残り、言った言わないのトラブルを防ぐことができます。
日付、氏名、部屋番号を明記する
具体的な被害状況を記載する
証拠となる写真や動画を添付する
改善してほしい内容を明確にする

書面で報告することで、管理会社も真剣に対応せざるを得なくなります。

2. 連名での報告

他の住民にも同様の被害が出ている場合は、連名で報告することで、問題の深刻さをアピールできます。
署名を集める
代表者を決める

連名で報告することで、管理会社は「一部の住民のわがまま」として問題を軽視することができなくなります。

3. 具体的な要望

単に「困っている」と伝えるだけでなく、具体的な要望を伝えましょう。
飼い主への注意喚起
共用部分の清掃
規約違反者への罰則
再発防止策の実施

具体的な要望を伝えることで、管理会社は具体的な対策を検討しやすくなります。

4. 対応の確認

管理会社がどのように対応してくれるのか、具体的なスケジュールを確認しましょう。
担当者の名前と連絡先を確認する
対応期限を確認する
進捗状況の報告を求める

対応が遅い場合は、催促することも重要です。

5. 第三者への相談

管理会社が対応してくれない場合は、弁護士や消費者センターなど、第三者に相談することも検討しましょう。
弁護士:法的アドバイスや交渉を依頼する
消費者センター:相談や情報提供を受ける

第三者に相談することで、新たな解決策が見つかる可能性があります。

犬との共生:トラブルを未然に防ぐために

今回のケースは、犬の飼い主のマナーの問題が根本にありますが、集合住宅で犬と暮らす以上、トラブルは起こりうるものです。トラブルを未然に防ぐためには、以下の点に注意しましょう。
犬を飼う前に
マンションの規約を確認する
近隣住民への配慮を心がける
犬のしつけを行う
犬の健康管理を徹底する
日々の生活で
散歩時のマナーを守る
無駄吠えをさせない
共用部分を清潔に保つ
近隣住民とのコミュニケーションを大切にする

犬を飼うことは、素晴らしい経験ですが、同時に責任も伴います。犬と暮らす人も、そうでない人も、お互いを尊重し、快適な共同生活を送れるよう心がけましょう。

専門家からのアドバイス

今回の問題について、ペット共生住宅に詳しい専門家Bさんに意見を伺いました。

Bさん:「集合住宅でのペット飼育は、ルールとマナーを守ることが大前提です。今回のケースのように、一部の飼い主のマナー違反が、他の住民の生活を脅かすことは許されるべきではありません。管理会社は、規約に基づき、毅然とした態度で対応する必要があります。また、住民同士のコミュニケーションを促進し、相互理解を深めることも重要です。」

Bさんのアドバイスにもあるように、管理会社だけでなく、住民全体で問題解決に取り組む姿勢が大切です。

まとめ:諦めずに、解決に向けて行動を

今回の記事では、賃貸マンションでの犬の粗相問題について、解決策を検討してきました。
管理会社への報告は有効な手段
報告前にできること(証拠収集、話し合い、規約確認)
報告時のポイント(書面、連名、具体的な要望、対応確認、第三者への相談)
トラブルを未然に防ぐための注意点

問題解決には時間がかかるかもしれませんが、諦めずに、できることから一つずつ行動していくことが大切です。今回の記事が、皆様の快適な生活の一助となれば幸いです。

犬と暮らせる部屋の相談バナー

犬と暮らせるお部屋、探します。

「ペット可物件」だけでは不安……。
DOGFRIENDLYでは、犬との暮らしを大切にした物件探しをお手伝いしています。
犬種や広さ、周辺環境など、どんなことでもお気軽にご相談ください。

     犬と暮らせる物件を探す

おすすめの記事