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犬との素敵な物語〜犬との暮らし〜

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多頭飼いの犬のしつけ、赤ちゃんとの共存、引越し後の無駄吠え対策:今からできること

#犬のしつけ
 

この記事では、3歳のチワックスと4歳のミニチュアダックスとの生活で、赤ちゃんを迎えたことをきっかけに生じたお悩みについて、具体的な解決策を提示します。特に、以下の3つのポイントに焦点を当て、飼い主様が今日から実践できるアドバイスを提供します。

1. 赤ちゃんの安全を守るための舐め癖、飛びつき癖の矯正
2. 引越し後の無駄吠え対策
3. 運動不足解消と食糞対策

3歳のチワックスと4歳のミニチュアダックスを飼っています。今まで一緒にベッドで寝たり、小型犬なのでとびつきなども許していましたが、赤ちゃんが産まれてそうはいかなくなりました。しつけをちゃんとできなかったせいでかわいそうな思いをさせてしまうことになりましたが…ダメな事を教えていくことにしました。

1. 赤ちゃんの顔を舐めないように
2. 嬉しくて興奮したりとびついたりしないで落ち着けるように
3. 実家から賃貸に引越すので無駄吠えをやめさせる

一緒に寝るのをやめてクレートで寝かせるのは少し前からはじめて、今のところできています。無駄吠えは知らない人の声がする時、飼い主に来て欲しい時、飼い主が帰ってきて嬉しい時、ごはんが欲しい時などに吠えます。無視をしたりしていますが、今のところ無駄吠えはなくなっていません。子どもが小さいのでなかなか散歩にいけなくてストレスもあると思います…。食糞もありますが、獣医さんにも素早く片付けるしかないと言われて気をつけて見ています。だめな飼い主ですが、今からでもワンちゃんのため、赤ちゃんのためにしつけをちゃんとしたいです。どこからはじめればいいでしょうか。アドバイスよろしくお願いします!

1. 赤ちゃんの安全を守るための舐め癖、飛びつき癖の矯正

赤ちゃんを迎えた家庭では、犬が赤ちゃんに危害を加えないようにするためのしつけが不可欠です。特に、顔を舐める行為や興奮して飛びつく行為は、赤ちゃんの安全を脅かす可能性があります。

1-1. なぜ犬は顔を舐めるのか?

犬が人の顔を舐める行為は、愛情表現の一つと考えられています。また、子犬が親犬に食べ物をねだる行動の名残であるとも言われています。しかし、赤ちゃんの場合、免疫力が低いため、犬の唾液に含まれる細菌が感染症を引き起こす可能性があります。

1-2. 舐め癖の矯正方法

「ダメ」の指示:犬が赤ちゃんに近づき、舐めようとしたら、低い声で「ダメ」と指示します。
代替行動の指示:指示に従ったら、「オスワリ」や「フセ」など、別の行動を指示し、成功したら褒めてご褒美を与えます。
物理的な距離:赤ちゃんが犬の行動範囲に入らないように、ベビーサークルやゲートを設置します。
根気強い訓練:犬が新しいルールを理解するまで、根気強く訓練を繰り返します。

1-3. 飛びつき癖の矯正方法

犬が人に飛びつく行為は、興奮や喜びの表現ですが、赤ちゃんや高齢者にとっては危険な行為です。
無視:犬が飛びついてきたら、目を合わせず、体を背け、完全に無視します。犬が落ち着くまで待ちます。
「オスワリ」の指示:犬が落ち着いたら、「オスワリ」を指示し、成功したら褒めてご褒美を与えます。
訪問者の協力:訪問者にも、犬が飛びついてきたら無視するように伝えます。
リードの活用:散歩中や玄関先で、犬が飛びつこうとしたら、リードを短く持ち、飛びつきを制御します。

1-4. 専門家のアドバイス

ドッグトレーナーのAさんは、「犬のしつけは、一貫性と根気強さが重要です。家族全員が同じ指示を出し、犬が混乱しないようにしましょう。また、犬の行動をよく観察し、飛びつきそうになる前に『オスワリ』などの指示を出すことで、問題行動を未然に防ぐことができます」と述べています。

2. 引越し後の無駄吠え対策

引越しは犬にとって大きなストレスとなり、無駄吠えの原因となることがあります。特に、集合住宅では、無駄吠えは近隣住民とのトラブルに発展する可能性もあるため、早めの対策が必要です。

2-1. なぜ犬は無駄吠えをするのか?

犬が無駄吠えをする原因は様々ですが、主なものとして以下が挙げられます。
警戒心:新しい環境や音に慣れていないため、警戒して吠える。
分離不安:飼い主と離れることへの不安から吠える。
要求吠え:飼い主の注意を引くため、または何かを要求するために吠える。
退屈:運動不足や刺激不足から吠える。

2-2. 無駄吠え対策の基本

原因の特定:まずは、犬がどのような状況で吠えるのかを観察し、原因を特定します。
環境への慣らし:引越し後、徐々に新しい環境に慣れさせます。犬のお気に入りの毛布やクッションを持ち込み、安心できる場所を作ってあげましょう。
社会化:散歩などで、新しい環境や人に慣れさせます。
運動:十分な運動をさせ、ストレスを解消します。
無視:要求吠えの場合、吠えても無駄だということを教えるために、無視をします。ただし、吠え止んだら褒めてご褒美を与えます。
専門家の助け:無駄吠えが改善しない場合は、ドッグトレーナーや獣医に相談しましょう。

2-3. 無駄吠え防止グッズの活用

無駄吠え防止首輪:犬が吠えると、電気ショックやスプレー、音などで刺激を与える首輪です。使用には注意が必要で、専門家と相談の上、適切に使用しましょう。
サウンドセラピー:犬がリラックスできる音楽や自然の音を流すことで、不安を和らげ、無駄吠えを抑制します。
アロマセラピー:犬が落ち着く効果のあるアロマオイルを使用します。ただし、犬にとって有害なアロマオイルもあるため、獣医に相談してから使用しましょう。

2-4. 賃貸物件での注意点

賃貸物件では、無駄吠えは近隣住民とのトラブルに繋がる可能性があります。
防音対策:窓や壁に防音シートを貼る、厚手のカーテンを取り付けるなど、できる限りの防音対策を行いましょう。
近隣への配慮:引越し後、近隣住民に挨拶をし、犬を飼っていることを伝え、理解を求めましょう。
管理会社への相談:無駄吠えが改善しない場合は、管理会社に相談し、対策を検討しましょう。

3. 運動不足解消と食糞対策

赤ちゃんのお世話で忙しい毎日では、犬の散歩時間を十分に確保することが難しいかもしれません。しかし、運動不足は犬のストレスの原因となり、問題行動を引き起こす可能性があります。また、食糞は衛生的な問題だけでなく、犬の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。

3-1. 運動不足解消の工夫

室内での遊び:ボール遊びや引っ張りっこなど、室内でできる遊びを取り入れましょう。
知育玩具:知育玩具を活用し、犬の脳を刺激し、退屈を解消します。
短時間散歩:毎日短時間でも良いので、散歩に出かけましょう。
ドッグラン:時間がある時に、ドッグランに連れて行き、自由に走り回らせましょう。

3-2. 食糞対策

食糞の原因は様々ですが、主なものとして以下が挙げられます。
栄養不足:消化不良や栄養不足を補うために、糞を食べる。
ストレス:ストレスや退屈から糞を食べる。
過去の経験:子犬の頃に、親犬が糞を掃除するのを見て、真似をする。
病気:消化器系の病気や寄生虫感染が原因で、食糞をする。

3-3. 食糞対策の基本

原因の特定:まずは、犬がなぜ食糞をするのかを観察し、原因を特定します。
食事の見直し:栄養バランスの取れた高品質なドッグフードを与えましょう。
消化酵素の添加:消化酵素を添加することで、消化を助け、栄養吸収を促進します。
こまめな掃除:糞を見つけたら、すぐに片付けましょう。
「ダメ」の指示:犬が糞に近づいたら、「ダメ」と指示します。
専門家の助け:食糞が改善しない場合は、獣医に相談しましょう。

3-4. 食糞防止グッズの活用

食糞防止スプレー:糞にスプレーすることで、犬が嫌がる味や臭いをつけ、食糞を防止します。
食糞防止サプリメント:犬が嫌がる成分を含んだサプリメントを、食事に混ぜて与えます。

4. まとめ:犬も赤ちゃんも幸せに暮らすために

犬と赤ちゃんとの生活は、喜びとChallengesに満ち溢れています。犬のしつけ、無駄吠え対策、運動不足解消、食糞対策など、様々な課題がありますが、根気強く取り組むことで、犬も赤ちゃんも幸せに暮らすことができます。

今回の記事では、具体的な解決策を提示しましたが、犬の性格や生活環境によって、効果的な方法は異なります。もし、問題が解決しない場合は、専門家(ドッグトレーナーや獣医)に相談することをおすすめします。

最後に、犬との生活は、私たちに多くの喜びと癒しを与えてくれます。犬との絆を大切にし、共に成長していきましょう。

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